山口千里(やまぐちちさと) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

PwC Japan有限責任監査法人

東日本事業部

ディレクター

山口 千里 やまぐち ちさと

会計を軸に、国境を越えて仲間とつながる。監査という仕事で居場所を広げていく。
リーダータイプ
リーダータイプ

1986年12月29日生まれ(39歳)
富山県出身 ・ 東京都在住
中央大学商学部会計学科 卒業

リーダータイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
  • 30
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  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 17.6%

人とコミュニケーションをとることが好きで、新しい価値観や知識の吸収に貪欲である。
協調性も高く、相手に対して思いやりを持って接することができるため周囲から頼りにされやすい。
自身の仕事に対しても責任感を持って誠実に取り組むことができるが、予想外のトラブルや問題が起こった時には動揺したりイライラしたりすることもある。
上昇志向があるため内にこもらず積極的に物事に挑戦していく傾向にある。

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1キャリアサマリー
2009年
あらた監査法人(現PwC Japan有限責任監査法人)入社
化学・消費財部門所属
2015年
第1子出産のため休職
2015年
復職
2016年
テクノロジー・エンターテインメントアシュアランス部へ異動、マネージャー昇格
2020年
第2子出産のため休職
2020年
復職、シニアマネージャー昇格
2023年
企画管理本部へ異動、ディレクター昇格
2025年
東日本事業部(旧テクノロジー・エンターテインメントアシュアランス部)へ異動

 私は富山県で育ち、中学2年生までを過ごしました。当時の私は、たとえ自分の考えが周囲と異なっていても、それを主張すると居場所を失ってしまうかもしれないという不安があり、違和感があっても周囲に合わせながら過ごしていました。環境に合わせてきたこの経験が、後に「居場所」について考える原点になったと感じています。
 その後、家族の転勤で米国ミシガン州に渡り、約4年半、現地校に通いました。異文化や語学の壁に直面する中で、ネイティブのアメリカ人の輪に自然に馴染むことは容易ではありませんでしたが、言葉だけではないつながりを求めて、学校のスポーツクラブ活動には積極的に参加しました。そこで、言葉よりもまず共通の何かに一緒に取り組むことで、周りの人々とつながりが生まれ、居場所をつくることを体験しました。
 現地のハイスクールを卒業後、大学進学のタイミングで帰国しました。大学では公認会計士を目指し、勉強仲間やゼミでの活動を通じて、同じことに魅力を感じ、同じ目標を目指す共通の仲間と出会うことができました。公認会計士という資格は、私にとって単なる専門性ではなく、居場所や人とのつながりをつくるベースとなっています。
 公認会計士の世界では、専門分野やバックグラウンドの異なる幅広い人々と出会うことができると感じています。専門性を軸として、国内外に仲間を作ることができ、多様な仲間と協働できる監査法人という環境に、大きなやりがいと楽しさを感じています。

2監査法人に入社することを選択したきっかけ

 私が公認会計士を志したのは17歳のときです。中学2年生の時に渡米したため、在米期間が長い級友と比べると、語学力には、並大抵の努力では埋めきれない差があると感じ、彼らと同じ土俵で戦う自信は持てませんでした。このため、大学進学および就職は米国ではなく日本で行いたいと考えるようになりました。
 米国には日本人駐在員の子どもを対象にした帰国子女向けの専門塾がありました。日本の高校のカリキュラムに追いつくための講座のほか、英語力を強化する講座もありましたが、進路相談も行うことができ、私はその塾の先生に公認会計士を薦められました。経済やビジネスに強い関心を持っていたことが主な理由です。資格との掛け算で差別化を図りたいと考えていた私にとって、この助言は響きました。語学力そのものに強い自信がなくても、異文化環境での経験を通じて、相手のバックグラウンドを理解しながら関係性を築く国際力は自分の強みになります。
 公認会計士を目指すため、中央大学商学部に進学、経理研究所に入り、2年生の春に日商簿記1級に合格しました。2年生から本格的に公認会計士試験の受験勉強を始め、3年生で短答式と論文1科目、4年生秋に論文4科目に合格しました。
 3か月という短い就活期間であらた監査法人(現PwC Japan有限責任監査法人)への就職を決めましたが、自分の海外経験を活かすことができる環境であり、就職活動中に出会った方々から受ける印象が良かったこともあり、決断しました。入社して実際に働いていく中で、そのときの自分の直感が正しかったことを確信しました。

3監査法人での仕事の内容、特徴、キャリアパス

 最初の配属は化学・消費財部門で、担当先の企業は日本の上場会社と外資系企業の日本法人が半々でした。両者から学びを得ることができる環境でキャリアがスタートし、充実した日々を過ごしました。特に外資系企業の日本法人担当の業務では、外国人の方とのやり取りが中心で、本社側との交渉の中で語学力を活かせるという満足感がありました。また、クライアントだけでなく、世界各国のPwCネットワークのスタッフと話す機会も多く、会計・監査においては世界共通の考え方があることも知ることができました。
 入社から6年後に第1子を妊娠し、産休・育休を取得しました。復職後、現場の主査として1つのプロジェクトをやり遂げ、充実感を味わっていたところ、テクノロジーやエンターテインメントを主とする業種の上場会社や、その子会社に対して会計監査を提供するテクノロジー・エンターテインメントアシュアランス部への異動という新たなオファーがありました。テクノロジー業界を希望して手を挙げていたわけではなく、業界に縛られずに新しいことがしたい、チャレンジしたい、ということを周囲に話していたところ、偶然にもその機会に巡り合えることができました。
 新しいことにチャレンジすることを決意し、さまざまな経験を積んでいた中で、第2子を妊娠し、再び産休・育休を取得しました。復職後にシニアマネージャーに昇格、3年後にディレクターに昇格し、法人全体の経営企画や経営管理に関わる業務を担う企画管理本部に異動になりました。この部門には2年間在籍しましたが、これまで現場目線だった視野から、法人全体や社会の中における監査法人の役割を考えるきっかけとなる仕事に多く携わりました。今後の将来を考えるにあたってのかけがえのない経験となっています。現在は東日本事業部に所属し、テクノロジー業界のグローバル企業の監査やIPO業務を担当しています。
 今までのキャリアの中で、多様な人との出会いや、尊敬できる先輩・仲間との関係が、自分の価値観や働き方に影響を与えています。その中で、仕事においては、「One of them」にならず、自分のアイデンティティを持つことを常に意識していて、「やりたいことをやる」「やっていることを楽しむ」という姿勢を大切にしています。

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