懸川高幸(かけがわたかゆき) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

スカイマーク株式会社

財務経理部 財務課 兼 上場準備室

財務課長

懸川 高幸 かけがわ たかゆき

企業再生・成長に必要な変革を、ヒト・モノ・カネ、全ての分野から主導・支援するMBA会計士
アナリストタイプ
アナリストタイプ

1983年5月26日生まれ(37歳)
東京都出身 ・ 東京都在住
グロービス経営大学院大学 経営学修士(MBA)

7人生の目的と公認会計士という資格

私の人生の目的は、子ども達の世代が明るく過ごせるよう、景気循環をビジネスサイドから促進出来る人材になることです。私はバブル崩壊後の景気低迷期に育ったからか、幼少期からTVニュース等、相対的に暗い話題が多いと感じていました。物は溢れていて世界的に見れば裕福であるにも関わらず、希望を持っている人が少ない、そう感じていました。MBAで様々な企業の成功例を学び、前職や現職で企業再生の実務を通して学んだのは、企業に働く人や独自の資源は大きな可能性を秘めているということ。企業経営の方針を変えるだけで新たなマーケットを創出し業績を大きく変えることの出来る可能性があるということ。私は、そういった経営原理を把握し変革を推進し、景気循環を促進出来る人材を目指しています。

私の人生の目的に対し、公認会計士という資格は“基礎”であると考えています。一般事業会社の経営という観点では、会計は一側面でしかなく、ヒト・モノ・カネ、全ての総合的な知識や経験が必要となります。そのため、会計以外の分野についても学ぶべき点はごまんとあり、公認会計士は私の基礎になっているものの、その基礎に留まらずさらに幅広く経営を会得する必要があると考えています。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

短期的な目標は、現職で企業再生及び株式上場を達成することです。スカイマーク株式会社は売上約800億円、従業員約2,000名、羽田空港発着の国内路線を中心とした航空会社です。売上規模やインフラ事業という特性から、本企業の再生及び株式上場は非常に意義があると考えています。私は財務課長、上場準備室の一員としてその一翼を担い、株主・金融機関・取引先・従業員など、各種利害関係者の利益最大化に貢献出来るよう日々尽力しています。

中・長期的な目標は、会計以外の幅広い分野を経験しながらCFOを目指すことです。上述のように、私は経営をヒト・モノ・カネの総合的なものだと捉えており、その各分野における知識・経験があって初めて市場にインパクトを与えられる人材になれると考えています。監査法人ではカネ分野を、前職では幅広い管理部門業務の経験を、MBAではヒト・モノ・カネの幅広い知識を得ました。引き続き、私に足りない部分を経験しながら経営層に上がっていきたいと考えています。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

私自身が何かを成功したわけではないため、私の人生の学びの備忘録として記載させて頂くと、経営者を目指すなら、まず、より多くの経営者に会い話を聞くと共に、より多くの成功企業を分析するのが良い。

私はMBAにおいて100社以上の会社を分析し、数十冊の経営図書から学び、ビジネスカンファレンスや個人的なつながりで何人も経営者の話を聞いてきました。そこで感じたのは、経営に、こうすれば成功するという固定概念はなく、同様に、こういう人物だと経営者として成功するという固定概念はないということです。私は、経営者は、いわゆるカリスマの資質を持っている人の方が向いていると思っていましたが、多くの実例から、必ずしも業績向上にカリスマ経営者は必要ないということを学びました。業界で卓越した業績を達成した企業を分析した『ビジョナリー・カンパニー』シリーズでは、むしろ、企業を偉大な企業へと変革したリーダーは、万事に控えめで、物静かで、内気で、恥ずかしがり屋ですらあると書かれています。私がお会いした経営者の方も様々な性格の方がいました。人はそれぞれ性格が異なるため当然ですが、成功する経営者も様々だと学びました。

その体験から、自分自身の誤った固定概念から可能性を閉じてしまうのではなく、より多くの実例に触れ、自由な発想に基づいて可能性を信じ努力を続けることが重要であると学びました。そうすることで一見難しいと感じる高い目標であっても達成出来ると考えています。

1 2 3
会計士が活躍できる企業はこちら