瀧上直人(たきがみなおと) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

株式会社ビジネスコンストラクション

代表取締役

瀧上 直人 たきがみ なおと

会計税務とコーチングのスキルセットで付加価値の高いコンサルティングを実現
冒険家タイプ
冒険家タイプ

1980年1月28日生まれ(44歳)
京都府出身 ・ 京都府在住
同志社大学 商学部 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

つい見落としがちになるのが、人はたった一回しかない人生を生きているという視点に立つことです。毎日の仕事に追われ、仕事をこなすことばかりに目がいってしまいがちです。その気持ちはすごくよくわかりますし、僕もそうなってしまっている時が今でもあります。毎日、頭の中は、やらなければならないことやお客さんとのトラブル、社内の人間関係の悩みなどに支配され、人生を歩んでいるという視点に立つことが難しかったりするものです。

私は独立を決断するに際して、自分の人生に対してどんな歩み方をしようかな、と立ち止まって深く考えることにしました。そこで出てきた答えは、自分が心からやりたいと思える仕事をやるのが一番いいということでした。なぜなら、そこには全力でエネルギーを投入することができ、時間を忘れて没頭することができるからです。これほど強いものはないと思っています。そしてやりたい仕事の一つは、コーチングスキルを使って、組織の中の人の抱える課題であるストレスを解消していくことです。

そんな人生の道のりを歩んでいくにあたって、会計士の資格を持っているのはとても優位に働きます。資格という形式だけに頼るつもりはありませんが、外観的に会計士というステータスを活用することで、事業展開を早く進めていくことができます。一言で言えば、信頼関係を構築しやすいからです。また、外観だけでなく中身も当然に大切ですが、大手監査法人でたくさんの業務経験、担当会社とのコミュニケーションをとり、多くの会社を内側から見てきたことは非常に武器になります。これも、会計士としての資格を取得し、監査法人に勤めてきたことから生み出される強みになります。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

先にも触れましたが、監査法人に勤務していたときや、また、独立した後においても、数多くのお客さんの会社を見てきました。そこでいつも感じているのは、いわゆる組織で働くサラリーマンの方々は楽しそうに出勤していないし、明るく仕事していないし、笑顔の少ない職場が多いということです。もちろん雰囲気のよい職場もありますが、大半の会社は、楽しくなさそうに働いているという印象です。

その理由はすごくシンプルです。仕事へ向き合う心の在り方を間違えている、業務が絶対優先だと思っている、意識なく人間関係を疎かにしている、仕事ってこんなもんだろと勝手に自分の中で基準を作っている、という部分に原因があります。そこを変えていきたいと強く思っています。コーチングスキルや得意とする業務改善の経験を通じて、サラリーマンが活き活きと働けるような環境を整えていきたいと思います。そして、そんな職場で働くお父さん、お母さんの姿を子どもが見たとき、「いつも仕事が楽しそうだね。どんな仕事しているの?僕も早く大人になってお父さんみたいに働きたいな」って言われるような、そんな社会を作っていく人物でありたいと思っています。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

今までの常識にとらわれず、やりたいことを仕事にする。人は、活き活きとしている人に魅力を感じます。明るく、笑顔で、一生懸命頑張っている人は魅力的ですし、一緒にいたいと思います。

じゃあどうすればそうなれるのか。それは、本当に自分がやりたいと思うことを見つけて、とことんそのことに打ち込むことです。やりたいことだから、時間を忘れて専念することができます。お金のことなど二の次で取り組めるぐらい、やりたいことを見つけてみてください。それは、監査法人内にあるのか、一般事業会社にあるのか、コンサルティング会社にあるのか、独立しないとできないのか、人それぞれです。

たった一度の人生ですから、やりたいことにチャレンジしてみませんか?おそらく、そのチャレンジしている時が、あなたが輝いている時になると思います。魅力的な会計士はそんなところから生まれてくるんだと思っています。

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