内田博之(うちだひろゆき) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

株式会社ファーストリテイリング

社長室

グループ執行役員

内田 博之 うちだ ひろゆき

公認会計士という資格を1つのツールとしてどう活用できるかで、将来の可能性は大きく広がる
事務次官タイプ
事務次官タイプ

1973年10月10日生まれ(50歳)
神奈川県出身 ・ 東京都在住
明治大学商学部 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

私の強みは、仕事や自分自身を客観視しながら、あるべき姿を考え、その実現に向けた道筋をつけること、また、それを実現まで持っていく実行力です。
常に、「どうあるべきか?それをいつまでに実現するか?」を考え、そこから逆算して物事を進めています。また、それをする上で大切なのは、最後までやりきることです。買収案件は大小含めかなりの数がありますが、最終的に実現するものはごく僅かです。このように言うと、仕事の成果を出す場面は非常に限られるように見えますが、「やらない」という判断をすることも成果として考えています。1つ1つの機会について、丁寧に最終結論を出すまでやりきることを意識して仕事をしています。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

プロジェクト推進の仕事をしていると、最終的にそのプロジェクトが成約すること、買収であれば実行できる買収案件を成約まで持っていくことが仕事の成果と考えるのが普通だと思います。
ファーストリテイリングに入社した当時、積極的に様々な買収案件の検討をしていたものの、一方で成約に至る案件はそれほど多くはなく、なかなか成果を出せていないと考えていました。
ある時、社内研修の場で「成果を出す」というテーマで議論をしていた際、この点を悩みとして話をしたところ、弊社社長の柳井から、「やらないという結論を出すことも成果じゃないですか」と指摘され、はっとさせられました。
上記4にも書きましたが、何か形にすることばかりが成果なのではなく、最後までやりきった上で正しい判断をすることが、仕事で成果を出す上で重要であることに気がつきました。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

冒頭にある通り、もともと監査業務に従事したいという強い思いで公認会計士を志したわけではありませんが、監査経験が無いまま公認会計士と名乗ることに対する悩みはありました。また、3次試験の受験勉強では監査実務を知らないことで相当苦労し、やはり監査実務を一度経験すべきではないか、と考えたこともありました。
しかし、自分が仕事としてやりたいことは何か、それをやる上で監査業務を経験することが必然か?と考えると、それはそうではないなとの結論に至り、その後はこの点で悩むことは無くなりました。

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