RyotaroAko(りょうたろうあこう) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

アトピヨ合同会社

代表

Ryotaro Ako りょうたろう あこう

キャリアを掛け算で考える
会計士×エンジニア×ヘルスケア起業家
リーダータイプ
リーダータイプ

1979年2月3日生まれ(45歳)
神奈川県出身 ・ 千葉県在住
慶應義塾大学大学院 理工学研究科開放環境科学専攻 卒業

リーダータイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
  • 30
  • 20
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  • 30
  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 17.7%

人とコミュニケーションをとることが好きで、新しい価値観や知識の吸収に貪欲である。
協調性も高く、相手に対して思いやりを持って接することができるため周囲から頼りにされやすい。
自身の仕事に対しても責任感を持って誠実に取り組むことができるが、予想外のトラブルや問題が起こった時には動揺したりイライラしたりすることもある。
上昇志向があるため内にこもらず積極的に物事に挑戦していく傾向にある。

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1キャリアサマリー
2006年
新日本監査法人(EY新日本有限責任監査法人) 入社
2015年
株式会社レノバ 入社
2017年
第3子誕生に伴い、1年3カ月の育児休暇取得
2018年
「アトピー見える化アプリ-アトピヨ」を開発/AppStoreからリリース
2021年
アトピヨ合同会社 設立/代表に就任

会計士としての仕事の幅の広さに魅せられ、理工系大学院修了後、就職せず公認会計士資格取得を目指す。合格後は大手の新日本監査法人に就職。8年間国内監査部門に従事し、非上場会社から東証1部上場会社まで幅広い業務を担当。元々ベンチャーに興味があり、再生可能エネルギー分野に参入直後の株式会社レノバに転職。急成長していくレノバでは6年間に亘りバックオフィス部門を担当、海外含め新しい事業を次々に作り出して、やりきる姿勢を学ぶ。
1年超の育児休暇中に、昔あったアトピー性皮膚炎分野でのボランティア開始。その後、プログラミングを学習して、自ら開発・リリースした「アトピー見える化アプリ-アトピヨ」は、日本最大級のアトピー患者向けアプリ・コミュニティに成長。
個人ボランティアの限界を感じ、レノバを退職。アプリ開発の加速、製薬・医療との連携を目指して、アトピヨ合同会社を設立。

2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

新日本監査法人、その後のレノバでの経験は恵まれていた。

具体的なキャリアプランがないまま、2006年当時合格者が売手市場だったこともあり、給料や勤務時間も考え、最大手の新日本監査法人に入社。IPO部門への配属も考えたが、IPOから東証1部上場企業まで幅広くの会社が見えると判断し、国内監査部門に所属。
メインは消費者向けサービスの会社で、100年以上続く東証一部の名門企業であり、伝統を守りつつ最新テクノロジーを入れていく過程を真横で見ることができた。国内・海外、連結子会社・関連会社、短信・有報、内部統制と会計士の基本となるところはここで学んだ。また、海外出張の機会にも恵まれた。
ここでのスタッフからインチャージとしてまとめるところまでは、毎年新しいことにチャレンジでき、非常に面白かった。

しかし、インチャージとして数年ルーティンを繰り返しているうちに、監査法人での仕事と役職が見えてくる。監査という仕事は、会計や税務や監査のルール変更はあるものの、ルーティン作業の繰り返しであるということに、物足りなさを感じることがあった。
ベンチャーやIPOといった新しい会社を担当する機会が当時あまりなく、また、数値をあとからチェックする監査という仕事ではなく、数値を生み出す事業会社へ行ってみたいという思いが強くなる。そこで、2015年にベンチャー企業である株式会社レノバの経営管理本部に転職。100社超に書類を送り、面接も30社位受けた中で、1番面白そうなベンチャーに決めた。

転職先の株式会社レノバは、太陽光・バイオマス・風力発電などを手掛ける再生可能エネルギー専門の発電会社。私が入った2015年初と比べ、独立系の再生可能エネルギー専門の発電会社として東証一部に上場したこともあり、再生可能エネルギーへの注目とともに、株式会社レノバも大きく注目されるようになってきた。

会社が東証マザーズ上場、東証一部指定替えと大きく成長する中で、私自身も連結決算と開示と税務、国内・海外子会社立ち上げや子会社の代表取締役、内部監査など、ベンチャーだからこそできる幅広い経験をすることができた。
自分が1番面白みを感じられたのは、会社という新しいものを立ち上げることができたこと。監査法人の中ではできない体験。海外や国内の仲間と密に連絡をとって、0から1を立ち上げ、そこが稼働し出して利益を上げていくのを間近で見られるのはやりがいがある。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

2017年に第3子が誕生し、これに伴い1年3ヶ月間の長期育児休暇を思い切ってとることに。

この間の生活は、会計士や会社員としての生活とは全く異なり、家と保育園と習い事の往復が私のメインの仕事となる。第1子と第2子の時は、日付を回ってから帰宅することも多く、子供と一緒に寝ることが少なかったが、子供3人の成長を毎日間近で見られるようになった。
また、アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎といった持病のアレルギー疾患に向きあうようになり、患者会でボランティアを開始。特に幼少期に罹患したアトピー性皮膚炎について強い問題意識を感じたことから、プログラミングを勉強し、日本初の「アトピー見える化アプリ-アトピヨ」を自ら開発・リリースする。その後、アトピヨは順調に成長し、日本最大級のアトピー患者向けアプリ・コミュニティに成長する。

個人ボランティアでアプリを運営する体制に限界を感じ、アプリ開発の加速、製薬・医療との連携を目指して、2021年にアトピヨ合同会社を設立し、代表に就任。現在は、アプリを開発する一方で、製薬会社との連携をすすめている。

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