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有限責任 あずさ監査法人

東京第5事業部

シニア

笹本 真智子 ささもと まちこ

より充実した日々を過ごすためには、いつも笑顔で何事も楽しんで取り組むことが大事
チャレンジャータイプ
チャレンジャータイプ

1988年9月24日生まれ(36歳)
福岡県出身 ・ 東京都在住
九州大学 法学部 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

監査は1人で作業をすることが多いですが、チームメンバーやクライアントの方と話す機会もそれ以上に多く、適時適切にコミュニケーションを取る能力が求められます。特にクライアントの方とのコミュニケーションは重要で、雑談の中でクライアントの状況の変化等を感じ取ったり、あるべき会計処理や内部統制について説明し合意を得たり、様々な場面でコミュニケーションを取る必要があります。
私は比較的コミュニケーションを取るのが得意な方なのですが、それでも最初は緊張してなかなか自分の考えをしっかり説明できず、とても苦労しました。しかし、普段の業務の中で少しずつ経験を積み、今では、クライアントの方と話す機会があったら積極的に発言して自分の考えを伝えることができ、また、相手の方の立場や主張を理解した上でコミュニケーションを取ることができるようになりました。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

監査業務の中で実地棚卸立会の担当になった時のことは、とても印象に残っています。
私がメインで関与しているクライアントはとても規模が大きく、全国の色々な所に支店や倉庫があります。とても東京事務所のメンバーだけでは足りないため、全国のあずさ地域事務所でもチームを編成し、あずさ全体となって監査を行っています。
財務諸表監査や内部統制監査の様々なタイミングで協力いただいているのですが、その中の1つに実地棚卸立会があります。全国で一斉に立会を実施するのですが、監査の水準を一定に保つため、メインのチームメンバーだけでなく、各地域事務所のメンバーに指示書を送付する必要があります。また、クライアントの実地棚卸も全国で一定の水準で行っていただく必要があるため、クライアントの担当者も同様に全国に指示を出す必要があります。
関与する人数が多いため様々な立場の人の意見を聞き、最終的に意思を統一しなければならず、また、立会先倉庫の選定や指示書の記載内容の判断等、決めなければならないことも多く、大変でした。
チームメンバーの助けもあり、実地棚卸立会当日は特に大きなトラブルも無く、無事に終えることができました。
これだけ多くの方々と一緒に働いたのは初めての経験で、とても貴重な体験となりました。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

私にとって監査の仕事はとても面白く、日々、公認会計士になって本当に良かったなと思っています。また、周りの方にも恵まれ、とても良い環境で仕事ができています。入社して日が浅いということもあり、公認会計士という仕事自体ではまだあまり悩んだことはないのですが、チームプレーという特性上、人間関係で悩んだことはあります。
対立しかけている二者の間に入らなければならない状況だったのですが、立場上、どちらの話もしっかり聞いて何とか1つに纏めなければならず、また、弱音を吐くこともできず、本当につらかったです。そんな中でも助けてくれる人や「笹本さんがいてくれて良かった」と言ってくれる人がいて、とても救われました。応援してくれる方々のためにも頑張ろうと思い、なんとか役割を全うすることができました。
非常に苦労しましたが、早い年次で貴重な経験をすることができ、とても良い勉強になりました。

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