坂田康明(さかたやすあき) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

会計以外のさまざまな課題にも常に向き合い続ける。経営者にとって本当に信頼できるパートナーを目指す

坂田 康明

さかた やすあき

生年月日
1982年10月13日(36歳)
所属企業
株式会社Initial Stage
所属部署
役職
代表取締役
最終学歴
明治大学 商学部 商学科 卒業
出身地
埼玉県
現住所
東京都
1キャリアサマリー
2007年
某資格専門学校で非常勤講師として勤務
2010年
某中堅監査法人及び中堅・中小企業向けの某M&Aアドバイザリー会社で勤務
2014年
経営支援の株式会社リヴァンプに転職
2016年
上場子会社の創薬ベンチャー会社に転職
2018年
スタートアップ・IPO準備会社向け経営管理体制構築支援の株式会社Initial Stageを設立

埼玉県越谷市で生まれ、3歳の時に千葉県浦安市に転居、以後20年以上東京ディズニーランドとともに生きる。中学高校は、自宅から片道1時間の中高一貫の男子校に入学し、6年間皆勤する(中学でテニス部から帰宅部になり、以後部活動をしてこなかったことが大きな後悔)。
大学入学後は、アルバイトとサークル三昧の生活を送る。父親が公認会計士だった関係で、高校時より公認会計士を志そうと決めてはいたものの、大学時代はほぼエンジンがかからず。大学卒業後、どんどん周りが試験合格していく中で、大学界隈でただ机に向かって潜伏活動していることに焦りと悲しさがこみ上げ、社会との接点を求めて某資格専門学校で非常勤講師として働く。
試験合格後、紆余曲折あってファーストステップから監査法人と事業会社の二足のわらじの道を歩み、この時点で「普通の道」を外れる。公認会計士登録後、企業経営の現場力を求めて経営支援のリヴァンプに転職し、東証一部上場の不動産会社でまったく会計とは関係のない業務効率化、コスト削減、CS調査支援に約2年従事する。35歳を目前にして自分の強みを改めて考え、また会計から暫く離れてしまっていた焦りもあり、大学時代の友人の誘いで、IPO準備のため創薬ベンチャーに転職し、上場準備体制を二人三脚で構築する。その後、これまでの全ての経験を活かすべく起業し、現在に至る。

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この会計士のタイプは?

革命家タイプ
内向的
臨機応変型
大局タイプ
個人主義
伝統型
外向的
計画管理型
こだわりタイプ
集団主義
革新型
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自身の仕事に対して情熱を持って取り組む傾向にある。
また高いコミュニケーション能力を活かして、周囲と協力しながら物事を進めることができる。
知的好奇心も強いため、新しい考えや意見を取り入れることをいとわない。
物事を抽象化して考えるため、大局的な判断力を持つ。
ストレスを感じても過敏に反応することなく的確に対処ができるため、周囲からは誠実かつ落ち着いて見られることが多い。
このタイプの会計士は回答者全体で、
11.4%います。
2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

試験合格後に入所した監査法人では、比較的規模の小さい複数の国内上場会社の財務諸表、内部統制監査に従事した。また、未上場会社の任意監査にも何社かアサインしてもらった。
中堅の法人であったため、法人としての研修制度がなく、学ぶことは全てOJTであった。入所年次と担当科目の一般的な感覚はあまりわからないが、大手法人の同期よりは多くの勘定科目を担当させて貰えていたように思える。ただ、周りは殆どが大手監査法人出身のベテラン会計士であったため、法人内に頼る同期がいなかったことはとても孤独であった。しかし、そこは補習所の同期に公私ともに助けてもらったので、何とか乗り越えられた(?)と感じている。いまでもその時お世話になった補習所のメンバーたちとは親しい関係を続けさせてもらっている。

上述したとおり、公認会計士の第一歩から普通の道を外れた影響もあってか、もしくは、そもそも自分の性格が監査業務に向いていないことを感じたためか、残念ながら在籍期間を通じて与えられた業務に高いモチベーションを維持できるポイントを見出せなかった。ただ、監査の手法や考え方に加えて、仕事をする上でのコミュニケーション方法やビジネスマナーなど、その時の経験はとても学ぶことは多く、今でもその時学んだことは要所で活かされていると感じる。面倒見の良い先輩方に時に優しく、時に厳しく、厳しく、厳しく・・・たくさんご迷惑をお掛けしながら、貴重な実務経験を積めたことはいまでも感謝でいっぱいである。

一緒に働いていた諸先輩方は自身で事務所、事業をやられている方が殆どだったため、監査業務よりも寧ろそちらに感化され、一定の経験をしたところで、監査とは別の仕事に就こうと考えていた。これには、監査業務と並行して従事していた父親が経営する中堅・中小向けのM&Aアドバイザリー会社での業務に面白みを感じていたことも影響していただろうと思う。M&Aアドバイザリー業務では、飛び込み営業も含めて、百社以上の会社に訪問し、提案、交渉する機会を与えてもらえた。その中で、対面する中堅・中小企業の経営者の役に立てる仕事というものを真剣に考えるようになり、同時に対面する経営者の方々のように「自分の城を持ちたい」と思うようになった。
その後の経験を通じても、「自分のコントロールできる範囲で事業をやりたい」という思いは増していった。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

現在は、在籍していた創薬ベンチャーのサポートを継続しつつ、Initial Stageを友人と設立し、主にスタートアップ企業の経理財務業務支援をはじめ、規程整備や業務管理、人事労務の課題から人生相談まで、ありとあらゆる課題をクライアントの経営者や従業員の方々と一緒に取り組んでいる。いわゆる外部CFOの立ち位置で、様々な課題解決を経営に近い立場で進めている。
会計士業界でいうと、経理・財務業務支援や内部統制構築支援、上場準備支援のコンサルティング会社や事務所は多く存在するが、これらの枠にとらわれず、経営管理業務全般を請け負っていることが当社の一つの特徴である。そのため、チームメンバーとして必ずしも公認会計士に拘らず、他の士業の方や管理部門出身の方などにもサポート頂いている。
また、会社のステージに見合ったサービス提供を念頭に、独りよがりにならないように常に気を付けている。
当社としては、公認会計士の強みである財務経理業務をコアにしつつも、その時々の課題に常に向き合える経営者にとって本当に信頼できるパートナーとして、コンサルティングでもない税務顧問でもない独自の存在でありたいと思う。

当社の短期的な目標としては、拡大を急ぐよりもじっくり着実に実績を積み上げることを重視している。それは、提供サービスを試行錯誤している面もあるが、業務を通じてクライアントや外部協力者の方々との信頼関係を構築することを重視しているからだ。当社の初動は、個人ネットワークから仕事を紹介頂いたが、その仕事を通じて信頼関係を構築し、お互いをコミットし合いながらそこでまた信頼関係を構築し、次に繋げていくという流れを築いてきている。そのため、これからも暫くは着実に実績を積み上げていこうと考えている。
そして中期的には、当社が事業成長をしていく先に「CFO人材を構築するプラットフォーム」を創りたいと考えている。
会計業界は、AI時代の到来もあり、仕事環境が劇的に変化していくことは容易に想像できる。その変化を受けて、公認会計士は「業務」に向き合う以上に、「ヒト」と向き合うことが増えていくと想定される。そのような時代の変化が訪れても重宝がられるCFO人材を一人でも多く輩出したいと考えている。

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