清水基弘(しみずもとひろ) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

有限責任監査法人トーマツ

監査・保証事業本部 金融事業部

パートナー

清水 基弘 しみず もとひろ

全ての仕事を、いかに自分事として捉え、オーナーシップを持って取り組むことができるかが重要
革命家タイプ
革命家タイプ

1971年(52歳)
東京都出身 ・ 東京都在住
早稲田大学 商学部 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

公認会計士を目指したのはそもそも、腹の突き出たオヤジにならない、居酒屋でくだを巻かない、というのが理由ですので、この点は今でも守っています。50代に入り、ちょっと油断するとブクブクしていきますので、毎月100km(累計)のランニングを欠かさず、夜は炭水化物を極力控え、体調管理、体重管理に努めています。これだと、公認会計士とはまるで関係の無いように聞こえるかもしれませんが、公認会計士というプロフェッショナルである以上、『心技体』のバランスは極めて重要だと考えています。会計という「技」がなければ勿論我々の仕事は務まりませんが、「技」だけでも社会に影響を与える正しい仕事はできないと思っています。技を磨き、体を鍛え、心を整え、いかに平常心を保てるか、というのを日常の中で心掛けています。

近年、公認会計士、監査人に対する社会的期待は、非常に高いものとなっています。まさに、高校時代、物理の先生が予言した通りですね。その中で、社会の期待と同時にクライアントのニーズに応えるという二つの目的を果たすということは自分にとっての大きなやりがいだと感じています。監査業界も、社会の期待に基づき、規制と共に変わっていかねばなりませんが、どんな時代でも、自分が何者なのかという問いに答えるべく、その社会的使命を全うしていきたいと思っています。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

「弘(ひろ)」く、皆の「基」本となるように。

これは、僕の『基弘』という名前に託された期待だと、名前を付けた父親が教えてくれました。その父は残念ながら既に他界していますが、今もまだ彼と一緒に生きているような気持ちで、その期待に応えられるよう、これからも精進し、成長し続けたいとの想いです。皆さんも自分の名前の由来や学生時代の何気ない一コマを振り返ってみると、自分のWILLに気付くことがあるかもしれません。

他方で、監査法人だけでなく、会計士業界における人材育成には高い関心を持っています。ここ数年、法人のリクルート活動にも積極的に関与していますが、最近の合格者は、僕が会計士試験に合格したときよりも、若い方が多く、また一方で、前職から一念発起してこの業界に飛び込んで来られる方も増えているように思います。多様な人材を受け入れると同時に、成長の機会と実感を与え、法人、業界全体が、社会に資するものであり続けるため、彼らと一緒に成長できるような土台作りに引き続き貢献していきたいと思っています。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス:グローバルな会計士を目指すならこのアクションをしよう

会計士受験生へのアドバイス

合格者が若年化傾向にあるとは言え、やはり大変で難関な試験だと思います。ただ、それが自分の意志(WILL)である限り、CANとMUSTは必ず付いて来ますので、是非勉強に勤しんで下さい。もしその中で悩むことがあれば、リアルな世界のいろいろな方の話を聞いてみるのが良いと思います。

会計士として、グローバルな世界を目指す方へ

僕も入社当時、英語ができたわけでは全くありませんでした。むしろそのコンプレックスを少しでも克服しようと、トーマツを選び、また英語に関する業務にも自分から飛び込んでみた結果が今に至ります。デロイトも、全世界に展開するグローバルファームですので、海外で活躍する機会は沢山ありますし、今後も一層グローバル化が進み、その機会が更に増えていくことになるかと思います。昨今、海外留学や海外勤務を希望される方が減っているという話も聞きますが、異なる環境に身を置く経験は、必ず自分の視野を広げ、間違いなく成長させてくれます。そこに自分の意志(WILL)がある限り、どんなことにも挑戦して行けると思いますので、先ずは最初の一歩、勇気を持って踏み出してみることが大切です。一緒に日本の、そして世界の会計士業界を盛り上げていきましょう!

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