松田久典(まつだひさのり) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

BEENOS株式会社

執行役員

松田 久典 まつだ ひさのり

上場企業の執行役員として財務会計から経営企画まで幅広く統括。将来は会社の拡大発展に貢献するCFOを目指す
秘書 タイプ
秘書 タイプ

1980年5月21日生まれ(43歳)
大阪府出身 ・ 埼玉県在住
横浜国立大学 経済部経済システム学科 卒業

秘書 タイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
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  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 1.2%

自分の考えや意見にこだわりを持ち、細部にまで注意をはらい仕事を進める傾向にある。
また計画性を持って物事に当たるより、場に応じて臨機応変な対応をとりながら取り組む。
しかし自身が予期していない事態に遭遇したり、慣れない環境に身を置いたりすると、不快感を人一倍感じることも。
周囲と協力しながら物事を進めるよりか自身のペースを尊重することが多い。
ルールや従来のやり方を大切にする。

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1キャリアサマリー
会社員の父親と専業主婦の母親の間に生まれる。幼少期は、父親の仕事の関係で幼稚園2つ、小学校3つを経験。引っ込み思案だったため、周囲に溶け込むのに苦労をする。中学校時代は、ほとんど勉強をしなかったがなぜか成績がよく、地元の進学校であった四条畷高校へと進学する。高校時代は、中学校時代の付けが回ってきたのか、成績は下から数えたほうが早く、高校3年生の秋に受けた全国模試では偏差値30台となる。当然、現役で大学に受かるわけもなく、1年間浪人時代を過ごすのだが、これが功を奏して、翌年、何とか横浜国立大学へと入学する。
大学3年生になり周囲が就職活動を始める中、やりたいことが見つからず、将来そのときが来たときのため、手に職をつけようと会計士を受験することを決意する。しかし確固たる決意がない中での受験で何度も不合格を繰り返す。2006年になんとか短答式試験に合格し、2007年中小監査法人へと就職。法定監査や任意監査に従事する中で社会の中での公認会計士の役割や期待、背負う責任を実感、尊敬する上司にめぐり合えたこともあり仕事への意識が変化し2011年に公認会計士試験に合格する。
社会人としてのキャリアを積む中で、ライブドア事件やオリンパスの粉飾決算、リーマンショックや東日本大震災等を体験し、今後どのようなキャリアを積んでいくべきか真剣に悩んだ末、現在のBEENOS株式会社へと転職する。現職では財務経理室の一員として単体決算、連結開示等の業務に従事する傍ら、新規事業の立ち上げや既存事業の発展に数値面からのサポートを行い、会社業績の成長に貢献。2016年に東証マザーズから東証一部への市場変更を行う際にはプロジェクト責任者として、証券会社や東証との折衝を行う。現在は財務経理、経営管理及びIR等会社の数値全般について担当執行役員として従事する。
2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

監査法人に入社した当時は、四半期決算や内部統制監査の導入のため、監査法人はどこも人が足りない状況であった。そのような状況であったため、短答式試験にしか受かっていない状況でも、大手を含めて門戸が開かれている売手市場であった。社会人としてのスタートが大きく遅れていた私にとって、努力次第で早い年次から広く深く業務を任せてもらえそうかという点は非常に重要で、その点で魅力的に映った中小規模の監査法人へと就職することにした。

中小規模の監査法人では、優良企業ももちろんクライアントではある一方で、大手監査法人ではリスク面からなかなか受けることが難しい企業もクライアントとして存在しており、現在の経験で活きているのはむしろそうしたクライアントの監査経験である。

ただ、企業規模、業種や業界等が様々な企業の監査を行い、提供された監査資料のうち、経営意思決定に関する資料とその結果としての財務数値に触れる中で、徐々に外部関係者としてでしか企業に関与できないもどかしさが積み重なっていったことは事実であり、いつしか企業内部から自分の手で会社全体の意思決定に関与し、会社を大きく発展させていきたいと思うようになっていった。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

現在は執行役員として、個々の会社の数値全般からグループ全体の連結数値までを統括している。また、財務会計のみならず、管理会計や税務会計、経営企画的なところまでCFOの直下において、会社の数値全般に対して関与させてもらっている。具体的には財務経理室及び経営管理/IR室の両室を担当しているのだが、当社では、経理部門である財務経理室の担当する職務範囲がかなり広く、いわゆる経理としての主計に限らず、財務や経営企画並びに子会社の株主総会や取締役会の事務局までを含めて、会社の数値に関する業務は広く財務経理室が担当している。それに加えて、社内の経営会議資料の作成や予算編成等の管理会計的な業務並びに投資家対応やIR資料の作成といった業務を経営管理/IR室が担当している。

当社で業務を行う上で特徴的なこととしては、個々の社員にかなりの裁量権が付与されていることだと思う。主に事業単位ごとに財務経理の社員が担当となり、財務諸表の作成から経営管理資料の作成、事業スキームの構築等々、担当事業に関しては、その担当社員が全て窓口となって業務を執り行う。従って、現場の担当者から事業責任者まで、すべての案件について数値面で対応しなければならないため、さながらCFOのような役割が求められてくることとなる。私自身、担当者時代は、任せられた事業について責任者と二人三脚で事業の拡大に奔走していたし、経理だけではなく、数値全般に責任を持ちながら業務を進めることで大局観を養うことができたと考えている。

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