芦澤美智子(あしざわみちこ) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介
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横浜市立大学国際商学部

准教授

芦澤 美智子 あしざわ みちこ

アカデミアと実務をつなぐ変革者
革命家タイプ
革命家タイプ

1972年10月23日生まれ(51歳)
東京都出身 ・ 東京都在住
慶應義塾大学大学院経営管理研究科(後期博士課程) 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

 公認会計士としての知識や経験は、ビジネスの世界に限らず応用範囲が広くて素晴らしい素養だと思っています。おそらく公認会計士の皆さんが自覚している以上に、会計士という存在は世の中から求められていると思います。
 更には公認会計士という仕事は数字だけではなくて、数字を起点にして経営そのもの、産業に触れる仕事なので、社会経済のことを考えられる仕事です。それを自覚して日々過ごせば本当に力がつくと思います。「公認会計士の皆さんは自信を持ちましょう!」ということを、この場でお伝えしたいです。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

 今、研究者として一貫して、現場を重視する姿勢を取っています。ラボの中での調査、特に大規模データの分析を高く評価する国内外の学会のトレンドがある中で、現場に立ち続けるのは非効率かもしれない。それでもこれが私の研究者としての道だと信じています。その先に、アカデミアと実務に橋をかけ、変革するというビジョンがありますから。紆余曲折して研究者になったからこそ、人と違う経験、悩み抜いて見出したビジョンを大事にしようと思えます。そうやって「自分の道」が歩めることが今は幸せだと感じます。
 さらには、希少な経歴があるがゆえに、活躍の機会がどんどん広がっています。上場企業の社外役員や、国や自治体の委員なども務めているのですが、研究者としての知見に加えて、現場で学んだことが大いに活きている。真剣勝負を積み重ね身につけてきたスキルを掛け算することで、自分自身の価値が高まり、未来に貢献できていると感じます。これからも研究者としての枠に縛られず、失敗をおそれずに未来創りのために挑戦していきたいです。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

 私は会計士業界から離れたのでわかるのですが、皆様は、自分で思っている以上に世の中に求められています。そして監査法人の世界は実際にかなり「狭い世界」ですから、外に出ることをお勧めしたいです。
 特に女性はこれから社会経済の中心で活躍することが求められてきます。私は今、三社の上場企業で社外役員を引き受けていますが、そのことを日々肌で感じています。特に公認会計士への期待が高まっていますので、是非、社外役員としてのキャリアも視野に入れてください。責任も重いですが、やりがいある仕事です。ただ、社外役員としては、公認会計士だけの素養だけでは不足があるため、一定のトレーニングは必要不可欠かと思います。私自身、その問題意識に基づき「オンボード」という女性の社外役員をトレーニングする会社を支援し活動に関わっています。是非こちらにも多くの人に参加してほしいです。
https://onboardkk.com/seminars/miniseminar2021/

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