姥貝賢次(うばがいけんじ) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

フィンテックを普及させ、金融における情報格差や機会格差を是正。誰もが未来にチャレンジできる社会を作る

姥貝 賢次

うばがい けんじ

生年月日
1980年8月17日(38歳)
所属企業
カウンティア株式会社
所属部署
役職
代表取締役
最終学歴
早稲田大学大学院 会計研究科 卒業
出身地
長野県
現住所
東京都
7人生の目的と公認会計士という資格

公認会計士という資格は、初めて会った人に期待を抱いて頂きやすいツールです。第一印象で、公認会計士としてのスキルや知見に期待をしてもらえる機会が多いのです。こうした信頼感は、より多くのビジネス機会に出会えると感じています。

私の人生の目的は、「金融の未来を切り拓き、地球規模の経済社会で未来を作っていくこと」です。その「経済社会の未来」に寄与するのが、いま推進しているフィンテック事業です。

フィンテックはあくまで「機能」で、直接的に「産業」を作っていくものではありません。
しかし、今後は非常に重要な「機能」となっていくことは間違いありません。フィンテックに精通することで、さまざまな「産業」を切り拓き、発展させていくことができると思っています。

また、フィンテックは金融とITの融合領域です。金融もITも国境を超えたボーダレスなビジネスに適しています。そういった意味でフィンテックは、グローバル、地球規模で新しい経済社会の未来を作っていく礎になるツールだといえるのです。

公認会計士に対する信頼感を土台として、さまざまなビジネス機会に出会い、フィンテックビジネスをとおして、国境を超えた経済社会の未来を作っていきたいと思っています。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

カウンティアは、これから一層フィンテック事業を突き詰めていきたいと思っています。それは、私には、フィンテックが、社会になくてはならない金融セクターとして進化していく「未来」が見えているからです。

先ほどもお話しましたが、フィンテック自体は「機能」であって「産業」そのものではありません。フィンテックのフィン(金融)とは、「価値情報の移転プロセス」のことです。つまり、フィンテックとは、「価値情報の移転プロセスをITでシステム化していくこと」と理解することができるのです。この「価値情報の移転プロセスをITでシステム化していくこと」とは、経済活動を行うあらゆる産業のすべての事業体で求められる「機能」となり得るものです。

そんな未来を証明するかのように、昨今、LINE、メルカリ、楽天などたくさんの大企業が、フィンテック事業に乗り出しはじめています。これから、フィンテックが事業の中心として存在感を増していき、多くのフィンテックビジネスが次々と構築されるような時代が到来します。

気がついたらさまざまな産業に、カウンティアによるフィンテックが「機能」として実装されている……、そんな未来を私たちは実現していきたいと考えています。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

新しいチャレンジをしたいという方は、「ゼロベースで物事を考えていける能力」を身につけると良いと思います。そのために必要なことは、過去の成功体験や資格に固執しすぎないことでしょうか。

「公認会計士」は、苦労して手に入れた素晴らしいライセンスです。しかし、このライセンスにとらわれすぎて新しいチャレンジができている人は少ないように思います。資格取得といった過去の成功体験にこだわりすぎてもチャレンジは難しい。

例えば、今までの会計士を「会計士1.0」、ゼロベースで考えられる会計士を「会計士2.0」と定義してみます。「会計士1.0」が「会計士2.0」に進化するためには「公認会計士」というキャリアを一度捨てるくらいの覚悟が必要です。これまでの会計士の延長上のみで生きていても、他の会計士と劇的に差別化することは不可能です。会計士1.1や1.2にマイナーチェンジが可能でも、「会計士2.0」にバージョンアップすることはできないでしょう。

「会計士2.0」は、未来に生きる会計士像。現在キャリアを模索されている会計士の方は、「会計士試験を乗り越えられたのだから、どんな新しいチャレンジもできるはず!」という未来志向の考えに切り替えて、どんどんチャレンジをしていきましょう。会計士受験生も合格した先の未来のチャレンジを思い描いて頑張ってください。

固定観念から解き放たれた時に、誰も想像したことがなかった未来の世界にたどり着くことができると思っています。

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