横井正文(よこいまさふみ) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

宝印刷株式会社

株式会社ディスクロージャー&IR総合研究所

主任研究員

横井 正文 よこい まさふみ

主任研究員としてディスクロージャーに関するセミナー講師・執筆・コンサルティング業務等を手掛ける研究家タイプの会計士
革命家タイプ
革命家タイプ

1978年8月28日生まれ(45歳)
三重県出身 ・ 千葉県在住
横浜国立大学 経済学部経済システム学科 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

現在従事する、ディスクロージャーの研究員・コンサルタントとして必要とされる適応性は、広大で劇的に変化していくディスクロージャーのフィールドに立ち、フィールド全体を俯瞰し、全方位型ソリューションを目指していくような、チャレンジ精神と勤勉さ、知的好奇心をもった性格が要求されるのではないかと考えている。また、能力としては、特に理解力、情報を選択する能力が重要ではないかと思う。

公認会計士としては人並みではあるが、公認会計士試験勉強を通じ、監査法人時代の監査経験を通じ、勤勉さや職業的好奇心については周りの公認会計士に負けないほどに身に付けたのではないかと思う。数年に及ぶ試験勉強に取り組むため、監査において多面的に検討するため、まず勉強を好きになるよう努めたこと、知識を得ることに喜びを持つように努めたことが自分の現職への適性につながっているのではないかと思っている。

そして今後は、より広い視野を持つために常に情報のアンテナを張り、それを理解し自分のものにし、顧客に提供するためのコミュニケーション力を磨いていこうと考えている。また、自分自身のキャリアパスとして、より優れた研究員・コンサルタントとなるために、コミュニケーション力、特に信頼関係を築くためのコミュニケーション力、伝えたい内容をより上手く伝えるためのコミュニケーション力を磨いていきたいと思っている。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

監査法人時代は上述の通り様々な業務を経験するとともに、監査を通じ、企業の経営方針、経営活動、内部統制、といった企業内部の理解を深める機会として貴重な経験を得た。
 一方、3年前からは現在の研究所に所属し、監査法人時代には想像できなかったような広い視野を身に付ける機会を得た時、監査法人時代から幅広い視野・背景の理解に基づく業務提供をモットーと考えてきた自分自身にとって、大変な喜びを得たとともに、自分自身の専門領域とすることについて、覚悟と確信を持つに至った。

 具体的には、資本市場やディスクロージャー制度の在り方、制度改変の方向性についての情報をいち早くキャッチアップし、その情報発信をすることが所属機関の使命であるが、そのような役割を担うことができること、また、そのための情報に常にアンテナを張っていることが、自分自身にとっての喜びである。自分にとって新しいビジョンが広がったときに、特に当研究所に所属した当初に今まで見えていなかったものが見えたと実感したときに、感動という意味で心が大きく動いた瞬間を味わった。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

現在の職場では、前述の通り、セミナー講師業や執筆業に取り組んでいるが、前職まではセミナー講師や執筆の経験はほとんど皆無であったため、現職に入所したての3年前は多くの苦労を経験した。
 慣れない業務のため、当初は準備の要領をつかめておらず、準備にはとても苦労し、直前は心配から常に徹夜をしていた。自分自身は講師スキルを上達させたい、ものにしたい、という気持ちであったため、辛いという想いはなかったものの、如何にすれば上達するのか、聞き手が満足するのか、ということについては、今ももちろん途上ではあるものの、手掛けた当初はハードルが多く、高く、途方に暮れた想いであったように思う。

 また、深く悩んだ、というと少し違うかもしれないが、セミナー講師の先輩が病を患ってしまい、先輩が予定していたセミナー講師の代役を前日の夕方に急遽お願いされた時は、翌日に迫ったセミナーを前に不慣れな自分が如何に対応すべきか、ということに悩んだ。まだセミナー講師を担当して1年もたたない自分が、数時間のセミナーを務めなければならないというものであったため、準備ができる時間も限られている中で、如何にセミナー講師を全うするか、ということにとても悩んだ経験だった。限られた時間の中で自分が最良と考える準備をするとともに、本番では平常心を保つことを意識してセミナーを終えたが、先輩からはとても感謝されお褒めの言葉も頂いたと共に、自分自身としてはなかなか経験できない貴重な、そして自信になる経験となったと思っている。

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