與世田温子(よせだあつこ) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介
会計士の履歴書 > 履歴書一覧 > 與世田 温子

willsi株式会社

取締役

與世田 温子 よせだ あつこ

掛け合わせで新しい価値を生み続ける。強みを活かして会計人の裾野を広げる女性起業家
リーダータイプ
リーダータイプ

1983年4月4日生まれ(36歳)
宮崎県出身 ・ 埼玉県在住
熊本大学 理学部 環境理学科 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

私の人生の目的は2つあって、1つ目は毎日笑顔で楽しく生きること。これはどの職業を選択しても、また働いていなくても達成したい。2つ目は社会に貢献すること。これは公認会計士であるということが非常に役立っている。

監査人として監査法人で働いていたときはもちろん、公認会計士という資格や、勉強してきた知識が役立った。正しい会計数値が世間に公表される前の最後の砦として、社会に貢献しているという自負があった。

現在は監査の仕事はしていないが、簿記を教えるときに公認会計士試験で得た知識、監査法人で働いた経験が役立っている。会計は、単に会社取引の記録として使われるだけではなく、損益の計算、投資の判断など広く深く必要とされるツールだ。だから会計を学ぶ人がもっと増えてほしいと願っているし、会計教育の裾野にいる人間としてもっとわかりやすく教えたいと思う。

社会に貢献、といってもさまざまな方法があると思うが、公認会計士の専門性を生かし、公認会計士にしかできない貢献ができているのを嬉しく思う。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

自分の会社をもう少し大きくして、もっとたくさんの人にサービスを提供したい。また、理想とする会社にしたい。

私が理想とする会社は、さまざまな状況の人が働ける会社だ。
自宅で働きたい、通勤して働きたい、週2日だけ働きたい、週5日働きたい、子育て中で10時から14時だけ働きたい、介護しながら働きたい…

会社が必要とする能力があっても、限定された勤務形態に沿う人しか働けないのではもったいないと感じる。自宅が良い人は自宅で、たとえ子供がいても通勤した方が楽しい人は託児所付きで通勤、バリバリ働いて能力を発揮したい人はバリバリ働いてもらうような会社にするのが理想だ。
そうすれば、サービス面と雇用面の両方で、社会に少しは貢献できるのではないかと考えている。

そのために必要な、会社の規模を拡大するための新しい柱となる事業を安定させたいと考えている。
また、うまくいくかは未定だが、1人1人をケアするためには、あまり会社を大きくしすぎないのも重要と考えている。「売上規模上位10位」には入らなくとも「従業員が幸せな会社上位10位」に入るような会社を目指したい。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

私は簿記教育に身を置いている関係で、会計士受験生の意見を耳にすることが多い。会計士受験生の不安としては、合格しても監査法人に就職できるか、監査法人に就職しても一生仕事に困らない資格なのかということもある。会計士受験生はリスクを負って勉強しているので、合格したあかつきには一生仕事にありつけるか不安に思うのは当然だ。

監査法人に就職できるかに不安はないように思うが、その後、一生仕事に困らないかどうかは人それぞれだ。ただ、公認会計士では生活できないから他の仕事をしている、という人を知らないので、安心して受験をしてほしい。

さて、本題に戻ると、公認会計士を一生モノの資格にするために、積極的にチャレンジしてみてはどうかと思う。監査法人で働いている人は、新しい科目、新しいクライアント、海外勤務…。監査法人以外では、転職や独立、私のようにアプリや書籍の執筆…。現状に固執せず、新しいことに積極的にチャレンジすると、新しい知識や経験を得て、公認会計士という資格が次第に磨かれていくように感じる。そうすると、どんどん仕事が楽しくなり、楽しい仕事に没頭しているうちに、使い切れないほどのお金が付いてくるだろう。夢物語ではなく、私はそのような公認会計士を何人も知っている。

積極的にチャレンジする精神は、会計士受験生にも持ってもらいたい。点数が伸びない科目があるなら、講師や友人に勉強法を聞いてほしいし、後回しにしていた難しい論点に手を付けてほしい。

さらに公認会計士は、何かにチャレンジするのに最適な資格だと感じる。なぜなら、失敗してもリカバリーできるからだ。
私は監査法人を辞めて8年、自分が好きな仕事に没頭する一方、どこかに「お金が尽きたら誰かに頼み込んで監査のバイトをさせてもらおう」という安心感があった。私にとって公認会計士の資格は、チャレンジに失敗してもいいという甘えというよりは、より積極的にチャレンジできる土台のようだ。

ぜひ小さいものから大きなものまで安心してチャレンジを繰り返し、一生モノの資格にしてほしい。

1 2 3