草場麻美子(くさばまみこ) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介
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有限責任監査法人トーマツ

監査・保証事業本部 東日本第二事業部

シニアスタッフ

草場 麻美子 くさば まみこ

IPO監査×アパレル企業で専門性を高めるため挑戦し続ける
リーダータイプ
リーダータイプ

1987年5月4日生まれ(36歳)
北海道出身 ・ 東京都在住
大学卒

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

私自身の強みは、前職であるアパレル企業の経験で得られたコミュニケーション能力と知識です。
コミュニケーション能力については、監査で最も大切なスキルであると感じています。監査はチームプレーであるため、チーム内のコミュニケーションも多く求められます。また、クライアントがあってこその仕事ですので、サービス業と同様に、クライアントへのコミュニケーションの仕方も非常に大切になります。前職の経験でコミュニケーション能力は一定水準備わったと自負しており、様々な場面でコミュニケーションが求められる監査の現場でも生かされていると感じています。
前職の業界知識については、前職での勤務経験があるからこそ得られた最大の強みであると思っています。私はアパレル企業に勤めていたため、アパレルの業界知識には自信がありました。また、将来的にもアパレル企業に携わる会計士になりたいという思いがあるため、入社当初からアパレル企業の監査を強く希望していました。幸運なことに、前職の経験を考慮してもらい、現在、希望していたアパレル企業の監査に携わることができています。そして、監査実務においても前職で得た業界知識は非常に役立っていると感じています。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

クライアントから会計相談を受け専門家として回答をした結果、感謝をされた際にやりがいや面白みを感じます。
監査業務をするうえではクライアントからの会計相談は避けられません。入社当初は、クライアントからの会計相談は先輩が対応していましたが、私自身も会計相談に対応する機会も増えています。
監査という第三者的立場から財務諸表を検討するという性質上、会計処理を直接指示することは出来ませんが、会計相談の内容にそぐわない回答をすることはできないという緊張感、会計の専門家としてのプライドから、十分に調査し内部で協議した結果をクライアントに伝えます。
調査する過程は、自分自身の勉強にもなりますし、調査結果をメンバーで議論する時は、様々な人の見解や知見に触れることができるので非常に面白みを感じます。そのうえで、クライアントから感謝されることはとてもやりがいにつながることだと感じています。
今後も単に監査業務をこなすだけでなく、クライアントを俯瞰し、一歩踏み込んだバリューを提供できる会計士でありたいと思っています。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

私が入社した時期からCOVID-19による在宅勤務が始まりました。トーマツに入社して初めての現場配属もリモートで、リモート第1期生という環境でした。先輩含めリモート環境での業務に慣れている人は少なく、メンバー間のコミュニケーションの取り方に少々苦戦しました。しかし、在宅時もオンライン会議ツールなどを利用して頻繁に進捗確認を行い、気軽に情報共有できる体制を整えたり、時には感染状況を鑑みながら少人数にて対面で会う機会を設けるなど、コミュニケーションが活性化するよう工夫しました。
結果、メンバーとの信頼関係を構築することができ、コミュニケーションも円滑に行うことができるようになりました。
最近では後輩も増えてきており、後輩一人ひとりの個性に合わせたOJTに日々試行錯誤していますが、今後も相手の立場に立ち、配慮を忘れずに、コミュニケーションを取っていきたいと思っています。

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