村瀬功(むらせいさお) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

株式会社マックアース

管理本部

取締役CFO 兼 管理本部長

村瀬 功 むらせ いさお

粘り強く事業会社の課題にフルコミット。公平性と誠実さを生かしてCFOの職務を全うする
収集家タイプ
収集家タイプ

1980年11月24日生まれ(40歳)
富山県出身 ・ 神奈川県在住
東京大学 経済学部経済学科 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

 高校生の頃、公認会計士という資格を知り、目指そうと思ったきっかけとして、公認会計士という資格の魅力として、“稼げる”“独立もできる”“会計、税務、コンサルティング等多様な仕事ができる”といった点を考えていた記憶があります。

 では現在、私にとって公認会計士という資格の意義は何か。一番大きなものは、“保険”だと考えています。監査法人やコンサルティング会社のキャリアを捨てて事業会社へ飛び込むことができたのも、耳の痛いことを勇気を持って言えるのも、公認会計士という“保険”があるからです。事業会社への転職が失敗しても、耳の痛いことを言って疎まれたとして、公認会計士という資格があれば食べていくことは困りません。保険によりリスクヘッジをしているからこそ、果敢にチャレンジすることができているという意味では、公認会計士という資格を持っている自分は恵まれていると感じています。

 間違ったものは間違っていると言う、自分の信念に従って生きる、無用な遠慮をしない、というのは、ストレスを抱えないために重要なことだと考えます。公認会計士という資格はこの生き方を助けてくれている存在だと感じています。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

現在の私はまだ駆け出しのCFOですので、CFOとしての自分をレベルアップさせることが当面の目標です。CFOは財務だけ、または管理部門だけを管掌すればよいのではなく、企業価値の向上のために様々なパフォーマンスを発揮していくべきポジションであります。さらに会社のフェーズによっても求められる立ち位置や動き方も変わってくると思います。会社を支え、会社の成長と共に自らも色々な業務を経験し、知識を蓄積し、ワンランクも2ランクも上のCFOに進化して行きたいと思います。

そしてそのもっと先は、「参謀ではなく大将になりたい」と言い出すか、「独立して自由にやりたい」と言い出すか、現在では想像がつきません。ただいずれにしても自分を高めて成長させていれば、将来の可能性は無限大だと考えています。すべては自分次第。自責思考が重要です。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

CFOを目指すならまずはこのアクションをしよう

近年は事業会社のCFOを目指す会計士が増加していると聞いています。私はこれまで“監査法人”“コンサルティング会社”“事業会社”の異なるキャリアを経験しましたが、現在の事業会社CFOが一番仕事が楽しいと感じます。一番責任が重く大変なことが多いですが、やりがいがあり、自分の成長に繋がっていると実感できます。是非多くの会計士、会計士受験生に事業会社CFOを目指してもらいたいと考えています。

 事業会社のCFOをやるにおいて、「公認会計士資格は必要か?」と問われると特段は不要です。「公認会計士資格は有利か?」というと、会社内外からの見え方が異なりますので、あればプラスにはなりますが、大きなアドバンテージにはなりません。では、「公認会計士としての経験は活きているか?」というと、それは間違いなく活きています。CFOを目指される方は、公認会計士としての業務、すなわち会計や監査に関する専門家業務をしっかり行って基礎力をつけることお勧めします。

 思うに、現在の私のCFOとしての業務は“アウトプット”の要素を多く含みます。これまで蓄積した知識・経験をフル動員して日々課題の解決にあたっています。この基礎となっているのが、会計士試験で勉強(インプット)した理論、監査法人時代に知識を実務に結びつけて身につけた(インプット)経験、コンサルティング会社においてコンサルタントとして課題解決(アウトプット)経験、等インプット及びアウトプットの知識・経験であります。その時々の仕事を地道に愚直に取り組んできた一つ一つが自らの血肉になっていると考えます。
 ですので、CFOになるために何か特別のことをやらなければならないわけではなく、必ずしも早期に監査法人を飛び出さなければいけないわけでもなく、じっくりインプットを積み重ねることが重要だと思います。

 どちらかというとマインドの持ち方こそが重要だと思います。上述した私の強みである“成果を出すことにコミットして力を出せること”“自責思考であること”“誠実であること”については重要と考えています。

1 2 3
会計士が活躍できる企業はこちら