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willsi株式会社

取締役

與世田 温子 よせだ あつこ

掛け合わせで新しい価値を生み続ける。強みを活かして会計人の裾野を広げる女性起業家
リーダータイプ
リーダータイプ

1983年4月4日生まれ(36歳)
宮崎県出身 ・ 埼玉県在住
熊本大学 理学部 環境理学科 卒業

会計士データ
  • 年齢
    30代
    回答者全体の
    68.1%
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  • 役職
    取締役
    回答者全体の
    18.9%
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  • 企業種別
    独立
    回答者全体の
    24.3%
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  • 出身
    九州
    回答者全体の
    4.9%
    一覧へ
リーダータイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
  • 30
  • 20
  • 10
  • 0
  • 10
  • 20
  • 30
  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 18.4%

人とコミュニケーションをとることが好きで、新しい価値観や知識の吸収に貪欲である。
協調性も高く、相手に対して思いやりを持って接することができるため周囲から頼りにされやすい。
自身の仕事に対しても責任感を持って誠実に取り組むことができるが、予想外のトラブルや問題が起こった時には動揺したりイライラしたりすることもある。
上昇志向があるため内にこもらず積極的に物事に挑戦していく傾向にある。

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1キャリアサマリー
2007年
監査法人トーマツ(現 有限責任監査法人トーマツ)入社
2011年
willsi株式会社 設立、取締役就任

「理科が好き」という理由だけで高校、大学と理系に進み、学生生活をエンジョイする。
大学2年のとき、当時メキメキと成長していたソフトバンクの孫社長に憧れ、起業を決意する。しかし、自分は社会のことを何も知らないと思い、まずは社会勉強のため公認会計士になることにする。

2007年、公認会計士2次試験に合格、監査法人トーマツに入社する。ERS(IT監査)と国内監査の2つの部署をかけもちする。

2011年、起業の夢を叶えるため監査法人トーマツを退社、willsi株式会社を設立する。willsi株式会社ではまずスマートフォンのアプリ開発を手掛ける。アプリ開発の事業を始めたのは「スマートフォンが好き」そして「これから伸びる市場と感じた」から。お金も知識もなかったので、まずは自分でやってみようと思い、0からデータベースとプログラミングを勉強。お試しで制作した簿記アプリ「パブロフ簿記」をリリースする。簿記受験生から「パブロフ簿記がわかりやすい」と予想外に大きな反響をいただき、他のアプリを制作するかたわら、簿記のテキスト「パブロフ流でみんな合格日商簿記3級テキスト&問題集」なども執筆している。

2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

監査法人ではIT監査と国内監査の両方を担当させていただき、本当に貴重な経験だった。

IT監査の部署には、IT企業出身でシステムにとても詳しい先輩がたくさんいて、私は先輩と一緒に何十社ものクライアントを訪れた。公認会計士試験でも内部統制監査の一環としてIT監査について勉強したが、実務は甘くなかった。クライアントの担当者は皆システム部門の人だ。行っていることの全体像は理解できるが、目の前で話されている会話がまったく理解できない。最初の1か月は、先輩の影に隠れて、システムの専門用語をこっそり検索していた。先輩からは、ときに厳しく、ときに優しく、たくさんのことを教えてもらった。

勉強のかいあって、1年も経つと次第に1人でも業務をこなせるようになった。ちょうど内部統制監査の導入期だったこともあり、IT統制についてクライアントの方と話す機会が多く、たくさんの経験を重ねることができた。今では、そのときの経験を生かし「パブロフくんと学ぶITパスポート」という本を執筆しているというオマケつきだ。

国内監査の部署では、先輩は皆、公認会計士であり、また同期もたくさんいたのでIT監査で感じたような劣等感を感じることは少なかった。私たち後輩に対しても、クライアントに対しても真摯に向き合う素晴らしい先輩・上司と仕事をすることが多く、私の仕事に対する価値観はこのとき生まれたように思う。

このような状況で働いていたため、監査法人を辞めるときは後ろ髪を引かれる思いであったが、夢を叶えたいという気持ちを優先させ、監査法人を退職した。特に会計や監査、これまでの経験にとらわれることなく、設立した会社の事業を決めた。しかし、仕事に向き合う姿勢や、ビジネスでの細かいあれこれは、監査法人で学んだことばかりだ。大学2年生のとき「自分は社会のことを何も知らない」と、まずは公認会計士になることを選択した自分は正しかったのではないかと思う。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

現在はwillsi株式会社でアプリ開発、書籍の執筆を行っている。アプリは簿記だけでなく、行政書士試験や危険物試験もリリースしている。書籍は日商簿記2級と3級のテキストや問題集、ITパスポート試験のテキストなどだ。

特徴は「わかりやすい」こと。もしかしたらユーザー様、読者様から100%「わかりやすい」とは言ってもらえないかもしれないが、私としては日々「わかりやすい」を追及している。「わかりやすい」というのは、初学者や簿記が苦手な人でもスッと理解でき、スラスラと問題を解くことができ、試験に合格できることだ。

そのための工夫として、4コマ漫画やイラストをふんだんに使い、専門用語をやさしい言葉に置き換え、私が問題を解いている様子を動画にしている。4コマ漫画やイラストは、テキストの内容と完全にシンクロさせるため自分自身で描いている。

「わかりやすい」を追及しているのは、私自身が公認会計士を受験しているとき、簿記が非常に苦手だったことに起因する。理学部の学生であった私にとって、簿記で出てくる専門用語は初めて見るものばかりだった。手形などの仕組みも未知の世界。しかも、一生懸命に勉強して仕訳が書けるようになっても、総合問題をどう解いて良いかわからず、何年も点数が伸びなかった。
だから、イメージしにくい会社のさまざまな取引は4コマ漫画でイメージしやすくし、動画を見れば問題を解く流れやポイントがわかるようにしている。

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