甲村渓介(こうむらけいすけ) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

PwCあらた有限責任監査法人

テクノロジー・エンターテインメント部(TMT)

アソシエイト

甲村 渓介 こうむら けいすけ

迷ったら、やってみる
事務次官タイプ
事務次官タイプ

1992年2月26日生まれ(32歳)
島根県出身 ・ 神奈川県在住
京都大学 経済学部 卒業

事務次官タイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
  • 30
  • 20
  • 10
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  • 10
  • 20
  • 30
  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 3.6%

物事に勤勉に取り組み、計画性を持って着実に成果を積み上げる傾向にある。
関わる人に対し思いやりを持ち合わせているため、仲間と協力して仕事を進めることができる。
その反面、周囲の状況に過敏に反応してしまうところがあり、情緒面・感情面で不安定になりがちな傾向が。
感受性が強いため、想像力が豊かで物事に対して熟考したり、新しいものへの興味や他者の意見を柔軟に取り入れたりすることができる。

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1キャリアサマリー
2018年
PwCあらた有限責任監査法人に入社
テクノロジー・エンターテインメント部(TMT)に所属し現在に至る

大学時代に1年休学し、ボランティアなどの海外経験を積んだことで、その後の人生に影響を与えた二つの学びがありました。
一つ目は、「レールを外れてもなんとかなると思える自信・タフさを身に付けたこと」です。周囲が就職活動を終え順調に就職していく中、あえて卒業を遅らせるという道を選びましたが、その選択により経験できたことは沢山あり、マジョリティとして生きることが全てではないという人生観および心の余裕を身に付けることができました。
そして二つ目は「勉強することの大事さ・楽しさに気付いたこと」です。この海外経験で出会った学生たちは総じて良く勉強しており、同年代と思えないほど自身の専門分野や政治・国際情勢といった分野に深い知見を持っていました。このとき自身を省みて、非常に恥ずかしく思った記憶があります。以来、勉強により自身の知見が広がることが楽しいことだと思えるようになりました。

帰国後、すぐに目指すべき道は定まってはいませんでしたが、「幅広い分野に触れられるもの」「高度な専門知識が求められるもの」という2軸をもって就職活動を行い、銀行を選択しました。そして、当時のお客さまからの会計面での相談に対し調べて回答するうちに、会計の奥深さ・理路整然さに感銘を受け、より深く学びたいという思いが強くなっていきました。もともと従姉妹が公認会計士であったため、実際に話を聞いたところ、公認会計士とは職業的会計人として会計に対する深い知見が求められること、その知識を磨くために常に研鑽が必要であること、そして一人一人が独立したプロフェッショナルとしてのプライドを持って業務に当っていることを聞き、まさに自身が求めている職業だ、と直感的に感じました。この話を聞いた後の帰り道は、目指すべき道が見つかったことへの高揚感でいっぱいだったことを記憶しています。
そして銀行員を辞め公認会計士を目指すことを決心しましたが、休学を決断した時に加えこの時も私のわがままを受け入れ応援してくれた両親には、感謝の思いしかありません。
その結果、2018年の公認会計士試験に無事合格でき、PwCあらた有限責任監査法人に入社しました。


2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

公認会計士になったのなら、まずは公認会計士の独占業務である監査をやってみようと思ったのがきっかけであり、そこであまり深く悩んではいません。銀行員時代は、お客さまから情報を引き出すことが最も困難でしたが、監査を行う公認会計士は、立場上、必要であればどんな機密情報の開示もお願いでき、その情報をもとに職務を遂行することから、お客さまと信頼関係がより構築できることに魅力を感じました。
PwCを選んだのは、個々人の裁量権が大きく、やりたいと手を挙げればやらせてくれる環境があると感じたためです。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

現在は、テクノロジー・エンターテインメント部に所属しています。新会計基準の導入前後の業務や有価証券報告書の作成に関する業務に従事したりと、年次にとらわれない柔軟なアサインにより、社歴は浅いながらもTMT業界のクライアント向けにさまざまな業務を経験することができ、充実しています。この点で、就職活動時に感じた期待通りの活動ができています。
日々の業務では、何よりもクライアントからの信頼を得ることを意識しています。単純なことですが、プロフェッショナルとして専門知識の学習を怠らないこと、約束を守り心から感謝(場合によっては謝罪)の気持ちを表すことなど、誠実さを示すことを大事にしています。この姿勢は、前職の営業経験が活きていると感じます。PwCあらたでは、複数の監査チームに所属して業務を行っています。従って、その働き方は柔軟であり、常に変化と適応が求められます。また、所属チームが流動的であるということは、年次に関わらずプロフェッショナルとしての独立が求められていることでもあり、その場その場での自身の責任ある対応が必要です。年次に関わらず、自身の担当分野はチーム内で最も詳しくなるという気概を持って業務をこなしていくうちに、それぞれで得た知識が有機的に結び付き、理解がどんどん深いものとなっていくこと、またそれに伴いチームメンバーからも信頼を獲得でき、頼りに思ってもらえるという実感は非常にうれしいものです。
今年度は初めてインチャージ(主査)を務めることとなったため、より一層クライアントとの接点が増え、プロジェクトマネジメントも行うことと思いますが、今までの経験を活かして職務を全うしたいと考えています。

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