姥貝賢次(うばがいけんじ) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

カウンティア株式会社

代表取締役

姥貝 賢次 うばがい けんじ

フィンテックを普及させ、金融における情報格差や機会格差を是正。誰もが未来にチャレンジできる社会を作る
アーティストタイプ
アーティストタイプ

1980年8月17日生まれ(39歳)
長野県出身 ・ 東京都在住
早稲田大学大学院 会計研究科 卒業

会計士データ
  • 年齢
    30代
    回答者全体の
    68.1%
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  • 役職
    代表取締役
    回答者全体の
    34.1%
    一覧へ
  • 企業種別
    事業会社
    回答者全体の
    44.3%
    一覧へ
  • 出身
    中部
    回答者全体の
    14.6%
    一覧へ
アーティストタイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
  • 30
  • 20
  • 10
  • 0
  • 10
  • 20
  • 30
  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 3.2%

計画性を持って取り組むより、臨機応変に柔軟な態度で仕事と向き合う傾向にある。
しかしプレッシャーの強い状況や予想外の出来事が起こるとストレスや不安を感じがちである。
内向的な側面もあるが、人を思いやることができるため周囲との協調性も高い。
また新しい考えや意見を否定せず好意的に受け止めることができる。
物事を抽象化して考えることができるため、深く考えた上で意見を発することができる。

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1キャリアサマリー
2002年
学生時代からフリーランスのプログラマーとして起業を経験する。
2008年
監査法人トーマツに入社し、会計監査やシステム監査に従事する。
2015年
カウンティア株式会社を立ち上げ、フィンテック事業に参入。
2017年
VOYAGE GROUP(東証一部上場)と合弁で、仮想通貨事業を行うカウンティアバンク株式会社を設立。
2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

監査法人に入社する前の話になってしまうのですが、私は、高校生のときから“PCヲタク”で、趣味でパソコンの組み立てや、プログラミングなどをしていました。やがて、自分で作ったサイトの運営で収益を得て、また、ECサイトなどの受託開発も手がけるようになり、大学卒業後はフリーランスのプログラマーとなりました。

毎日、誰とも会話をせずにパソコンの画面に向かう日々。そんな生活を続けるうちに、あるとき「このままでは社会から取り残されてしまう! 社会の一員になって、仲間と仕事がしたい!!」という思いが芽生えました。

もともと経済への高い関心があり、コンサルティング業務にも惹かれていたので、次のキャリアとして公認会計士に照準を定め、必死に勉強して、公認会計士試験に合格しました。

28歳で監査法人に入社したので、遅めの新卒サラリーマンという感覚を持っていました。上司や先輩がいる状況や、クライアントとのやりとりなどもすべてが初めてで、あらゆることが新鮮でした。

会計監査のみならず、IPO支援やトーマツベンチャーサポートの業務にも関わらせていただきました。ITが得意なこともあり、ERS(エンタープライズリスクサービス)という部署でIT監査も経験しました。プロフェッショナルとして誇りを持って働くことができる環境に、満足していました。

振り返ると、監査法人で働く中で、社会人の作法・高い事務処理力・複雑な事象の分析能力が身につきました。また、社会的な信用も手に入れることができたと思います。

しかし、3〜4年経ったころ、日に日に「広い世界に飛び出して、クリエイティブな仕事にチャレンジしてみたい!」という思いを強めていきます。

企業の経済活動の結果から生成された財務諸表に対する監査にもやりがいを感じていましたが、自分でプロダクトを生み出し、それに対する世間の反応をキャッチし、キャッシュフローが生み出される。またそのお金を使って、次のプロダクトを開発していく……という、一連の経済活動を経験してみたくなったのです。本当にやりたいことは、「自分がビジネスの主体となって、大きなチャレンジをすることだ」と気がついたのです。

監査法人でキャリアを積むだけでは、その延長線上に自分の未来はないと気がついた以上、「早く起業家というキャリアを再開させたい」と思い、独立を決意しました。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

現在は、カウンティア株式会社とカウンティアバンク株式会社の代表をしています。

「カウンティア」という言葉は、計算するという意味の「カウント」と、未開拓領域を切り開くという意味の「フロンティア」を組み合わせた造語です。金融の未開拓領域へのチャレンジを続けたいという気持ちを込めました。

カウンティア株式会社では、「CFOサービス」・「フィンテックコンサルティング」・「フィンテック事業開発」という3つの事業を行っています。

「CFOサービス」は、クライアントとなるスタートアップ起業家に寄り添い、財務管理や資金調達などの財務戦略のアドバイスをしています。単に知識をお伝えするのではなく、二人三脚で財務課題を発掘し、解決に向けとことん一緒に頭を悩ませ、ともに歩んでいきます。

「フィンテックコンサルティング事業」は、フィンテック事業を推進するさまざまなプロジェクトの課題解決をしていきます。各種レギュレーション対応から事業ロードマップの整理、事業戦略の立案まで、フィンテックの専門家としての事業推進パートナーを担います。

「CFOサービス」や「フィンテックコンサルティング事業」は、クライアントが増えるにつれて、各社の課題に対する理解が蓄積されていきます。この蓄積から見えるものが、社会全体の財務の課題です。この社会全体の課題に対し、最先端技術を駆使して仕組化していくのが「フィンテック事業開発」です。「フィンテック事業開発」だけを担う企業に比べて、経営者のリアルな課題を個別に解決しつつ、社会全体に向けて作り上げた「課題解決の仕組み」をシステムとして還元できるのが弊社の強みです。

現在、「フィンテック事業開発」への取り組みとして、カウンティアバンク株式会社では、仮想通貨事業を展開しています。カウンティアバンク株式会社は、カウンティア株式会社と株式会社VOYAGE GROUP(東証一部)との合弁で設立した会社です。仮想通貨は、金融における情報格差や機会格差を是正し、新たな金融の仕組設計の可能性を秘めています。

現在の金融モデルは、銀行や証券会社が中心となる「中央集権型モデル」として整理できます。中央集権型の金融モデルは、「コントロール可能性」という大きなメリットがあり、資本主義の中心として世界の経済成長を牽引してきました。しかし、ITが高度に発展してきた現在、既存の中央集権型の金融モデルでは、小ロットで大量の金融ニーズには対応できなくなってきました。これは、エンロン事件やリーマンショックなど、社会的な金融不安が定期的に勃発してきている要因でもあるように思えます。
中央集権型の金融モデルにおいては、例えば、各社の人件費やシステム開発コストを賄うには、1回の取引で最大限の利益を上げなくてはならず、少額の投融資を受けたい人にお金がまわりにくいというデメリットがあります。
一方で、仮想通貨は「分散型モデル」と呼ばれるアーキテクチャがベースとなっており、「ブロックチェーン」技術によってP2Pネットワーク(複数の端末間で通信する際の構造の一つで、対等の者同士が通信をすることを特徴とする通信方式の一分野)上で管理・維持されていきます。莫大な金融システムの維持コストを、運営者側のみが負担する心配が少なくて済むのです。ブロックチェーン技術は、まだ生まれたばかりの技術でありデメリットもありますが、改ざん困難で低コストな金融システムとして、未来の金融として十分に期待できるものです。

このようなブロックチェーン技術をベースにした仮想通貨の仕組みによって、もっとお金が循環する社会を作る事ができます。例えば、規模の小さい企業や個人が、投融資を受けやすくなり、より沢山の人がチャンスを手にできる未来が、すぐそこにまで来ています。

私は、フィンテックを普及させ、金融における情報格差や機会格差を是正し、誰もが未来にチャレンジできる社会を作っていきたいと思っています。

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