日野陽一(ひのよういち) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

Seven Rich会計事務所

シニアアソシエイト

日野 陽一 ひの よういち

シードステージから上場まであらゆるステージに対応してバックオフィス業務全般をサポート
和尚さんタイプ
和尚さんタイプ

30代
愛媛県出身 ・ 東京都在住
中央大学 商学部 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

巷では、人生100年時代であり、自分が死ぬまでのキャッシュをどうやって稼いでいくか、どんな人とどれだけ深くつながっていくのか、社会のパラダイムシフトが起きたときに柔軟に対応できるかが今まで以上に重要だと言われています。

公認会計士という資格はベーシックインカムを稼ぐという意味では、今のところなんとかなるかなと思っています。しかし、10年後はどうなるかわかりません。人とのつながりという面でも、公認会計士という資格を持っているだけでイベントに行っても興味を持ってもらえますし、会計士のコミュニティーもあるので自分から飛び込みさえすればそれなりに人とのつながりは広げられます。また、公認会計士の資格を持っているからこそいろいろな相談がきたりするので、周りの人にひたすらgiveできる肩書も能力もあると思っており、深いつながりを作りやすい環境にあります。

社会のパラダイムシフトが起きて新しいスキル・生き方が必要になった場合、上記でも述べましたがベーシックインカムはちゃんと稼げるので、新しい環境へ気軽に飛び込める、リスクを取りやすい環境にあります(動かないことが逆にリスクでもあります)。したがって、本人のリスク許容度次第ですが、比較的柔軟に社会変化にも対応できると思っています。

人生の目的なんて壮大なものはないですが、常に誰かに必要とされていたいし、必要とされるための自己実現の手段として公認会計士という資格は価値があると感じています。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

弊社の目標として“50人1,000社”という目標があります。これは50人の社員と1,000社のクライアントがいれば、目の前の人になにか困ったことがあってもなにかしら力になれるということから目標にしています。例えば、誰かが病気にかかって困ったときに、日本で一番の名医が1,000社のクライアントの中にいたら、自信をもって紹介してあげることができるかもしれません。いいサービスやプロダクトはできたが、営業力に不安があれば営業が得意なクライアントを紹介してあげることで、そのプロダクトを世に出すことを手伝うことができるかもしれません。

この目標を達成するためにはイケている今のクライアントに対してバリューを出して、さらに別のイケている人を紹介され続けることでクライアンが増えていく状況をつくるだけでなく、クライアント一社一社にしっかりバリューを出していける社員の能力も同様に重要になってきます。

私の当面の目標は、この社内の目標達成のために、既存クライアントへひたすら価値を提供し続けることで、リファーラル(紹介・推薦)での新規クライント獲得と同時に社員スキルのボトムアップ、そして弊社を一緒に作っていってくれる素敵な仲間を探すことが当面の私のミッションです。この目標と同時進行で、自分の頭の中にあるふわっとした事業案をどこかのタイミングで具体化していきたいと思います。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

自分が5年後、10年後どんな人になっていたいでしょうか?

明確に決まっている方は、それに向かってタスクを細分化して一歩一歩それに向かって頑張って下さい。私が偉そうにアドバイスできることはなにもありません。明確に決まってない方は、無理にやりたいことを定義せず、何も決まってないことを認めましょう。私も明確には決まっていません。30歳も過ぎてこの状態なので正直焦りを感じるときもありますが、どうせ、人生のステージが進むにつれやりたいことなんて変わります。

20代の頃はベンチャー支援をやりたいですなんて言ってましたが、いざそのステージに行くと今度は自分で事業やってみたいっていう方向にブレてます。ただ、あまりにも方向性もなくファジーなのも辛いと思うので、5年後、10年後に自分がどうなりたいかっていう視点から、自分の中でどんな人がイケてると感じるのかを思い浮かべるといいと思います。その人が身近な人なら、その人の近くへ行って、考え方や価値観や読んでる本、仕事のスタイルなどを聞いてそれを真似してみるとなんとなくゴールの方向性は見えてくると思うので、後は逆算して今自分がやるべきことをスケジュールリングすればいいのかなと思います。また、イケてると思う人が著名人の場合は、実際に会うのは難しいかと思うので(タイムバンクはありますが…)、著名人の本をひたすら読むとか、SNSから情報収集して、ゴールの方向性を自分なりに設定すればいいと思います。

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