泉光一郎(いずみこういちろう) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

泉公認会計士・税理士事務所

代表

泉 光一郎 いずみ こういちろう

コンサルティング業務には現場担当者との信頼関係構築が不可欠。監査法人と管理実務経験を生かして独立開業
編集者タイプ
編集者タイプ

1980年2月17日生まれ(40歳)
大阪府出身 ・ 東京都在住
京都大学 経済学部経済学科 卒業

編集者タイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
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ストレス耐性が強いため、予測していない事態に陥っても落ち着いた行動をとることができる。
周囲と積極的にコミュニケーションをとらない傾向にあるため、内向的な印象を持たれがちである。
しかしその反面、一歩引いて状況を客観的に分析できるため、臨機応変で柔軟な対応を選択できる。
ルールを重んじるため、革新的で目新しい意見に対し壁を作ってしまうことも。
集団よりも個を大切にする傾向にある。

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1キャリアサマリー
2004年
監査法人トーマツ東京事務所入所。トータルサービス部に配属、監査業務、株式公開支援業務、J-SOX導入支援業務等に携わる。
2010年
株式会社DeNA経理部に入社。事業会社の経理実務を経験、経理マネージャーとして、月次決算、連結決算、法定開示等の通常業務の他、M&A対応、IFRS導入、会計システムの入れ替えに従事。
2014年
株式会社会計工房に入社。上場会社の有価証券報告書等のディスクロージャー業務支援、株式公開のための提出書類作成、M&Aにおけるデューデリ、PMI業務等のコンサルティング業務に従事。
2017年
独立し泉公認会計士・税理士事務所を開業。税務業務の他、フリーランスとして東証一部上場企業の管理部のマネージャー業務のほか、事業会社の経理サポートやM&Aの社内とりまとめ、ストック・オプション発行等の業務を実施。
2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

いわゆる旧試験と呼ばれる公認会計士2次試験に合格したのが2003年だった。その前年までは、2次試験会場で試験後大手監査法人がビールを配っていた(らしい)ほど売り手市場であったのが、翌年には就職環境が厳しくなり、合格者数が1,200人ぐらいに対して、4大監査法人で800人程度しか採用がなかった記憶がある。当時大阪の実務補習所に通っていたのだが、入所した時点で半数ほど無職だったことをよく覚えている。

もともとそれほど就職にこだわっておらず、あまり就職活動をしていなかったものの、さすがにこのままでは実務経験を得るのが難しそうだなと少し焦っていたところ、なぜか監査法人トーマツ東京事務所のみが季節外れの募集をしており、申し込んだところ採用され、東京で勤務することとなった。

監査法人に入所し、最初に思ったことは「監査法人でずっと働き続けることはほぼ無理だな」ということだった。人員構成をみると上が詰まり出してきており、当時、パートナーは難しいもののまだシニアマネージャーにはほぼ誰でも上がれていたが、それもいつまでかという状況だった。(今ではもっと詰まっているが…)

そのため、自分自身が「シニアマネージャーどころか、マネージャーになれるかわからないな」と素直に思った記憶がある。監査法人の業務というのは社員が主査をアサインし、スタッフのアサインは主査が行うのであるが、当然、自分より年次が高い人を使うことはあまりなく、年齢を重ねるほど職員として働き続けることが難しい。実際、シニアスタッフに上がった時の人事研修で、キャリアパスの参考のために、人事担当社員に「定年まで社員にならずにいた人はどの程度いたのか」と聞いたところ「前例がなくよくわからない」という回答だった。

法人内での昇進は難しいといいつつも、監査法人における業務経験は何事にも代えがたい貴重なものが多く、監査法人には6年弱在籍したが常に新しい業務ばかりだった。勉強を継続し専門性を高めるという習慣はこの時期に出来上がったのは間違いない。監査法人在籍中には、常に次のキャリアを考えていたのだが、もともとリスク選好が高くなく、食いっぱぐれることはないだろうということで事業会社の経理部に転職することとした。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

今は独立開業し、一般的な税務顧問やコンサルティング業務をしつつ、主に株式会社アカツキ(以下、アカツキ)に関与し、経理・労務を担当している。通常のコンサルティング業務では、一部業務のアウトソーシングや、M&Aにおけるデューデリジェンス(対象企業や事業の価値・リスク審査)といった一部だけに関与することが多いが、アカツキではそうではなく経理・労務のマネージャーとしてかなり広い範囲の業務をしている。

具体的にいうと、経理業務では、日々の伝票承認、支払業務から、月次決算における各種作業のレビュー、取締役会資料の作成・レビューといった一般的な日々のルーチン業務のほか、M&A業務におけるDD、バリュエーションや、株式報酬制度の導入といった専門的業務も実施している。労務業務では、もちろん月次の勤怠締め、給与計算業務のレビューのほか、顧問社労士との打ち合わせ、福利厚生制度の検討や導入、労務リスクへの対応策の検討などを実施している。もちろん、人員管理といったマネジメント業務も担当している。

こういった業務は一般的には正社員の業務であり、疑問や懸念を持つ人も多いと思う。例えば、社員ではない外部の者では「情報管理の点で問題があるのでは?」「結局、最後まで仕事をやりきらないのではないか?」ということであるが、自分の事業会社の経験によると、むしろプロの業務委託のほうが経営企画部門の業務は強いと個人的には感じている。

例えば、年功序列、終身雇用が揺らいでいる昨今では、会社員だったとしても簡単に休職・退職するのに対し、外部の業務委託にとっては情報漏洩や業務の未納品など自身の信頼性が揺らぐようなことはしない。プロとして必ずやりきる。(もちろん、業務の遂行がすべてではないので、社員が担うべき役割もある。)実際、経営企画部門における経理、労務分野はアウトソーシングやシェアード化も進んでいることを考えると、フリーランスが社内にいて、単なるオペレーションを超えて経営層や高位の管理職に対して、その専門性をもって情報提供や提案をしていることは別段不思議なことではない。

現在、アカツキでは全社的に多様な働き方を採用し、他社と比べて様々な契約形態の職員が働いており、経営企画部内には、会計士も自分のほか数名在籍し、その他弁護士、IRスペシャリストなど、高度な専門性を持つフリーランスが所属している。

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