廣渡嘉秀(ひろわたりよしひで) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

株式会社AGSコンサルティング

代表取締役社長

廣渡 嘉秀 ひろわたり よしひで

「会計士は頑張ればこれだけ活躍できる」という事例を示していきたい
革命家タイプ
革命家タイプ

1967年(56歳)
福岡県出身 ・ 東京都在住
早稲田大学商学部 卒業

革命家タイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
  • 30
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  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 21.7%

自身の仕事に対して情熱を持って取り組む傾向にある。
また高いコミュニケーション能力を活かして、周囲と協力しながら物事を進めることができる。
知的好奇心も強いため、新しい考えや意見を取り入れることをいとわない。
物事を抽象化して考えるため、大局的な判断力を持つ。
ストレスを感じても過敏に反応することなく的確に対処ができるため、周囲からは誠実かつ落ち着いて見られることが多い。

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1キャリアサマリー
1990 年
早稲田大学商学部 卒業
センチュリー監査法人(現:新日本監査法人)に入社
国際部(ピートマーウィック)に所属
1994 年
公認会計士登録
株式会社AGSコンサルティングに入社
廣渡公認会計士事務所を開設
2004 年
新日本監査法人を退社
株式会社AGSコンサルティング代表取締役専務に就任
2006 年
株式会社AGSコンサルティング代表取締役副社長に就任
2008 年
株式会社AGSコンサルティング代表取締役社長に就任
AGS税理士法人代表理事に就任 現在に至る

会計士を目指そうと思ったのは大学時代です。もともと映画監督になりたいと思い、福岡の田舎町から東京へと出てきたのですが、自分の才能に限界を感じ新たな道を模索する中で、会計士という仕事があることを知りました。
当時はバブル全盛期で周囲には大企業に就職しエリートサラリーマンを目指す人が多かったのですが、天邪鬼な私は普通に就職するのが嫌でした。専業農家を営んでいた親の影響もあると思いますが、独立して何か商売をしたいという思いが強かったのです。独立をするにも何かベースとなるような資格を取ろうと考え、会計士の勉強を始めました。
試験に合格後、厳しい環境のほうがより成長できると考え、実力主義の外資系であるセンチュリー監査法人(現:新日本監査法人)に入所しました。
4年間、監査法人で過ごしてから、公認会計士登録のタイミングで縁のあったAGSへと転職しました。監査法人では経験できない税務などのキャリアを積みたかったからです。
AGSにおいてまずは税務の勉強から取り組みましたが、次第にコンサルティング領域の仕事もこなしていくようになりました。そしてIPO事業部や国際事業部などを立ち上げ、マネジメントに関わるようになっていきました。社長に就任した2008年にリーマンショックがあり、業績が転落しましたが、企業再生業務など新たな領域を開拓し、なんとか持ち直すことができました。
現在は、「日本一の会計事務所」になることを目標に、社長業をしています。

2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

外資系の監査法人に入ったこともあり、新人のうちからたくさんの仕事が回ってきて、早い段階で多くの経験を積むことができました。責任の所在を常に明らかにするよう求められたり、必ず自分の結論を述べるよう指示されたりと、外資系らしい合理的な仕事のやり方を若い時に身に付けられたことは、その後の財産になりました。繁忙期には月に200時間の残業がありましたが、閑散期はゆっくりと自分の時間を過ごせるというメリハリのきいた働き方ができました。また、監査の手続きやマニュアルがしっかりとしており、非常に体系立った監査を行う会社でしたので、監査に対する理解が深まりました。
当時、私の周りの同僚や先輩をはじめとして、向上心にあふれた人や能力が高い人がたくさんいました。仕事にも遊びにも優秀で、とてもいい環境だったと思います。この頃にできた人間関係は絆が強く、現在においても大切な存在です。
ただ、入る段階から監査法人に在籍するのは4年と決めていました。三次試験が終わるタイミングで独立しようと思っていたのですが、監査法人だけの経験ですと、税務・経理・コンサルティングといった実務的な仕事に疎いことに気づき、まずは税理士事務所で次のキャリアを積むことにしました。そこで出会ったのが、AGSです。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

業種でいえば、社長業です。各事業、各支社のバランスといった会社全般の業務を上の立場から見守りつつ、会社が進んでいく方向を決定します。社長になって10年を超えましたが、これからも社員全員が活躍できるような場をもっともっと作っていかねばならないと思っています。
経営者というポジションですが、私は企画を立てるのが大好きです。過去を振り返っても、IPO、企業再生業務、国際業務と、事業を企画し、サービスを作り、営業をして拡大していきました。また、ベンチャー企業のIPOを通じ、5人10人の規模から1,000人の社員を抱えるまでに成長していく過程をいくつも見せてもらいました。彼らの企画力と事業を育てる手法から学ぶところは大きかったです。
ですから社員にも、企画マインドを大切にしてほしいと思っています。自分で企画を立ち上げ、伸ばしていけるような社員を育てていきたいです。

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