那須川進一(なすかわしんいち) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介
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株式会社justInCase

最高分析責任者

那須川 進一 なすかわ しんいち

日本初!卓越したデータ解析スキルを生かして次世代保険会社insurTech会社のCAO(最高分析責任者)に就任
自由人タイプ
自由人タイプ

1981年5月28日生まれ(42歳)
東京都出身 ・ 埼玉県在住
東京大学 理学部数学科 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

これ、以前にもどこかでPCPの桑本さんから詰められた記憶があるのですが(笑)。正直、私は人生の目的というものを考えたことがありません。これまでのキャリアがそうなのですが、常に自分が今興味を持ったことを全力でやってみるだけです。どこに向かうのかはわかりません。

大学を出て最初に就いた仕事が公認会計士ということもあり、以前は「CFOになりたい」というようなことを言っていました。が、全然中身のある話ではなくて、会計士なのだからゴールはCFO、といった程度のものでした。(公認会計士で本気でCFOを目指し、具体的に動いておられる方には本当に申し訳ないです。すみません。)そんな折、どこかの会社の採用面接を受けた際に、「公認会計士だからって会計の仕事やらなくてもいいでしょ?」といった旨の言葉をいただき吹っ切れました。それ以降、自分の興味に邁進する人生となっています。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

今後しばらくは、縁あって共同創業者となったjustInCaseという会社を大きくしていくことに尽力していくことになります。そしてうまくいって元手を得ることができたら、今度は個人投資家としてやっていきたいと思っています。個人投資家ですが、お金だけでなく手を出します。手というのは、私の場合は、データを使って新しいビジネスのネタを実際に手を動かして作ることです。justInCaseでスタートアップの立ち上げに関わることができたので、今度はその経験を自分の強みであるデータ解析と合わせて還元できるチャンスを作っていきたいな、と思っています。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

監査法人、一般の事業会社など勤務先に関わらずですが、一つのことだけしかできない・やらない、ということは自分の人生の選択肢を狭めてしまいます。常に視野を広く持って、面白そうなものにはいつでも飛びつける体力と気力を養い続けましょう。そして、ここが重要な点なのですが、これ面白い、と思えるものには本気で取り組みましょう。私も“自分の興味の赴くままに”ですが、取り組むときは本気です。自分より前からその道で生きているプロには、1年間徹夜して勉強したって追いつけないわけですが、それでも勝たなければいけないわけです。そして勝つためにどうするべきかをちゃんと考える。正攻法で勉強していくしかないかもしれませんし、どこか抜け道があるかもしれません。

念のため申し上げておきますが、“自分の興味の赴くままに”と言っても、今いる監査法人なり会社なりを辞めることをオススメしているわけではありません。今いるところでも視野を広く持てば、まだまだできること、やってみたいことがあるはずです。私も今思えば、監査法人でIPO支援などやってみたかったなと思ったりします。ただ、当時はそれよりも興味を持ってしまったことがあり結果、退職を選択することとなっただけです。

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