黄泰成(こうたいせい) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

株式会社スターシア

代表取締役

黄 泰成 こう たいせい

日韓関係の発展に貢献。いつかは日韓関係そのものに影響を与えることが目標
和尚さんタイプ
和尚さんタイプ

1971年12月4日生まれ(48歳)
千葉県出身 ・ 東京都在住
慶応義塾大学経済学部 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

人生の目的は、よく分かりませんね。人として生まれてきたからには、ただ計画的に生きて飢えないように生活するだけじゃつまらないなとは思います。
今は、自分がこの世に生まれてきたのは、日韓関係の発展に貢献しなさいということだろうと勝手に信じ込んで頑張っています。だからこそ、在日韓国人という何国人かよく分からない立場で生まれてきたのだろうと。また、関心もないのに公認会計士という資格に巡り合ったのも、見えない力が「将来あなたはこういう仕事をしなさい」と背中を押していたんだと思うようになってきました。
公認会計士の良いところは、国家が個人に信用を与えてくれていることです。自分のやりたいことをやるために、会社を辞めて世間の荒波に飛び込んで起業することは、普通はリスクがつきものです。ところが、公認会計士という資格を持っているだけで、すでに信用と看板を獲得しているので、起業が失敗する可能性は圧倒的に小さくなります。リスクはゼロと言ってもいいかもしれません。たとえ起業に失敗したとしても、働き口はいくらでもあると思います。「独立するのはリスクがあるからなぁ」という考えは幻想です。自分がやりたいということがあれば、どんどんチャレンジしても普通の人よりはよっぽどリスクを小さくしてくれる資格が公認会計士だと思います。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

日韓ビジネスに関しては、スターシアに聞きなさい、という評価がより広く浸透するように頑張りたいですね。そして、いつかは日韓関係そのものに影響を与えることのできるような人物になりたいと、最近の日韓関係を見るにつけ、強く思うようになってきました。
そもそも、GDP3位の日本と、10位の韓国とが隣同士の国にもかかわらず、両国の経済交流は両国の規模に比較して非常に希薄です。特にB to C分野では壊滅的に交流が薄い状態と感じています。さらに、このような経済大国が隣同士なのに、両国間のビジネスを支える専門家も非常に貧弱な状態です。日本語が流暢な韓国人専門家はたくさんいます。しかし、彼らはあくまでも韓国人で韓国の商習慣に基づいて考え行動します。日本企業がきちんとした専門家サービスを受けるためには、日本の商習慣が身についているうえで韓国の制度や商習慣にも理解のある専門家を選ぶことです。
残念ながら、日本の会計士で韓国ビジネスを専門として活動している人はほとんどいません。一人でも多くの会計士がこの分野で仲間になって欲しいですし、スターシア自身ももっと大きくなって、日系企業の良き相談相手として存在感を発揮できるようになりたいです。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

自分自身も若い頃は、自分のキャリアについてすごく悩みました。いまでも、実は悩んでいるかもしれません。ただ、重要なのは、目の前にあることを全力でこなしていくことですね。目の前にあることをぶち破っていくうちに、次の景色が見えてきて、そこにヒントや答えが隠されていた、ということもあるんだと思います。
また、同じ監査法人の先輩たちだけなく、独立した会計士の話とかを聞く機会を積極的に作るのも良いと思います。おそらくいろんな飲み会とかがあると思います。また、この「会計士の履歴書」をきっかけに、そのような交流な場ができても良いだろうと思います。特にビッグ4にいる会計士は、クライアントも仕事もでかく、日本経済の中心にいるような充実感を得られることは確かかもしれませんが、会計士の世界のほんの一部しか見ることのできない狭いところなので、より広くいろんな会計士との交流を持って欲しいですね。
受験生に対しては、とにかく受からないことには土俵にも上がれないので、キャリアを考える前に今度の試験で確実に受かるように、圧倒的に勉強することです。途中、不安になってきたら、迷わず勉強して成績を上げることが不安解消法です。頑張って下さい。

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