湯瀬幾磨(ゆせいくま) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

株式会社人材開発

代表取締役CEO

湯瀬 幾磨 ゆせ いくま

課題解決の優先順位の見極めはベンチャー企業存続にかかわる重要事項。豊富な経験でコンサルティングサービスを提供
クリエイタータイプ
クリエイタータイプ

1981年9月4日生まれ(42歳)
愛知県出身 ・ 東京都在住
早稲田大学 政治経済学部経済学科 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

人生や経営には、不確定要素や定性的な判断が多く存在します。これを可能な限り数字で表現し、可能な限り表現の合理性を証明しようという公認会計士という資格はとても尊いものだと思います。
 会計士が携わる機会の多い業務として予算の作成プロセスはとても「不確定要素や定性的な判断を可能な限り数字で表現」することだと思います。

あるファンドが出資した投資先で経営企画の一員として出資後の予算編成業務に従事したことがあります。ご存知の通り、予算の作成には複数の事業部や経営者からミドルマネジメントまで関わります。ある事業部の責任者は普段の経営会議では強気な発言をしていても、予算の作成においては自分の達成責任を明確にするという側面もありますので普段よりも弱気な保守的な立場に急に変わったりします。また、新しい株主であるファンドの担当者が経営会議等で経営執行側に投げかける言葉のニュアンスと、それを受ける投資先の現場サイドでは全く違うニュアンスで伝わったりします。予算の作成プロセスにおいて自分がその意見調整をしながら予算数値に落とし込みつつ、経営に携わる多くのメンバーの目線合わせに繋がりました。
予算編成に関わらず経営には一旦、「可能な限り数字で表現」することで解決できることは多くあると実感しています。
 最終的な人生の目標は、まだまだ雲の中ですが、これから先の人生やクライアントの課題解決の場でも迷った際は「可能な限り数字で表現」することで局面を打開できるとん考えております。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

コンサル業だけでなく、日頃温めている事業プランを素敵なチームメンバーと立ち上げて行きたいと思います。日本とアジアにおける労働市場にはビジネスチャンスが多くあると信じております。働く意味の変革や労働の効率性の向上と同じスピードで働く場所も大きな変遷を迎えることになると思います。まずはこれからの日本やアジア諸国の移民との向き合う過程でビジネスをしたいと準備しております。こんなビジネスプランについてお酒を飲みながらも酔いがさめても実際に共に進められるようなノリと堅実性を兼ね備えたメンバーを少しづつでも増やしながら歩んでいければと思います。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

本気で取り組んだ仕事や経験は、「心の純資産」に蓄積されて行きます。会計士試験を目指している人も既に終えた方も、きっと”心の純資産“はしっかりと蓄積されているはずです。心の純資産とは、修羅場を乗り越えた等のハードな経験・自信やこの経験を通じて得られた周りからの信頼です。目に見えないけどオーラの様なもので、見る人が見ればきっと感じることができるものです。「心の純資産」が蓄積されると相手や仲間からきっと尊敬の念を持って接してもらえるでしょう。
しっかりと自信を持って一歩を踏み出せばきっと何かワクワクする事が待っているはずです!
キャリアを模索する会計士は、経営リソースのないベンチャー企業でCFOをやってみて欲しいと思います。私はそういう方にCFOをやれる環境をセットすることが仕事と思ってます。
会計士受験生の方も合格したら周りが監査法人に就職するかもしれませんが、あえてベンチャー企業に飛び込んでみて、周りの受験生仲間とは違うキャリア形成を目指してみてもいいかもしれませんね!

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