井出彰(いであきら) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

井出公認会計士事務所

代表 スタートアップアドバイザー

井出 彰 いで あきら

仕事の幅の広さがベンチャ―の魅力。ネットワークとコンサルティングの知見を生かして企業成長に貢献
革命家タイプ
革命家タイプ

1987年7月30日生まれ(37歳)
東京都出身 ・ 東京都在住
慶應義塾大学 法学部政治学科 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

会計士という資格のメリットは2つあると思っている。1つ目は、割と良い防具になること。2つ目は、初対面の印象の良さだ。

自分の人生の目的は“楽しく生きること”だ。そのためにはある程度の自由が必要だと思っていて、時間や場所にとらわれず、また一つの仕事・会社に縛られず、自分で仕事を作り出している人たちを尊敬しています。その目的を達成する意味において、会計士の資格は防具にはなるので、リスクを冒すことが資格がない状態と比べると比較的たやすいと思っている。また、初対面の信用度の良さも割と重要だと思っていて、何も知らない状態から信頼を得ることはすごい力がいる。ただ資格を持っているとそのスタートの信頼が0ではなくわずかにある。ほんのわずかで最終的には本人の実力次第ということは言うまでもないのだが、そのほんのちょっとの信頼感は有利に働くものと思っている。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

自分個人の名前を売っていくこと、そのためには、フットワークの良さをさらに活用することと、さらなる成果を出すことが必要だと思っている。やりたいことは変わることがあるが、会社の看板に頼ることがなくなった今の状況で、自分個人にオファーが来るような状況になるのが理想だと思っている。また、自分で事業を作るのも目標だ。そして、ビジネスの世界で活躍されている方の多くは、プライベートも普通の人以上に充実させている方が多いので、自分も仕事とプライベートをくっきり分けることなく、両方充実させていきたい。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

監査法人で、パートナーを目指してずっと生涯働くのはいい選択肢であると思うが、いずれ出ていくつもりであるのであれば、早めに出たほうがいいと思う。ある程度特殊な業種なので、一般的な企業で役に立つスキルばかりではないし、そのモチベーションで働くより、やりたいことをやっているときの方がはるかに得られるものが多い。

また、学生のうちに、会計士の資格を取られた方は、普通の就活を一通り体験することを勧めたい。是が非でも会計士になって監査法人に入りたいという意志が強い人はする必要はないと思うが、そうではなく、とりあえず資格の勉強を始めたという人も多いはず。そういう方々は、とりあえず監査法人ではなく、いろんな選択肢を見た上で、意思決定をしたほうが絶対に良いと思う。今、私が新卒の立場であるならば、投資ファンドや、総合商社、M&Aファーム等、経営の最前線と深く関わりのある仕事をしたいと思う。もちろん、会計士の勉強で得た知識は役に立つと思うし、これらの会社に行ってから監査法人に入ることはできるし、むしろその方が活用できるとも思える。

また、結局ビジネスは人と人とのつながりなので、勉強が終わった受験生、すでに監査法人で働いている人は、色んな人に積極的に会うアクションを起こすことを勧めたい。若いうちは、若くて会計士というだけである程度興味を持ってくれるし、そうでないならばなにかこちらからもgiveできるものが必要となるかもしれないが、いずれにしろ受動的ではなく、能動的に動くことからいい話は舞い込んでくると経験的には思うので。

例えば、ベンチャーに行ったときに、社内には誰も詳しい人がいない、そういうときは社外の詳しい人に聞くことが一番有効となる。そのために、色んな人と知り合い、仕事なのかプライベートなのかよくわからないような関係となり、なんでも気軽に質問・相談し合える人を作ることがいいと思う。

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