長谷川宗(はせがわつかさ) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

EY新日本有限責任監査法人

第3事業部

パートナー

長谷川 宗 はせがわ つかさ

成長企業の伴走者として、世界に羽ばたく起業家を支えるプロフェッショナルを目指す
自由人タイプ
自由人タイプ

1979年7月27日生まれ(41歳)
千葉県出身 ・ 東京都在住
早稲田大学政治経済学部経済学科 卒業

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4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

強みと呼べるかはわかりませんが、昔から、興味があることが見つかると「とりあえず走ってみよう」と衝動的に動き出すところがあります。そういった点では、フットワークが軽く、現状の枠組みにとらわれずに素直に実行に移せるタイプだと自己分析しています。
EYシンガポール事務所での駐在時代は、現地に事業展開する日系企業をサポートするため、アシュアランス・税務・アドバイザリー・トランザクションの4つの分野において現地のEYプロフェッショナルと共にサービスを提供する「ジャパンビジネスサービス」という組織で活動していました。当地は、ほぼ全ての会社が法定監査の対象となっていることもあり、数え切れないほどの会社を担当していました。お話しするのは現地法人のマネジメントの方が多く、会計・税務の枠を超えて毎日のように様々な経営課題に関する相談をいただきました。また、監査チームからの問い合わせや問題解決のためにクライアントと現地EYチームとの間を奔走していましたが、未経験のことが殆どで、まさに、「とりあえず走ってみてから考えよう」を地で行く生活をしていました。
アクションを繰り返していくうちに周りの環境が展開し始めて、最初は見えなかった解決策が見えてきたり、結果として解決できなかったことも、私の努力の過程をクライアントの方が認めて感謝の言葉を頂いたりすることもありました。このような出来事や、PDCAサイクルを高速でまわし続けたことで培われた問題解決やコミュニケーションのスキルは、今の私の財産になっています。
また、クライアントとの成功体験の共有、会社が成長していく過程に貢献することで、自分の成長を実感し、それ以来、企業の成長変革を求める経営者のパートナーになりたいと思うようになりました。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

私にとって心が大きく動く瞬間とは、他人の成長に自分が貢献し、それにより自分の成長も実感できた時です。
以前、US企業からグローバル事業の事業譲渡を受けたクライアントのPMI支援業務に参加する機会があり、会計アドバイザリーメンバーと合同チームを組成して、米国に3ヶ月ほど滞在し、現地子会社のシステム統合作業や決算・報告プロセス整備、JSOX体制整備・文書化のサポート、さらには、現地監査チームとの監査体制整備のためのコミュニケーションを行いました。
カーブアウト後のグローバル事業部門を、親会社の財務報告プロセスに統合するため、決算スケジュール、月次や四半期決算タスク、それを実行するための人員計画の策定など、現地子会社や親会社の経理チームと、イチから見直していきました。収益認識などの会計処理をシステム設計に反映する、各プロセスで求められるコントロールの識別を、JSOXの文書作成に反映するため、細部にわたる議論を繰り返しました。異国の地で、時には深夜まで作業が続くとてもハードな業務でしたが、PMIを完了した時にクライアントやチームメンバーと共有した成功体験、また、クライアントの成長に大きく貢献できたという充実感は、今でもはっきりと覚えています。
また、この経験を通じてもう一つ実感できたことは、会計監査人の仕事は机上で決算数値と帳簿とチェックすることというイメージを持っている方も多いかと思いますが、それは一つの側面に過ぎないということでした。
監査を受入可能な体制をつくるということは、会社の財務報告体制やガバナンス体制を整備するという側面もあり、このような業務も会計監査人としての役割の一つであると考えるようになりました。そのような広い枠組みで捕らえると、会計監査人の仕事はとても広い可能性があると思います。
監査は会社のインフラの一つであって、会社の機関でもある会計監査人を中心に、チームスタッフ、海外ファームメンバー、IT・税務専門家、さまざまなプロフェッショナルが共同して作り上げる、それが会社の成長に寄与していると信じていますし、実際にやり遂げた瞬間には、大きな充実感があります。
これは、資格保有者である会計士、そして、グローバルファームである大手監査法人にいることの最大の魅力だと思います。
成長や変革を目指す企業の監査インフラを支えることは何でも提供できる、そんな信頼関係を築けるような、プロフェッショナルチームを作りたいと思っています。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

会計監査人の業務は責任の大きい仕事ですので、企業不祥事が起こり、これに対する監査法人への批判を目の当たりにする時、自分はこの重責に耐えられるのか、とキャリアを続けていくことに悩むこともあります。しかし、それを乗り越えてこられたのは、会計監査という仕事に強い社会的な意義を感じているからです。会計監査は会社の成長に必要不可欠なキードライバーであり、誰にでもできる仕事ではないからです。

また、スタートアップで働く方に囲まれて過ごしていると、ビジネスへの熱意や成長意欲の強さに刺激を受けることが多い一方で、自分は今の環境で果たして成長できているのだろうか、という焦りを感じることがあります。

監査法人の中にいると、公認会計士という個性を見逃してしまいがちですが、数多くの会社とお話をする中で、クライアントが自分を頼りにしてくる時、やはり自分は会計・監査のプロであるということに気づきます。今の自分の個性に磨きをかけ、自信を持つことが大事だなと改めて感じています。

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