浦山太貴(うらやまだいき) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

顧客満足が成長の原動力。コンサルタントは達成感と高揚感を感じられるやりがいのある仕事

浦山 太貴

うらやま だいき

生年月日
1992年3月30日(26歳)
所属企業
スマートキャピタル株式会社
所属部署
役職
アソシエイト
最終学歴
慶應義塾大学 経済学部 卒業
出身地
東京都
現住所
東京都
1キャリアサマリー

高校は慶應の附属校に通っていました。高校3年の終わり頃から会計士の試験勉強をはじめ、2011年度試験に大学2年で合格。大学4年に学生非常勤として新日本有限責任監査法人(以下EY)に入社します。

合格後、入社まで一年の時間があったので、全く異なる軸の勉強をしようと思い、財政社会学という学問のゼミに入ります。社会学・哲学的な観点から財政を考えていく、というちょっと特殊な学問です。会計士の仕事との繋がりは全くありませんが、色んな書籍・論文を読み漁る中で、“考えること”・“学び続けること”が身に付いたと思います。

EY入社後は、法定監査・IPO監査・事業再生DD(デューデリジェンス)、と様々な業務に従事させていただきました。IPO監査は担当(インチャージ)を3つ持っていたのですが、そのうちの1つはマザーズに上場、残りの2つは直前期までお付き合いして、自分の退職を機に後任の方に引き継ぎました。色んなことに手を出しましたが、IPO監査はその後の仕事観の軸になっています。

またそれ以外にも、営業活動や社内外の教育プログラム、採用と多岐にわたる経験を積ませていただきました。監査法人の若手の中では、かなり自由にやらせてもらった方だと思います。様々な方にお世話になりました。

2017年7月、シニア1年目のときに、スマートキャピタル株式会社(以下SC)に転職します。SCはM&AのFA、コンサルティング、事業投資などを活動領域としている会社でして、会計士は少なく、ファンド・コンサル出身の方が中心の職場です。EY時代とは仕事内容も異なるので、新たな学び・刺激に満ち溢れた、楽しい日々を過ごしています。

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この会計士のタイプは?

リーダータイプ
内向的
臨機応変型
大局タイプ
個人主義
伝統型
外向的
計画管理型
こだわりタイプ
集団主義
革新型
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人とコミュニケーションをとることが好きで、新しい価値観や知識の吸収に貪欲である。
協調性も高く、相手に対して思いやりを持って接することができるため周囲から頼りにされやすい。
自身の仕事に対しても責任感を持って誠実に取り組むことができるが、予想外のトラブルや問題が起こった時には動揺したりイライラしたりすることもある。
上昇志向があるため内にこもらず積極的に物事に挑戦していく傾向にある。
このタイプの会計士は回答者全体で、
6.9%います。
2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

EY時代の経験を、監査と非監査に分けて書かせていただきます。まず監査は、大企業の法定監査とベンチャーのIPO監査を双方担当し、幅広く経験を積ませて頂きました。中でも思い入れがあるのはマザーズ上場を果たしたクライアントです。IPO直前はかなりハードな日々でしたが、クライアントのためと思うと自然と頑張れる自分がいました。

IPO監査の特徴は、通常の監査よりもCFOとの距離が近いことだと思います。そのため、会計に限らず、色んな相談(雑談)を受けました。相談相手として認めてくれているというのがとても嬉しく、頑張って調べて答えようとしていました。ただ、どうしても答えられる範囲に限界がある。経営レベルの話になると全然ついていけない。それがとても悔しく、経営レベルの話ができる人材になりたいと強く思いました。

非監査ですが、特に思い入れが強いのは、社内外の教育プログラムの展開です。詳細は述べられませんが、社内には人材育成を、社外には会計教育を、もっと広め、また深めるべきだと提案しまして、プログラムの立案作成から実行までの全てを取り仕切らせていただきました。退職するまでの3年間、それらのプログラムの企画運営を行い、4年目からは別の者が担当しています。それらのプログラムは今も継続しています。

新しくプログラムを作るというのは、全てが一からで何も手本が無く、かなり苦労したのを覚えています。この内容で良いのか、もっと良いものはないのか、ということを絶えずシビアに自分に問うていく必要があり、また当然時間もかかるので、精神的・肉体的ともに大きい負荷がかかりました。ただし、新しいことに挑戦していく、というのはとても楽しく、今後もそんな仕事をしていきたいと感じました。

キャリア選択のきっかけは、「①経営レベルの話ができる人材になりたい」、「②絶えず挑戦し続ける仕事がしたい」という2つです。この2つを満たす人材になりたいと思い、監査法人以外の選択肢を考えるようになりました。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

現在所属している会社であるスマートキャピタル(以下『SC』という)は、前述の通り、M&AのFA(ファイナンシャルアドバイザリー)やコンサルティング、事業投資などを幅広く行っている会社です。M&AのFAは、企業の売手か買手のどちらかのアドバイザーとして、M&Aの成功を目指す仕事になります。コンサルティングは幅広く、求められた問いに対して調査・分析を行いレポーティングするものもあれば、経営企画や経営管理のサポートとしてクライアントに入り、半常駐形式で一緒に仕事を進めていく場合もあります。

会社の特徴は、扱っている領域が非常に広いことです。M&AのFAとコンサルティング、事業投資という3つの領域を包括的に扱っており、幅広いプロフェッショナルスキルを一気に学ぶことができる稀有な場だと思います。自分自身、SCに入るまではFAやコンサルティング、事業投資というものに漠然としたイメージしか持っていませんでしたが、様々な案件に触れる中で、かなりの学びを得ることができるようになりました。

なお、幅広いサービスの提供を実現できているのは、SCに所属しているメンバーの多様性によるものです。投資銀行や戦略コンサル、ファンドの出身者が数多くいらっしゃいますし、また事業会社で新規事業立ち上げの最前線にいた方も所属しています。学ぶことが非常に多い、魅力的な会社だと思います。

さらに、SCで取り扱う案件は経営レベルの課題であることが多いため、経営者の悩みに直に触れることができています。まさにEY時代、IPO監査に従事する中で求めていたことです。日々そのような話に触れることで、EY時代に比べ、自分自身の目線や考え方も、経営のレベルに近づいている実感を得ています。

上記のような会社なので、具体的な仕事の特徴としては、“仕事の内容が幅広く”、ゆえに“多様なスキルが求められる”ということが挙げられます。EY時代と比べて、より経営課題に近づいた問題を取り扱っているという達成感と、仕事の完成度を上げるため常に新たなスキルを学んでいるという高揚感の中で仕事をしています。肉体的にも精神的にもハードなので、質の高いアウトプットを出し続けるのは結構大変です。ただしその分仕事への集中力が高まりますし、仕事に精神を集中させている瞬間が好きなので、向いている仕事だと思います。

以上のように、会計に限らない幅広い知識・経験を得ることができており、また絶えず新たな挑戦が求められる環境は、自分にとってとても居心地が良いです。将来的なキャリアパスとしては、上述の通りSCでは様々な領域を取り扱っており、柔軟なキャリア設定に応えていただけますので、FAやコンサルティング、事業投資といったものをまずは幅広く勉強しながら、会計に限らず経営・組織・人事など、できる限り幅広い領域を取り扱うことができるプロフェッショナルになり、クライアントと自分が、一緒に成長していけるような関係になれたら良いなと思います。

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