川口達也(かわぐちたつや) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

株式会社Loco Partners

経営管理部

General Manager

川口 達也 かわぐち たつや

事業会社×酒屋×NPOの3足のわらじで働く。監査法人に行かなくてもパラレルワークは出来る
革命家タイプ
革命家タイプ

1988年(30歳)
東京都出身 ・ 東京都在住
早稲田大学 商学部 卒業

会計士データ
  • 年齢
    30代
    回答者全体の
    67.4%
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  • 役職
    課長・リーダー
    回答者全体の
    8.7%
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  • 企業種別
    事業会社
    回答者全体の
    44.8%
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  • 出身
    関東
    回答者全体の
    50.6%
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革命家タイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
  • 30
  • 20
  • 10
  • 0
  • 10
  • 20
  • 30
  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 19.8%

自身の仕事に対して情熱を持って取り組む傾向にある。
また高いコミュニケーション能力を活かして、周囲と協力しながら物事を進めることができる。
知的好奇心も強いため、新しい考えや意見を取り入れることをいとわない。
物事を抽象化して考えるため、大局的な判断力を持つ。
ストレスを感じても過敏に反応することなく的確に対処ができるため、周囲からは誠実かつ落ち着いて見られることが多い。

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1キャリアサマリー
2012年
株式会社ディー・エヌ・エー 入社
2017年
株式会社Loco Partners 入社
2018年
実家の小売酒屋・有限会社川勇商店を株式会社Clearに売却

世田谷区の小売酒屋「有限会社川勇商店」の長男として生まれ、幼少期は地域コミュニティの中で育つ。その後、私立駒場東邦中高等学校に進学。高校生の時に、進路を考える際に、実家を継ぐべきか父親に尋ねたところ、「小売りに未来はないから資格を取れ」と言われ、当時思い浮かんだ国家三大資格の中から、商売に関連しそうな「公認会計士」に興味を持ち、目指すことにする。浪人時代を経て、早稲田大学商学部に入学すると同時に、東京CPA会計学院でダブルスクールを始める。在学中は、資格勉強以外にもゼミ・サークルに取り組む中で、監査ではなく、事業会社での業務に興味を持ち、2010年12月に短答式試験合格後に、一般就活をする。

2012年に株式会社ディー・エヌ・エーに入社し、会社史上初めて新卒で経理部に配属、同年、論文式試験に合格する。株式会社ディー・エヌ・エーでは会計システム刷新プロジェクト、単体・連結決算業務、IFRSによる開示業務などに従事。社外活動としてはプロボノ(専門スキルを活かした社会貢献)として認定NPO法人3keysの認定取得を支援した。2017年に旅行予約サービス「Relux」を運営する株式会社Loco Partnersに転職し、経理の実務経験をベースに法務・総務・労務領域への業務にも従事。この転職を契機に、複業として、実家の小売酒屋の再建に着手をする。

2018年7月に日本酒メディア「SAKETIMES」を運営する株式会社Clearに実家の有限会社川勇商店の株式を酒類の通信販売において事業上の制約がない旧酒販免許と共に譲渡し、高付加価値の日本酒市場の創造を目的とした「SAKE100」のリリースに貢献。社外活動としては、日本公認会計士協会の組織内会計士協議会の広報委員、認定NPO法人3keysの監事を務めている。

2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

私は、大多数の方と違い、監査法人に一度も就職したことがないので、ここではなぜその意思決定をしたかの理由を書きます。

公認会計士の資格をフルに活用するのであれば、論文式試験合格後に監査法人に入るのが一般的で、その場合は大学在籍中か、大学卒業後に就職せずに勉強に集中して資格を取り、監査法人へ就職するパターンがほとんどだと思います。

それが主流の中で、王道の監査法人への就職という道を選択しなかった理由は、所属していた財務会計のゼミの恩師・大塚宗春先生から課題図書として出された「変わる会計、変わる社会」という本にあります。大学2年の後半に、ゼミに入るにあたり読んだその本の中に「監査人のジレンマ」というものが書いてあり、ちょうど1次試験を受けていた時期に衝撃が走ったのを覚えています。

その内容を要約すると 「監査人はクライアントの決算書の正しさを検証する一方で、監査報酬をクライアントからもらう」 ということが構造上のジレンマであることが指摘されていました。これを読んだ時に、座学で学問上の「べき論」は学んでいるものの、確かにこの本の言う通り、「実際のビジネスの現場で、当事者間で利害関係があるのに、本当にこの構造の下で財務諸表の正しさを検証できるのか」ということに純粋に疑問を持ちました。

簡略化すると「クライアントからお金をもらっているのに、その財務諸表を正しく監査できるのか」ということです。ここに関しては、その構造を所与としてローテーション制にすることや、公的な機関などから監査報酬を出す方法に変えるなど他の解決策もあると言われていますが、いまだに構造は変わっていません。

とはいえ、当時は公認会計士の勉強をする中で「会計」の面白さには魅了されていたので、これで飯を食っていこうという決意は揺るぎませんでした。ただ、監査側でジレンマを感じうる可能性のある構造の中で働くくらいなら、クライアント側に入って中で数字を作る方が気持ちよく働けるだろうし、実家も商売をやっているので泥臭い実務は嫌いではないという意識はありました。

大学3年の夏くらいから会計士の勉強の傍らで事業会社の就職活動をし、たまたま合同説明会で出会って、あれよあれよと選考が進み2011年の2月に内定を一番最初に頂いたのが株式会社ディー・エヌ・エーでした。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

本業は一流ホテル・旅館の予約サービス「Relux」を運営する株式会社Loco Partnersにて経理・法務・総務・労務領域を管掌しています。

私の仕事に対するスタンスとしては、基本的に「仕事は人がやるか、システムがやるか」だと思っていて、シンプルに「人がやるべきことは人がやって、システムがやるべきことはシステムがやる」仕組みを作りたいと思っています。

特に今の世の中はバックオフィスのサービスで使い勝手の良いクラウド型のサービスが多いので貪欲にそれを取り込んでいます。なので、現職では会計はfreee、労務はSmartHRとGozal、採用管理はジョブカンを利用し、最近では法務領域でリーガルテックのサービスも増えてきているので、その導入を検討しています。

また、RPA(ロボットによる業務自動化)にも興味はあり、テクノロジーの発展をキャッチアップして、技術やシステムで代替すべきところは代替させ、人はそれ以外の創造的な仕事や未来を描く仕事に時間を使えるようにしていきたいと思っています。

また、本業の傍らで複業は主に2つやっています。

1つ目は実家の小売酒屋の再建です。現職に転職してからは月に1-2回程度実家に帰り、経理の内製化に取り組み、それが落ち着いたころに実家のM&Aの話を頂き、2018年7月に無事クロージングしました。今はその実績を使い日本酒の人脈を広げつつ、実家自体は株式会社を新規設立し、新酒販免許を取得して、商売はできる状態ではあるので、それを活かしてどう事業を作っていこうか考えています。

2つ目は認定NPO法人3keysの監事をやっています。4年ほど前から、月に1回プロボノとして、NPO法人の認定取得の支援を行っており、2017年に取得できたのをきっかけに、2018年に監事に就任しました。

会計士になりたての頃は、ここまで何足のわらじを履く人間ではなかったのですが、やりたいことをやって、導かれるがままに進んでいったら、気づいたらこのような状態になっていました。
自分の個人的なテーマとしては、公認会計士の資格を活かしたパラレルワークのキャリアを作っていきたいと思っています。

人生100年時代なので、時代に合わせて、自分の働き方も変えていかなければならない時代ですし、会社の寿命は人間よりも統計的には短いので、手に職をつけて、どこでも生きていける状態にしておきたいと思っています。

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