藤田耕司(ふじたこうじ) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

全国で"経営心理士"を育成。次世代を担う経営者と経営参謀を育てる。会計士に経営参謀のキャリアを示す

藤田 耕司

ふじた こうじ

生年月日
1978年6月25日(40歳)
所属企業
一般社団法人日本経営心理士協会 他
所属部署
役職
代表理事 等
最終学歴
早稲田大学 商学部 卒業
出身地
徳島県
現住所
東京都
7人生の目的と公認会計士という資格

数字の背景には人の行動があり、行動の背景には心の動きがある。そのため、数字を良くするためにはお客様や従業員の心を動かし、行動を変えていく必要がある。だからこそ数字の専門家が心理学を教える必要があり、この両面からの経営指導を行えるのは公認会計士という資格の信頼があるからこそ。

数字は客観的に現状を把握する上では必ず必要になるものであり、現状把握を間違えると経営コンサルティングの提案内容も間違ったものになりかねない。特に、損益分岐点や部門別損益を明確にする管理会計は経営改善のためには効果的なツールとなる。そういった観点は税理士にはあまりなく、公認会計士が強みを発揮する分野である。

また、心理学というと世の中的には小手先のテクニックのようなネガティブな印象を伴うこともあるが、公認会計士として経営の現場の実態と数字に基づいて心理学を伝えることで、強い説得力を持つようになり、聞き手も納得して講義内容を実践するようになる。その結果、受講生が現場で高い成果を出すことに繋がっている。そのため、公認会計士という資格と心理学の組み合わせは私にとって不可欠のものであると言える。

これらの観点から、経営・ビジネスと人の心の関係について人に伝え、一人でも多くの人のビジネスも人生も豊かにしていくことが人生の目的である。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

今後、日本は①少子高齢化、②AI化・機械化、③グローバル化の3つの流れを迎えることになる。そういった時代の流れの中で、少子高齢化によって後継者不足に悩む日本において次世代を担う経営者とその経営者を支える経営参謀を育て、日本のGDPを上げていくための一助になる活動を広げること。また、AI化、機械化が進むことで、人間に残される仕事は心や気持ちを扱う仕事に絞られていく中で、その分野で付加価値を発揮できる人材を育てていくこと。

そのための具体的な方法の一つが、全国で経営心理学を伝えながら経営心理士を育て、経営者や経営を支える経営参謀が継続的に経営の学びを深めるための場を設け、従業員のモチベーションを上げる、マーケティングや営業の勝ちパターンを見つける、といったことの支援をする仕組みを作ること。

また、ほとんどの仕事がAI、機械にとって代わられる数十年後の未来においては、圧倒的な格差が広がること、あるいはベーシック・インカムの導入によって人間は仕事をすることなく収入が得られるようになることが予想されるが、いずれにしても今の時代にはない新たな価値観が必要になる。その価値観について、多くの人の支えになるような新たな考え方や生き方を示していくことも将来の夢である。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

今後の日本は、①少子高齢化、②AI化・機械化、③グローバル化という3つの流れを迎えることになります。どのようなキャリアを歩むかは、こういった時代の流れと自分がやりたいことの2軸で考えることをお薦めします。

また、数字が読めて、経営の全体像を把握できて、多くの会社の経営の実態まで見ることができる公認会計士という仕事を通じて得られる経験は、かなり汎用性が高いものですので、その経験を基に発想の枠を取っ払って様々な分野にアンテナを張っていただきたいと思います。そのためにも様々な業種・業界の人と積極的に交流を持つことをお薦めします。人のご縁は自分の可能性を大きく広げてくれますので。

独立を考えるのであれば、2年は無収入でも食べていけるくらいの貯金をしておくことをお薦めします。また、いきなり独立するのではなく、副業禁止の規定に抵触しない範囲で、現在の仕事と並行して独立の準備を進めることも重要だと思います。独立の準備として具体的には、顧客開拓をする、新たに始める事業の商品・サービスを使ってもらってフィードバックをもらって品質を向上させていく、そのビジネスモデルで事業をしている人の話を聴く、そういった人脈を開拓する、各種勉強会や交流会に参加する等が挙げられます。

市場が激しく変化する時代においては、動かないことはむしろリスクであり、市場の変化に合わせて動くことの方が安全であると言えます。今、所属している組織がそういった時代の流れに合った動きをしているのであれば、その組織から無理に離れる必要はありませんが、その組織が市場の変化に対応していないと考えるのであれば、早めに動くことも検討すべきでしょう。会計業界はこの5年程はそこまで大きな変化はないと思いますが、その先は一気に市場が変化するのではないかと個人的には考えています。その場合、この5年でどんな準備をするかで、その先の展開は大きく変わるでしょう。

いずれにしても、自分の頭で時代の流れを読み、しっかり考え、フットワーク軽く動ける姿勢を持つことを強くお薦めします。

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