浦山太貴(うらやまだいき) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

スマートキャピタル株式会社

アソシエイト

浦山 太貴 うらやま だいき

顧客満足が成長の原動力。コンサルタントは達成感と高揚感を感じられるやりがいのある仕事
リーダータイプ
リーダータイプ

1992年3月30日生まれ(31歳)
東京都出身 ・ 東京都在住
慶應義塾大学 経済学部 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

僕の人生の目標は「好きなことをしながら楽しく生きていきたい」というものです。馬鹿みたいですが大真面目にそう思っています。

好きなことというのは、前述の通り“人と協働し貢献すること”と“新しいことに挑戦してわくわくすること”なのですが、その目的を達成するにあたり、専門職である会計士という職業は、かなり魅力的だと感じています。会計という強い武器があるので、得意なフィールドでは高い質のサービスを提供することができます。また会計というのはビジネスの中核となるスキルのため、会計を軸にして、様々なことに挑戦することができます。

ただし、会計士という職業が魅力的なのは、“絶えず挑戦し、新たな強みを獲得する”姿勢があってこそだと思っています。会計というスキルは、それだけだと単なる数字が強い人で終わってしまいます。そうではなく、ハードスキルでもソフトスキルでもなんでも良いのですが、別の強みを獲得していくことが重要なのではないかと。会計は何かと掛け合わせることで、絶大な力を発揮するスキルだと思っていますし、どんなスキルとでも掛け合わせることができる、非常に万能なスキルだと思います。

そのため、自分の強みである何かと掛け合わせることで、自分だけの会計士像を作ることができます。自分らしく楽しく仕事をしていくという点において、会計士はとても魅力的な職業だと思います。僕自身も、最終的な自分なりの会計士像はまだまだ見えていませんが、自分らしく生きていく中で、少しずつ自分なりの会計士像を作り上げていくことができればと思っています。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

非常に私事な出来事で恐縮なのですが(笑)、昨年、親が50代にして起業をいたしました。昔からやりたかった事業があったようで、手のかかる一人息子が自立したのを機に起業したようです。すごく大きな決断だと思うのですが、毎日が新しいことへの挑戦の連続で、とても楽しそうに過ごしています。きっと、これからもどんどん新しいことを見つけて、挑戦していくのだと思います。その姿はとても若々しく、生き生きとしています。

その姿を見て、僕もそんな風になりたい、と最近思うようになりました。20代前半は、会計士として会計の世界にどっぷりと浸かり、会計という武器を手に入れる期間でした。20代後半は、SCに入らせていただき、会計とは別の領域でも挑戦をさせていただいています。30代、40代と月日を重ねていく中で、どこで何をしているのか全く想像もつきませんが、貪欲に新しいことに挑戦し、刺激的で楽しい日々を過ごしていきたいと思っています。

といいつつも、具体的なキャリアや将来の夢は全く定まっていません。このままプロフェッショナルとして生きていくのか、CFOを目指すのか、起業を志すのか、監査の世界に戻るのか、どんな選択肢もあり得ると思っています。ロールモデルとなる先輩方はたくさんいらっしゃいますが、いつか自分自身の夢というものを、明確に持てるようになれたら嬉しいですね。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

一番重要なのは“自分の強みを知ること”だと思います。強みというのは小手先のスキルの得意不得意ではなく、もっと根源的なものです。僕でいえば、“人と協働し貢献することが好き”と“新しいことに挑戦してわくわくすることが好き”というものですね。

僕の好きな本に、『「好き嫌い」と経営』という本があります。楠木健さんという方が書いていらっしゃる本です。多数の著名な経営者の方々に、それぞれの”好き嫌い”を語っていただく、という不思議な本なのですが、それぞれの”好き嫌い”が仕事への姿勢や経営方針に色濃く反映されていて、非常に興味深い内容でした。

結局、人を動かす原動力は、ロジカルなものではなく、感情的なものなのだと思います。そういった原動力があるからこそ人は夢中になれるし、並外れたアウトプットを出せるのではないでしょうか。そして、自分がどういう人間なのか、何に突き動かされる人間なのかを知っている人は、自分を上手くコントロールすることができ、残せる成果も大きくなるのだと思います。

当然ですが、まずは自分という人間が、ある程度は確立していなければなりません。そのためには多様な人生経験が必要です。様々なところに行き、様々な人に会い、挫折も失敗もして、色んな本も読んで、自己を確立して欲しいなと思います。そうすることで、会計士として、そして一人のビジネスマンとして、また一段階段を登れると思います。

もちろん、これは僕自身の課題でもあります。当然ではあるのですが、人間として未熟だなと思うところばかりで、日々反省の連続です。みんなで一緒に、魅力的な人財になっていきましょう。

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