藤田耕司(ふじたこうじ) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

一般社団法人日本経営心理士協会 他

代表理事 等

藤田 耕司 ふじた こうじ

全国で"経営心理士"を育成。次世代を担う経営者と経営参謀を育てる。会計士に経営参謀のキャリアを示す
リーダータイプ
リーダータイプ

1978年6月25日生まれ(46歳)
徳島県出身 ・ 東京都在住
早稲田大学 商学部 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

強みとしては、人間心理と時代の流れの両面について専門知識と経験を持ち、この2点を徹底的に考え抜く点にある。ビジネスは時代の流れに合わせて先に動き、勝ちパターンを見つけ、それを一気に横展開した者が勝つ。勝ちパターンを見つけるためには人間心理の理解が不可欠となる。そのため、その2点を考え抜くことでソリューションを提案するスタイルをとっている。これは経営コンサルティング、講師業、執筆業、顧問税務業務のいずれにも大きく関係している。

また、経営心理士講座を通じて、数百人の経営者・ビジネスマンの現場の生の声を分析し、その結果を心理的に分析することで、経営・ビジネスに特化した独自の心理学を体系化。多くの心理学のコンテンツが学術的なものであり、実践的ではないとされている中で、経営・ビジネスの現場を変えるための実践的な心理学を伝え、多くの受講生から業績が上がった、経営のアドバイスをしてクライアントの業績が上がったという成果のフィードバックを得ることで、効果の高いコンテンツが確立されている。

最近は、AI時代に向けてコンサルティング能力やマネジメント能力を高めたいという士業の受講生が急増しており、公認会計士協会、税理士会、司法書士会、行政書士会などからの講演依頼も増えている。

日本公認会計士協会東京会青年部主催のプレゼンテーションイベント“CPA TALKs”に登壇する藤田氏

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

経営心理士講座の受講生からは、部下の意識と動きが変わった、業績が上がった、夫婦関係や親子関係が良くなった、といった報告を受ける時。涙を流しながら報告して下さる方も少なくない。

以下、その報告例を挙げる。

「講義内容を実践したら部下の動きが変わり、売上は17億円から30億円を超え、部下が会社を成長させてくれるようになった。本当に人生が変わった」。

「講座を受講後、人間心理に基づいて人と組織の助言ができるようになり、上場企業の社外役員にも就任できた。また、顧問先が増え、顧問料も増額できた」。

「講義内容を実践したら業績が拡大。社員数は28名から100名を超え、全国7カ所に拠点を構えた。10年以内に社員数1,000名の目標が見えてきた」。

「顧問先に講義で習った内容を助言したら役員就任を依頼され、4,000万円の役員報酬を得るようになった」。

「受講後、講座の内容を活用したところ、離職率が55%を超えていた状況から年間の離職者をゼロにすることができた」。

「講義内容を実践したら契約の受注率はほぼ100%になった。経営支援もできるようになり、お客様から非常に感謝され、仕事に強いやりがいを感じている」。

「講義内容を社員に教えると30名中23名の営業成績が上がり、社員のやる気も上がった」。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

監査法人勤務時代は中小企業の経営者と名刺交換をする時、監査法人の名刺を見ると一緒にビジネスできる相手ではないと、急に自分に興味を持たれなくなったこと。経営の悩みや課題を引き出すことで会話を盛り上げ、興味を持ってもらうようにしていた。

監査という仕事に関しては、クリエイティブな要素が少なく、単純作業が多いこと。毎年の業務がルーチン化され、マンネリ化すること。誰がやっても結果は同じような仕事が多く、個性が発揮できないこと。二重責任の原則により、監査クライアントに対しては経営のコンサルティングをしてはいけないこと。これらの悩みは監査業務以外の仕事に就くことで乗り越えた。

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