潮來達也(いたこたつや) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

Flyhalf Pte Ltd

Managing Director

潮來 達也 いたこ たつや

全世界場所にこだわらずお客様のニーズを満たすこと。とりわけ日本人の海外での活躍を共にすることに関わりたい
リーダータイプ
リーダータイプ

1972年5月19日生まれ(51歳)
東京都出身 ・ シンガポール在住
慶應義塾大学 経済学部 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

シンガポールでFlyhalfとして独立に至るまで、海外で3つのタイプの事業会社を経験したことが差別化できるところです。1社目は日系オーナー企業の子会社(ニュージーランド)、2社目は日系上場企業の子会社(シンガポール)、3社目は日系資本のスタートアップ(シンガポール)です。共通していることはコミュニケーションの舞台が海外ということから、言語だけでなく個人・組織としての働き方の違いを前提としてどのように日系企業の良い面を融合させて現地にも浸透させていくことができるかを考え・経験してきました。
Flyhalfとしての現在の仕事は海外で日系企業の良さを反映できていない、または諦めてしまっているお客様からのニーズをお聞きする際の大前提として、海外事業会社の経験が活きていると実感しています。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

スタートアップをハンズオンで2社始めています。スタンスとしてはビジネスを作り込んで会社の価値を高めていくことですので、自分が楽しんでミッションに取り組めているかどうかがとても大事です。
Flyhalfとして独立し、その過程でハンズオンにも関わるようになった一番の理由は、前職REAPRAでの管理実務全般の経験が大きいです。REAPRAは東南アジアで成長産業を特定しハンズオンでゼロから長期的な企業価値創出に関与するグループです。スタートアップとは言え創業者の方々は前職以前でゼロイチを成功させているため、そこに集まる人財も若い世代で才能豊かな方々でした。4人からスタートした環境は、今までの固定的な観念を覆される日々でした。日々トライとエラーを繰り返している起業家達を支えるバックオフィスは今までの安定的な組織のケースとは真逆であり、想定外を当たり前として高い柔軟性が求められる現場でした。その中で管理系の実務家としてはアジャストできたとは到底言えずある意味の挫折でしたが、意識が大きく変わったのは誰でもゼロイチをやることに対してはオープンであり本人の決断やパッション次第だということに気づいたことだと思います。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

公認会計士資格を使う仕事という意味では、監査法人在籍時まで遡らないといけません。監査という仕事の性質上過去情報に多くの時間を割きます。一方でクライアントの経営者は将来を見ています。その温度差に監査人としての立ち位置に疑問を抱き、モチベーションをなくしてしまった時期があったと記憶しています。
海外の経験を積みたいという強いモチベーションがある中で、私は結果として別の道を選んでニュージーランドに行くという決断をしたのですが、一方で公認会計士としての監査経験は財務情報を丁寧に精査し原資データ・元となる企業活動に遡及することで経営情報として利用していくという原点を形成できたと思います。

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