清水基弘(しみずもとひろ) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

全ての仕事を、いかに自分事として捉え、オーナーシップを持って取り組むことができるかが重要

清水 基弘

しみず もとひろ

生年月日
1971年(47歳)
所属企業
有限責任監査法人トーマツ
所属部署
監査・保証事業本部 金融事業部
役職
パートナー
最終学歴
早稲田大学 商学部 卒業
出身地
東京都
現住所
東京都
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1キャリアサマリー
1996年
監査法人トーマツ(現 有限責任監査法人トーマツ) 入社 東京監査配属
2001年
金融事業部へ異動
2005年
Deloitte & Touche LLP ニューヨーク事務所 赴任
2009年
東京事務所 金融事業部へ帰任

早稲田大学卒業後に公認会計士第二次試験に合格し、その年の1996年に監査法人トーマツに入りました。2度目の挑戦での合格でしたので、合格発表会場である合同庁舎に自分の受験番号があったときには、何よりも安堵したことを今でも鮮明に覚えています。

入社時は東京監査に配属となり、商社やメーカーなど様々な規模や業種のクライアントの監査を数多く経験しました。前職も無くトーマツに入りましたので、失敗も多々ありましたが、多くの先輩や同期に支えられ、社会人、そして監査人としての基礎を身に付けることができたように思います。2001年、自身の希望により金融事業部に異動し、メガバンクを担当することになりました。何か異なる大きなことにチャレンジしたいという気持ちと、いつかは海外で働いてみたいという想いで、グローバルなクライアントを希望していたところでした。そして、2005年10月、かねてからの夢を叶え、念願のニューヨーク事務所に赴任となり、実に多くの学びを持って、4年後の2009年に東京に帰任、引き続きメガバンクの担当となりました。

大手監査法人というグローバルファームにおいて、世界中のプロフェッショナルと一緒に働くということは、自分にとっては非常に刺激的で、それゆえに入社して20年以上経った今でも、成長したいという気持ちが尽きることはありません。そして、この「いつまでも成長したい」という意志こそが、僕自身の生きる源泉であるとも思っています。

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この会計士のタイプは?

革命家タイプ
内向的
臨機応変型
大局タイプ
個人主義
伝統型
外向的
計画管理型
こだわりタイプ
集団主義
革新型
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自身の仕事に対して情熱を持って取り組む傾向にある。
また高いコミュニケーション能力を活かして、周囲と協力しながら物事を進めることができる。
知的好奇心も強いため、新しい考えや意見を取り入れることをいとわない。
物事を抽象化して考えるため、大局的な判断力を持つ。
ストレスを感じても過敏に反応することなく的確に対処ができるため、周囲からは誠実かつ落ち着いて見られることが多い。
このタイプの会計士は回答者全体で、
11.4%います。
2監査法人に入社することを選択したきっかけ

そもそも何故公認会計士を目指したのか、という点では、あまり明確な格好の良い目標が当時はなかったように思います。何となく、普通のサラリーマンになりたくないな、腹の突き出たオヤジになって、居酒屋でくだを巻いているような大人にはなりなくないな、そんな単純な理由だったように思いますが、その一方で、公認会計士という資格自体は高校生のときに、当時の物理の先生が教えて下さいました。なぜ物理の先生がそんな話をされたのかはあいにく記憶にないのですが、『これからの世の中、重要な役割を担い注目される職業の一つが公認会計士だ』というお話を物理の授業中にされていました。実際、僕が公認会計士の二次試験の勉強を始めるのは、もっと後になってからではあるのですが、東京 西日暮里にある男子高校での何気ない日常の一コマが僕の人生のきっかけになったようです。

なお、1996年当時、監査法人への就職は今のような売り手市場ではなく、相応に厳しい状況でありました。当時はまだビッグ6(6大法人)という時代で、今よりも選択肢は多かった中、縁あってトーマツに入社することになりました。トーマツを選んだ最大の理由は、やはりいつかは海外で働いてみたいという願いに一番近い法人であったからで、当時の就職説明会でも、グローバルの名称に創始者である日本人の等松(とうまつ)という名前が入っているのはトーマツだけだ、という話は印象的でした。

3監査法人での仕事の内容、特徴、キャリアパス

入社以来、一貫して監査業務に従事しています。監査の仕事自体、余り面白味のない仕事だと言う方も中にはいますが、僕自身には合っているように思えますし、入社以来、監査人としての数多くの貴重な経験を通じて、自分自身も常に成長しているという実感を持てています。トーマツでは、全世界で統一されたデロイトの監査アプローチを採用していますので、ニューヨーク事務所に赴任した際も余り大きな戸惑いはなく、まさにグローバルに普遍な仕事なのだと思います。

なお、大手監査法人で働く魅力は、人により捉え方が様々ではあるものの、やはりクロスボーダー(グローバル)とクロスファンクションは特徴として挙げられると思います。デロイトも、全世界で150を超える国や地域に26万人を超えるプロフェッショナルを擁するグローバルファームですし、世界中の方々とボーダーレスで働ける環境は非常に刺激的です。また、国内グループを見ても、監査・保証業務だけでなく、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務・法務といった多様なサービス体制を構築し、課題解決に取り組むクライアントに対し幅広いサービスを総合的に提供していますが、それは同時に、そこで働くプロフェッショナルの多様な成長機会ともなっています。

最近、巷では、監査人の業務のほとんどは将来AIに取って代わられる、という話も耳にしますが、個人的には、AIを活用することで、よりプロフェショナルとしての仕事に専念でき、これまでの業務の範囲を拡大し、より大きな成長機会に接することができるものと考えています。

『人間的信望を高めることが何よりも肝要である』

これは、1969年トーマツの前身である「等松・青木監査法人」設立時に定められた「当監査法人の基本構想」にある言葉です。経営者から信頼される公認会計士であるためには勿論ですが、他者を巻き込んで一人ではできない大きな仕事を成し遂げる場合でも、人間的信望、周りからの信頼がなくては成し遂げられませんし、人間力を向上させることが、今後我々がAIと共存できる唯一の道だと思っています。そのためにも、業務であるか否かに限らず、リアルな世界で色々な人と繋がる経験はとても大切だと思いますし、リアルな世界での失敗や学びこそが、自身を人間として成長させていくものと信じています。

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