川口達也(かわぐちたつや) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

事業会社×酒屋×NPOの3足のわらじで働く。監査法人に行かなくてもパラレルワークは出来る

川口 達也

かわぐち たつや

生年月日
1988年(30歳)
所属企業
株式会社Loco Partners
所属部署
経営管理部
役職
General Manager
最終学歴
早稲田大学 商学部 卒業
出身地
東京都
現住所
東京都
7人生の目的と公認会計士という資格

人生の目的としては、月並みですが楽しく幸せに生きられれば良いかなと思っています。その目的のためにお金を稼ぐことは現実問題重要ですし、また、仕事を通じて自己実現していくことも必要だと思っています。

ようやく30年生きてきて、20代で公認会計士を取得し、大学でも会計学を学び、事業会社でも実務経験を積む中で、別に拒否反応を示すわけでもなく、成長実感を常に感じることができたので、どうやら「会計」をベースの生業にして生きていくことは自分に合っているのだろうと思いました。

また、こうした経験を通じて、私は会計の本質は「3次元の企業活動を2次元の財務諸表に捨象し、表現できること」という定説に行きつき、これができるのは会計だけであり、会計学という学問の奥深さを感じました。ですので、会計学に向き合い続けるのも1つの目的なのかと思います。

公認会計士という資格についての関連ですが、まず私は「監査」をやったことがないのでその能力が発揮される使い方をしておりませんが、それ以外の部分で恩恵をあずかっています。私自身、公認会計士の資格は「水戸黄門の印籠」みたいなもので、つまり、その資格がもつ社会的信頼性や資格取得難易度から、それを保持しているだけで一目置かれるというところに意味があると思っています。

また、これは実家の事業承継で他の専門家の方の力を借りるときに感じましたが、会計士の世界ではまだ30歳と若造ですが、ライセンスを持っているだけで、その士業の縦の繋がりのネットワークに入れることも魅力です。事業会社で働く中で、それ以外の軸でコミュニティがあり、かつ世代関係なくつながれるのは大きなメリットだと思います。

あとは手前味噌ですがキャリアのセーフティネットの役目を公認会計士の資格は果たしていると思います。ライセンスさえ維持していれば、会社に属する以外に、独立という選択肢も取れるので、最悪どこかの企業に拾ってもらえなくても独立して生計立てればいい、と思えることですね。これがあるからリスクを取って挑戦できる人生を歩めていると思いますし、挑戦していると周りの方から機会を頂きやすいので、その基盤に公認会計士の資格はなっています。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

まず、第一には「Relux」を国内NO.1のサービスにしたいですね。順調に成長はしていますが、競合他社さんのサービスに比べたらまだまだなので、2020年の東京オリンピックの追い風に乗りながら、グロースさせていきたいと思います。このHPを見ている会計士の皆様もどうぞお使いいただけると嬉しいです。

中長期的な夢ですが、これは方々に言いまくっておりますが、酒屋の息子に生まれて、会計士の資格も取ったので、それを組み合わせて「飲める公認会計士事務所」を将来的には作りたいと思っています。イメージ的にはベンチャー・酒蔵・旅館・ホテル・NPOといったセグメントの分野を支援しつつ、その傍らで日本酒をメインに店頭で売りつつも、月に何回か顧問先や知人を招いて、酒屋の店内で角打ちをしてつながりを深めていくというような姿が今のところは理想です。

また、会計事務所の支援としては、記帳代行については、クラウド会計に今後は置き換わると思っているので、出てきたアウトプットに対して示唆を見出して、経営者の方と議論したり、事業運営での課題の相談役として、自分で解決できなかったら人脈を活かして人を繋いだりすることができるようになりたいです。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

公認会計士の資格を取ることで可能性は広がりますし、セーフティネットもできます。今私がこうした挑戦ができるのも、公認会計士資格という「資産」を自分の財務諸表にオンバランスしたおかげです。この会計士資格という国内で約3万人しか保有していない希少価値の高い資産はCPEをこなし、会費というランニングコストを払い続ければ未来永劫死ぬまでバランスし続けることが出来ます。

この資産を取得するために投下した時間は、私の場合は5年でした。その5年で一生使える資産が手に入ります。これはかなりお買い得です。費用対効果で割に合うと思ったそこのあなたは死ぬ気で勉強してください。その先に大いなる可能性が拡がる未来が待っています。

ただ、資格を手にしただけでは宝の持ち腐れです。その資産だけを活かして、メインの活用方法たる監査のフィールドで思う存分活用しても構いませんが、私のように「事業会社での経験・人脈」「実家のアセット」などの他の資産と組み合わせて使うのもアリです。資格はある意味見えるものなので「認識しやすい」資産といえると思います。

ただ経験や人脈、実家のリソースなどは目に見えないものが多いので「認識しにくい」資産です。せっかくもっていたとしても、自分で「資産」と認識しなければ、組み合わせもできません。会計士という資産をすでに己の財務諸表にバランスした方でキャリアを模索している方は、自分の人生や生い立ち、周りの人間関係を振り返って、自分と対話をし、己を対象としたDue Diligenceをやってみてはいかがでしょうか?
そこで他の人にはない資産が発見されれば、手元にある会計士という資産と組み合わせてみることで、違う世界が見えてくるかもしれませんね。

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