RyotaroAko(りょうたろうあこう) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

アトピヨ合同会社

代表

Ryotaro Ako りょうたろう あこう

キャリアを掛け算で考える
会計士×エンジニア×ヘルスケア起業家
リーダータイプ
リーダータイプ

1979年2月3日生まれ(45歳)
神奈川県出身 ・ 千葉県在住
慶應義塾大学大学院 理工学研究科開放環境科学専攻 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

私の強みは、公認会計士、エンジニア、ヘルスケア起業家という3つの側面をもっていること。

大学院の指導教授と会計士の友人から、キャリアの考え方として掛け算があるという話を教えてもらった。
例えば、公認会計士は難関資格であり、それをもっていることは強みでもある。ただ、会計士同士で比較すると、それは強みにはならない。そこで、会計士でコードも書けるとなると、会計士の中でもごく一部に限られ、強みになる。これに、さらにヘルスケア起業家を掛けると、日本でも珍しい存在になる。
会計士という資格は、起業する上でも武器になった。定款作成・資本金払込・設立登記など受験時代に習ったものの、仕事であまり使う機会が無かった知識が、会社を自分で設立するという実体験でいかされた。期末決算や税務申告を自分でできることも、これから楽しみたい。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

心が大きく動いた瞬間は、自分で一から作ったアプリが人に使われ、その方からお礼のメッセージをもらった時。

2015年にはアレルギーが原因で救急車に運ばれたこともあり、アレルギーやアトピーは自分にとってマイナスの経験である。ただ、それがアプリ開発を通じて、回りまわって人の役にたったと思うと、辛い経験も無駄では無かったと思えるようになってきた。
経産省「ジャパン・ヘルスケア・ビジネスコンテスト」・総務省「異能vation」など複数の受賞、NHK・読売・毎日・産経など複数のメディア掲載を通じて、アトピーの方への認知も少しずつ広まりつつあり、2021年には2万ダウンロード・4万枚の投稿画像がある日本最大級のアトピー患者向けアプリ・コミュニティに成長して、人の役に立てているという確かな実感がある。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

公認会計士として深く悩んだことは、独占業務である監査をやり続けること。

監査法人時代に、名門企業を担当させていただき、その監査チームにいる中で自分も成長できた。しかし、何回か経験しているうちに、監査がルーティンワークであること、そして、新しいことができないことに面白みを感じられなくなってしまった。
その時、私はベンチャー企業への転職という選択をしたが、VC、金融機関、コンサルなど公認会計士が活躍できる場面は広い。やりたいことがあれば起業してもいい。また、監査法人の中でもベンチャー支援・公会計・海外駐在・コンサルなど色々な選択肢があるので、法人に所属していても面白いキャリアを築くことはできる。

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