匿名 | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

プルデンシャル生命保険株式会社 東京東支社

営業

シニア・ライフプランナー

匿名

口下手でも高い契約実績。丁寧かつ誠実な説明と数字感覚を生かして生命保険会社の営業職として活躍中
秘書 タイプ
秘書 タイプ

1986年11月22日生まれ(37歳)
東京都出身 ・ 東京都在住
早稲田大学 社会科学部 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

公認会計士から営業職への転身と聞くと、一見、一切の関連性が無いように思われるかと思いますが、決してそうではありません。自分自身の強みを基にした勝算があると判断をした上で転職を決意しており、その勝算は誤りではなかったと感じています。
その強みは、①口下手な人の気持ちがわかるバックグラウンドを持っていることと、②営業職というくくりの中で、会計税務を中心とした数字感覚をもっていることです。

1つめは、自分自身のバックグラウンドからくるパーソナリティです。プルデンシャル生命の営業職は中途採用のみで、全員が前職で何らかの成果をあげてきており、当然ながら営業職をバックグラウンドとする人が多いです。当然自分にはそんなバックグラウンドは一切ありませんが、だからこそ自分にも勝機があると判断しました。皆、元々会話が上手な人達ばかりだからこそ、口下手だったり、明るい人が苦手だったりする人の気持ちを汲むことは、自分にしかできないことなのではないかと考えたのです。その結果、公認会計士やエンジニア、経理、事務、職人、医療業界の方々のような、営業職ではない方々からご契約をいただくことが多く、一定の需要があったという実感を持っています。ご契約をいただけた理由としては、「優しくて誠実であったから」「丁寧な説明がわかりやすかったから」という回答をいただくことが多いです。

2つめは、一般的な方と比べて数字に強いことです。公認会計士としては当たり前の数字感覚を一般の方は持っていないケースも多く、特にDC法や複利の考え方は、公認会計としては当たり前のものですが、一般的な方の中には知らない方も相当数いらっしゃいます。これを丁寧に説明することができるだけで十分に一つの価値として提供できます。また、生命保険と税金は非常に密接な関係にあるため、公認会計士の試験や、現場を通じて得た税務の知識はそのまま仕事に活用することができます。特に、中小零細企業にとっては生命保険を活用することにより得られるメリットも多く、その際には財務諸表を一通り読める能力が必須となってくるため、この点も他の営業職の方には負けない能力として活用することができ、実際に法人のご契約をいただくこともできました。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

「説明が丁寧でわかりやすかった」「楽しかった」「これで安心できます」「保険って本当はすごいのですね」というようなお客様からの声をいただけた時は本当に嬉しいです。自分の頑張りをストレートに認めてもらえることができたという感動があります。その中でも、「川﨑さんだから保険に入ろうと思いました」と言われた時が一番嬉しいです。肩書きでもなく、成果でもなく、お金でもなく、私という人間を選んでもらえた時の感動は、この仕事でしか味わうことのできない最高の報酬だと思います。人との会話すらままならなかった私をここまで育ててくれた今までの環境には、いくら感謝をしても足りないくらいです。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

監査法人に勤務しているときに、どうしても仕事がうまくいかず、本当に辛かった時期があります。その時の自分は、自分の価値=公認会計士であること、という極端な図式で自分を捉えていました。そうして悩んでいるときに、会社の同期に社会人交流会に誘われ、初めて公認会計士以外の多くのビジネスパーソンと交流を持ちました。そこで、いかに自分が狭い世界で物事を捉えていたのかに気づくことができました。その結果、自分の強みを、公認会計士という肩書きではなく、まずはパーソナリティやキャラクターの中から探し直すことで、本来の自分という人間の一番の強みは何か、一番望んでいることは何かを改めて探すことに注力をしました。公認会計士という資格は、自分が望むものを手にするための手段であり、“自分の価値を決めてしまうものではない”ということを強く認識することで、公認会計士という資格に縛られるのではなく、公認会計士という資格を手段として活かして未来を想像することができるようになりました。その結果、未経験の営業という世界に飛び込む決意ができました。

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