RyotaroAko(りょうたろうあこう) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

アトピヨ合同会社

代表

Ryotaro Ako りょうたろう あこう

キャリアを掛け算で考える
会計士×エンジニア×ヘルスケア起業家
リーダータイプ
リーダータイプ

1979年2月3日生まれ(45歳)
神奈川県出身 ・ 千葉県在住
慶應義塾大学大学院 理工学研究科開放環境科学専攻 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

私の人生の目的は、自分自身の人生を生きるということ。

昔の自分がそうだったのが、他人の目ばかりを気にしてしまうこと。自分に自信がないので、他人に良く思われたいという思いばかりが出てくる。高校・大学・大学院と成長するにつれ、徐々に自分に自信をつけることができ、3回目の挑戦での公認会計士合格も私に強い自信を与えてくれた。

子供時代に大活躍していた有名人の訃報をニュースで聞いたりして、よく思うのが「人生は短い」。彼らは、やりたいことをやり遂げたのだと思うのだけど、自分はどうかと自問してしまう。

自分の人生は、やりたいことをやり切った人生にしようと思う。
そして、公認会計士はそのための1つの有効な手段だと思う。公認会計士資格があれば、それだけで独立開業することもできる。企業にいたとしても、自分のやりたい仕事に近づけるはず。 失敗しても、公認会計士資格を使ってまた復活できる。起業する際に調べたところ、自己破産しても、公認会計士資格は剥奪されない。資格の制限は、自己破産手続から免責許可までの数カ
月間だけ。やり直せる。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

お陰様で自分で開発したアプリ「アトピヨ」は、2万ダウンロードある日本最大級のアトピー患者向けアプリ・コミュニティに成長したが、まずは、今の3倍の6万人に日常的に使われるアプリを目指している。これは、日本のアトピーの方600万人の1%に相当し、その先は60万人を考えたい。

長期的には海外でも展開していきたい。世界中のアトピーの方にアトピヨを使ってもらってデータを蓄積し、それを新薬開発や診療に活用してもらう。将来的にはAI(人工知能)を使った画像診断にも取り組みたい。そうやって、製薬・医療と連携して、巡り巡って患者さんに還元されていくサイクルを作りたい。まずは日本で普及させて、次は2700万人の患者がいるアメリカを目指したい。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

キャリアの掛け算を意識して欲しい。

私の場合、キャリアプランが明確でないまま、大手監査法人に入社した。しかし、その後、ベンチャー転職、アプリ開発、ヘルスケア起業など、今までとは違う分野にチャレンジ・掛け算することで、キャリアの幅を広げることができた。

監査法人に入った当初は、監査の専門性を高めて、法人内で上を目指すという漠然としたイメージがあった。監査という業務を縦に深掘りして、トップを目指すのは素晴らしいことではあるが、試験に合格した会計士同士での熾烈な競争でもある。監査を一通り経験した後は、海外・ベンチャー・金融・公会計・コンサル・システムなど関連分野を横に掛け算すると面白い。私はプログラミング学習してアプリ開発したが、関連分野を飛び越えて、大きく横にずれてしまうのもありかもしれない。
キャリアを横に掛け算していくことでも希少なキャリアになる、という視点があると、選択肢が広がるだろう。

また、機会があるのであれば、男性・女性に限らず育児休暇を是非取得して欲しい。出来れば1カ月以上とれると良いと思う。
社会人になると長期休暇をとるのはなかなか難しかったりする。子供の大事な成長に立ち会えるというのは勿論だが、一度立ち止まって、キャリアの棚卸をしたり、スキル獲得にも使える貴重な機会になると思う。

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