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某建設会社

非公開

非公開

匿名(男性)

“お客様のため”そして“家族の幸せのため”。人を大切にしながら経理業務に従事する企業内会計士
事務次官タイプ
事務次官タイプ

40代
非公開出身 ・ 非公開在住
非公開(大学卒)

7人生の目的と公認会計士という資格

会計士を目指したときは、20代で独身でした。その後、監査法人に勤務して、会計士の妻と結婚し、家族も増えました。人生の目的はというと、やはり家族が幸せになることが一番で、自分のキャリア形成は二の次だと考えるようになりました。子育てにも参加し、妻のキャリアプランもセットで考えて行かなければならない難しさがありますが、将来、夫婦で何か一緒にビジネスができないかと考える面白さもあります。また、会計士を目指したときから“定年“という考え方は無くなりました。

生涯現役で、何かしらビジネスを通じて社会に関わっていきたいと思っています。そうすると、監査法人時代からの転職は、私にとっては自然な流れでありましたし、また、今40代前半ですから、これから先の30年近くのキャリアプランを考えると、何かを選択して失敗だということはないはずです。自分の価値観を信じて、会計士のバックボーンを持ちながら、いろんなことにチャレンジしていける人生があるのではないかと思いますし、またそうでなければ楽しい人生ではないでしょう。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

今の会社で実現できていないことがいくつかあって、若手の人材育成、決算体制の強化、会計システムの刷新、資本政策、事業承継など。会社自体にその問題意識を持ってもらうところからなので、長期的な検討が必要ですし、どこまで自分が企業内会計士として関与できるのか、そうした課題もあります。

一方で、将来のキャリアプランを考えると、いずれは独立したい夢もあります。会社内部の課題を解決していくことも、もちろんやりがいはありますが、自分自身で仕事をとってきて、自分自身で会計や税務のサービスを提供したい、自分自身で仕事をコントロールしたいという思いもあります。今の業務経験だけでは、すぐに独立というのは困難と思われ、どこかのタイミングで“税務”分野の業務経験を獲得する必要があろうかと模索中です。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

私自身のキャリアは、上記のとおりで決して華々しいものではなく、そして未だ道半ばであります。だからこそ、共感してもらえる点も多々あろうかと思いますし、またその逆で、“そうならないように”という意味で参考になる点もあるのではないかと思います。その上で、このような私が思うのは、まずは思った通りに行動してみてはどうだろうかと思います。なぜなら、一般事業会社への転職を経験してみて感じることは、やはり公認会計士の資格はそれなりに知名度があり、また監査法人での監査業務を経験した人であれば、メンバーと情報共有しながら業務を遂行する能力、全体を俯瞰して業務プロセスを立案して実行できる能力、物事の裏付けを取りながら論理的に意思決定していく能力などを持っていて、基本的に事務処理能力は相当高く、アドバンテージは必ずあります。

転職や独立に仮に1回くらい失敗しても、2回目も3回目もチャンスはいくらでもあり、監査法人への復帰のほか、一般事業会社の経理、税理士事務所への転職など、いくらでも仕事はあるはずで、食いっぱぐれは絶対にありません。であれば、何か会計士として、もっと言えば会計士としてではなくても何か興味のある分野があるのであれば、是非そこに一歩でも近づけるように、踏み出してみてはいかがかと思います。

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