那須川進一(なすかわしんいち) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介
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株式会社justInCase

最高分析責任者

那須川 進一 なすかわ しんいち

日本初!卓越したデータ解析スキルを生かして次世代保険会社insurTech会社のCAO(最高分析責任者)に就任
自由人タイプ
自由人タイプ

1981年5月28日生まれ(43歳)
東京都出身 ・ 埼玉県在住
東京大学 理学部数学科 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

大学で数学をやっていた時には、こんなもの社会に出て何の役に立つのだろうな、と思っていましたが、数学をある程度修めていたので、アクチュアリー数理の学習もスムーズでしたし、ビックデータやデータサイエンスが流行し始めた際にも比較的容易に飛びつくことができました。また、時代が変わり特にここ数年テクノロジーやオープンソースの盛り上がりで、誰でも自分の手元にあるパソコンで解析ロジックを実装してテストすることが簡単にできるようになりました。今justInCaseでは、そういうことをそのまま仕事としてやっている感じになっています。会社の業務を自動で回すために、最新のテクノロジーに常にアンテナを張って、使えそうなものは持ってくる。実現できそうもないことは早めにNOの決断をして、無駄な時間とコストをかけない。そういった判断が自分でできるのが独自の強みなのかな、と思います。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

先ほども述べましたが、特にここ数年はテクノロジーやオープンソースの発展が凄まじく、追いついていくだけでも相当大変です。「こんなすごい技術が無料で使えちゃうの?」というような新しいものが、毎日出てくるといっても過言ではありません。みんながみんなテクノロジーの進歩なんかに感動することはないでしょうし、そもそも感動できるだけの前提知識・経験があるわけではないのは承知していますが、幸い僕はどちらもそこそこあって、日々感動の連続です。テクノロジーの進歩に感動する、それを使って何か新しいことをやってみたくなり積極的に動く、そして、新しい出会いがあって仕事ができるようになる、という好ましいスパイラルになっています。そういう意味で、面白そうなものに何にでも飛びつけるだけの基礎体力と気力は常に養っておかないといけないと思っています。

前職のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社では、自分で開発した広告配信手法が実際に、少なくはない売上を上げられるようになったのを目の当たりにし、やっていてよかった、と本当に思いました。やはり、自分で生み出したものが社会に認められる瞬間というのは本当に感動します。今のjustInCaseでも早く社会に認知される商品を生み出して行きたいです。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

これから公認会計士を目指そうとされる方や、今も公認会計士に誇りを持って職務にあたっておられる方には大変申し訳ないのですが、公認会計士の監査という業務がどうしても僕には合いませんでした。財務諸表の“信頼性”という見えない価値を生んでいるみたいなことを言っている人もいましたが、どうもしっくりきませんでした。こればかりはどうしようもなくて、乗り越える唯一の方法がきっぱり辞めることでした。資格取得が大変な分、辞めるのはためらいますが、会計の言葉でいえば埋没コストです。どうしても合わないのできっぱり捨てて新しいことをやった方がいい。当然、ちゃんと考えた末の退社だったので、なんの後悔もありません。

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