樽見伸二(たるみしんじ) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

豊富なIPO経験とCFO経験を持つ社会福祉事業の専門家。誰からも信頼される人柄で組織を統率

樽見 伸二

たるみ しんじ

生年月日
1982年11月15日(36歳)
所属企業
株式会社global bridge HOLDINGS
所属部署
役職
取締役
最終学歴
立命館大学 経営学部 卒業
出身地
東京都
現住所
東京都
7人生の目的と公認会計士という資格

人生の成功には柔軟性が重要で、会計士という資格があるから柔軟に生きることができると思っています。

例えば、サラリーマンなどの勤め人が何を恐れているかというと、やはりクビになることだろうと思います。日本は終身雇用で公務員が“なりたい職業トップ10”に入る保守的な価値観に支配され、リスクを恐れて何もしない方が多いと思います。そのような保守的な価値観・環境に支配されて狭い世界で生きていくことを前提に人生を設計するから、自分の立場を守るために虚勢をはったり、ブラック企業に勤め続けて体調を崩したり、新しい変化を拒む方が多いのだと思います。

ですが、会計士なら多様な選択肢が生まれます。たとえば、コンサルや監査法人、事業会社への勤務だけではなく、独立もできます。自分の人生に見合った人生を選択することができると思います。また、会計士という資格に、“経験”という武器を得ることができれば、高いシナジー効果を得ることができると思います。私の場合は、IPOやCFOの経験と実績が良いシナジー効果となって、公認会計士としての価値を高めることができたと思っています。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

いま私が関与している会社全てを“東証1部上場企業”に成長させることが一番の成し遂げたい事ですね。

あとは、実は人見知りなところがあって、信頼できる仲間と一緒に仕事をするのが趣味になっています。仲間と仕事をするにあたっては、適材適所のところに仕事を投げることを心がけています。例えば、人事労務計算は私の先輩が代表を務めている汐留パートナーズに任せていて、任せられることは信頼できる外部に任せるようにしている。

将来はPCPさんとか汐留パートナーズとかで顧問をやりながら、気心が知れた人同士で、わいわいキャッキャといいながら、死ぬ間際まで働いていたいと思っています(笑)。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

若いうちに受かった人ほど、とりあえず何でもやってみたほうがいいと思います。監査法人には、「せっかく安定企業に入ったし、ちゃんとした給料も出るし、最近は働き方改革もしてるし」と色々理由を付けて、転職を踏みとどまっている人がいます。ですが若いうちに受かった人ほど、監査法人にいればいるほど、アドバンテージを自分で殺していることに気づいて欲しいです。なんとなく気が付いたら35歳のマネージャーになっている。そうなったら、監査法人の中では普通の公認会計士で、何ら特色も無く埋もれて、ただオジサン会計士に劣化するのを待つだけです。

もし、「海外に行きたい」、「IPOをやりたい」、「CFOになりたい」と目標を持っている人で、そのような職につくチャンスがあったなら、深く考えずにその場で進むことです。少しでも若いうちにやりたいことにチャレンジすることが、成功へのステップです。

監査法人では、「明確な目標が無いから、とりあえずTOIECで750点以上を目指そう」とダラダラと勉強している方が多いと思いますが、私個人はお勧めしません。というのも、明確な目標なく英語を勉強した方で、海外ビジネスを展開した人、あるいは英語を話せるスキルを身に着けた方を見たことが無いからです。“英語”を“ビジネス”で活用しなければ、いくら英語を勉強しても一般教養、あるいは趣味の世界で終わってしまいます。であるならば、「とりあえずTOEICをやる」という目標は時間の無駄ということになります。

とりあえずやってみて、仮に失敗しても、公認会計士の場合は大丈夫です。何ら心配ありません。仮に監査法人をやめたとしても、監査法人への復帰、税理士法人、コンサルティングファーム、事業会社、独立など、たくさんのリカバリー選択肢が会計士にはあります。また、公認会計士はリスク無く多様な選択肢が用意されています。例えば、監査法人内での外部出向や海外転勤などです。これらの制度を使えば、監査法人に居ながらも多様なキャリア形成が可能となります。逆に、たくさんの選択肢があるにもかかわらず、いつまでも失敗をリカバリーできない公認会計士というのは、その個人の行いや個人の判断に帰属するものです。

私個人の経験では、成功している方で共通しているのは“深く考えずに、まずチャレンジしている”ことだと思います。監査法人でなんとなく業務をこなしていると、貴重な時間とチャンスが流れて行ってしまいます。“何もやらないことがリスク”と理解して、まずは、身近なチャンスに“手を挙げてみる”ことからチャレンジしてみてください。そうすればあなたの成功の道筋が見えるはずです。

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