飯塚幸子(いいづかさちこ) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

さまざまな連結の問題を解決。連結を極め続ける“連結の女王”

飯塚 幸子

いいづか さちこ

生年月日
1969年9月16日(49歳)
所属企業
株式会社ラウレア
所属部署
役職
代表取締役
最終学歴
立教大学 理学部 化学科 卒業
出身地
神奈川県
現住所
東京都
1キャリアサマリー
1992年3月
立教大学理学部化学科 卒業
1992年4月
三菱レイヨン株式会社 入社 人事部勤務
1993年6月
三菱レイヨン株式会社 退社(大原簿記専門学校にて公認会計士試験受験勉強に専念するため)
1994年10月
公認会計士試験第2次試験合格
1994年10月
大原簿記学校 入社 公認会計士受験講座簿記担当講師として勤務
(1994年12月~1999年9月 旧青山監査法人、旧センチュリー監査法人にて非常勤として監査業務に従事)
1999年10月
プライスウォーターハウスコンサルタント株式会社(PWC) 入社
2000年1月
株式会社ディーバ 入社
2012年3月
株式会社ラウレア 設立

大学卒業後は研究所勤務を希望して化学メーカーに入社したのですが、配属先は研究所ではなく人事部でした。
人事部は周りの先輩方も優しくて楽しかったのですが、私は専門職志向が強かったので将来に不安を感じ、「何か専門的なことを身に付けなくては」と思い始めました。
化学科出身ではあるものの、大学時代は体育会女子バスケットボール部に所属しバスケットばかりをやっており、たいして「化学」に固執していたわけではなかったので、いまさら「研究所勤務に変えてください」とも言えず、何か資格を取って取れたら会社を辞めようと軽い気持ちで資格探しを始めました。

本屋さんでたまたま見つけた本で公認会計士という資格を知り1993年4月から公認会計士試験勉強を開始しました。(本には短期で合格が可能で、合格したらお金をたくさん稼げると書いてありました)
当初は試験に合格したら会社を辞めようと思っていたのですが、勉強を始めてみると片手間では受かりそうにないことがわかり、思い切って退職を決断しました。結局、最初に入った会社は1年3か月で辞めてしまいました。

公認会計士第2次試験に合格したものの、ちょうど就職難が始まった年で監査法人には入れず(書類選考で大手監査法人不採用)、大原簿記専門学校にて公認会計士受験講座の簿記講師となりました。大原簿記学校の講師業の傍ら、当時の青山監査法人やセンチュリー監査法人で非常勤として監査に従事しました。

その後、当時のPWCが「連結システム導入チームを立ち上げた」というので、大原簿記学校からの派遣講師としてPWCのチームメンバ向けに連結会計の指導に行きました。このご縁があり、1999年10月よりPWCの連結システム(DivaSystem)導入チームに入社することになりました。
PWCにて最初に担当したプロジェクトは大手証券会社向けの連結会計システム導入プロジェクトでした。当プロジェクトでは初めてプロジェクトマネージャーという大役を務めることになったのですが、初めての経験でプロジェクトマネージメントがうまくできず、そのプロジェクトごと連結会計システムの製造元である株式会社ディーバに移籍することになりました。

株式会社ディーバでは連結会計システムの保守や導入を主に担当しました。入社当初約10名程度だった社員が退職時には300名ほどになっていました。ちょうど連結中心の時代となるさなかに連結会計システムの仕事に従事できたことは、現在の仕事を行っていくうえで、とてもよい経験となりました。

その後、いろいろなきっかけやタイミングがあり、2012年2月に12年間務めたディーバを退職し、同3月1日に株式会社ラウレアを設立し、現在に至ります。

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この会計士のタイプは?

冒険家タイプ
内向的
臨機応変型
大局タイプ
個人主義
伝統型
外向的
計画管理型
こだわりタイプ
集団主義
革新型
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自分の意見を持っていて行動的。
仕事に対して積極性を持って取り組むと同時に、チャレンジングなことを好む傾向にある。
また想像力が豊かで新しいことに対して好奇心盛んなため、既存のルールに固執せず様々な意見や考えに耳を傾けることができる。
あまり計画立てて行動するタイプでなく、注意力が散漫になりがちで、気分に仕事ぶりが左右されることも。
社交的で共感能力も高いため、周囲と協調することができる。
このタイプの会計士は回答者全体で、
2.4%います。
2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

監査法人での勤務は、会計士補時代から三次試験合格直後までの数年間のみで、しかもすべて非常勤としての勤務でしたので、監査法人に数年間勤務された方なら習得できる“監査実務”に関するスキルや経験は得られていません。

一方、会計士補時代にたまたま最初に担当した会社が連結決算を行っていた会社であったため、公認会計士第2次試験合格後、すぐに連結決算を実務の現場で経験することができました。当時はまだエクセルは今ほど普及しておらず、お客様は手書きで開始仕訳を作っていました。「開始仕訳を見せてください」と言ったら、巻物のような紙が出てきたのを覚えています。

当時はクライアント様と監査法人が協力しながら数値を作っている会社も多くあり、私が担当していた会社も同様で、連結財務諸表は、お客様の担当者と私で作成していました。幸い子会社5社程度の連結でしたので、1年目の私でも大原簿記学校で得た知識を使って、連結財務諸表を作成することができました。この頃から、数値を作成することに興味を持ち、人が作ったものを監査するのではなく、数値を作る側の支援をしたいと思うようになりました。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

現在は株式会社ラウレア(設立 2012年3月1日)にて、連結決算業務の請負、支援、改善などを行っています。2018年12月時点の社員数はパートアルバイトの方を含めますと15名です。ここ最近は世の中の働き方改革や人材不足の後押しがあり、連結決算業務のアウトソーシングや業務改善のご相談がかなり増えてきました。

私は、大原簿記学校で約5年間簿記の講師を務めた後、連結会計システム(DivaSystem)の開発・販売をしている株式会社ディーバに入社し、連結会計システムの導入や保守に携わってきました。連結決算業務はどの会社も属人的な業務になっていて、どこの会社でも業務改善や効率化、属人化の排除が課題となっています。株式会社ディーバ時代に特に感じたことは「言うのは簡単、やるのは大変」ということです。

「こうすれば効率化できます」とか、「こうすれば早期化できます」とか、アドバイスするのは簡単なのですが、実際にそれを実現するとなると、そう簡単にできることではありません。特に上場会社は3ヶ月ごとに決算しなければならないため、業務改善をしたいと思っても、毎回決算作業に追われて手を付ける時間がないのです。

そこで私は、連結決算業務に携わっている経理部の方々を少しでも楽にするために、どの会社でも同じようにやらなければならない「財務会計」の分野について、弊社ができることをできる限りサポートしていきたいと考え、今のラウレアという会社を立ち上げました。

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