久納裕治(ひさのうゆうじ) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

株式会社キュア・アップ

コーポレート部

コーポレート部 マネージャー

久納 裕治 ひさのう ゆうじ

“治療アプリ”を開発するMedtecベンチャーで経営管理とIPO準備を担当
アイディアマンタイプ
アイディアマンタイプ

1984年(38歳)
佐賀県出身 ・ 東京都在住
早稲田大学 商学部 卒業

アイディアマンタイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
  • 30
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  • 30
  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 1.6%

真面目で社交的な性格をしており好奇心も強い。
新しい考えや意見を積極的に取り入れる柔軟さに加え、物事を深く考える思慮深さも持ち合わせている。
内にこもらず周囲とも積極的にコミュニケーションをとることができるが、自分の意見を重視することもあるので、周囲からは協調性がないと判断されてしまうことも。
勤勉かつエネルギッシュであるため、仕事にも情熱を持って取り組むことができる。

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1キャリアサマリー

大学進学時に佐賀から上京。早稲田大学在学中に公認会計士に興味を持ち、2年進級時に試験勉強を開始、翌年2次試験に合格。当初は非常勤として新日本監査法人金融部でキャリアをスタート。学生の間からフルタイムと同様のペースで働き、顧客企業の米国上場、合併対応等のプロジェクト、VCやその他各社への監査チームマネジメントを実施。その中で、よりビジネスにフォーカスした顧客への貢献を志向して2010年よりフロンティア・マネジメント株式会社に転職。

転職後は製造業を対象に業界環境、競合状況、対象企業のリサーチ・分析、財務シミュレーションの構築、実行可能性を考慮した施策の立案を含む事業計画・中期経営計画の策定を多く実施。多くの案件において計画策定後は、実行支援の形で企業単位での課題発見、対策立案のフォロー、策定した施策の実行推進に従事。中堅製造業の案件では経営企画室長として、全社プロジェクトのプロマネ業務、業績管理体制の構築等の経営企画整備を内部者として担った。

2018年4月、誘いを受けたMed Tech Ventureのキュア・アップに転職。現在はCFOを目指して財務経理機能の整備充実、経営管理機能の構築、取締役会の運営、労務関連の体制整備等、財務・労務・総務・経営企画と広範な分野を所管し、充実した日々を送っている。

2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

監査法人の選択に関しては、実はあまり深く考えたものではなかったというのが正直なところです。大学3年で受かったのはラッキーでしたが、卒業までの1年半の非常勤を許してくれたのは新日本監査法人だけだったからです。ただ、やるならなるべく専門的な難しいことをやろうと思い、金融部を希望しました。希望通り配属された後は、顧客企業の海外上場プロジェクトという監査法人全体でも大きなプロジェクトにアサインされ、業務記述書やフローチャートをひたすらレビューする日々になりました。またその後のM&Aプロジェクト等、監査法人の在籍時は比較的修羅場の時期が続いたと感じています。5年の在籍でしたが、VC(ベンチャーキャピタル)等の主査も務め、チームマネジメントや監査の全体像の把握も出来、監査業務の深み、難しさを感じられたのは非常に良い経験でした。

ただ監査業務を行う中で、会計のプロフェッショナルとしてのサービスではなく、会計も使ってよりビジネスを理解したい、ビジネス面で貢献する業務に携わりたいと考えるようになりました。そして、事業再生コンサルティング分野で当時非常に勢いのあったフロンティア・マネジメント株式会社(以下、FMIという)に転職しました。

私が転職した2010年はまだリーマンショックの余波も残っており、社会全体としてよい会社も苦しんでいた時期です。FMIは非常に特徴のある会社で、弁護士、会計士、投資銀行出身者、コンサル出身者が机を並べて1つのプロジェクトに携わり、意見をぶつけ合う形でプロジェクトが進みます。その中で、事業・企業という概念に対して多くのプロフェッショナルな見方があることを理解できました。その後はFMIの成長に伴い事業分野も拡大し、再生だけでなく、成長戦略策定や策定した事業計画について常駐で実行支援を行う等、刺激的な日々を過ごすことができました。もちろんすべてが成功に終わった訳ではありませんが、色々なチャレンジの場を与えてもらえて楽しめたことで、転職が一般的なコンサルティング業界では珍しく、結果として8年間も在籍しました。

その後、Med Tech Ventureに転職し、現在の会社が3社目になります。いずれの転職も単に違う会社に行くのではなく、キャリアチェンジであったこと、前職で培ったスキルを活かせる分野はありつつも、新たな挑戦の比重が大きいことは特徴かもしれません。私のキャリア選択は、何かイベントがありその結果考え方が変わったのをきっかけにして、その方向に転職した、というものではありません。いずれの転職においても、現職に関して中期で設定していた目標を達成できたと感じたことが先ず前提としてあり、現職に必死に取り組む中で興味のある分野が出てくるので、その中から一番挑戦しがいがあると感じた分野に移るという形です。

監査法人においては、監査業務全体を自ら指揮した経験を通じて会計と監査の深みを感じることが目標でした。また、コンサルティング分野では、各種経営数値を意味のある形で分析し、目指すべき方向性を抽出出来ること、それを経営者との本気の議論を通じてリアルな事業計画に落とせるようになることが目標でした。一般的にはリスクの高い転職に見えるかもしれませんが、会計士として、コンサルタントとして、それぞれ土台を作った上で新たなチャレンジをしていると考えていますし、現職に従事する中でも興味が熟成され、結果として納得度の高い転職をしていると感じています。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

先ず私が現在働く会社の紹介をすると、株式会社キュア・アップというMed Tech Ventureです。医師2人が立ち上げたスタートアップで、目指すビジョンは“アプリで治療する未来を創造する”というものです。行っている事業は『治療アプリ®』の開発(治療アプリはキュア・アップの登録商標)と、その知見を医療行為に該当しない形で法人向けに再構築したモバイルヘルスプログラム『ascure』事業になります。

アプリで治療するというのは耳慣れない概念だと思います。患者さんが自らの精神的・身体的な情報をアプリ操作してIoTデバイス等を通じて入力し、弊社の開発したアルゴリズムを通じて、アプリが医師に代わって情報提供、アドバイスし、行動や習慣の変化を促すことで治療効果を発揮するというものです。保険財政の逼迫が叫ばれる一方、現場の医師は非常に忙しく、患者さん一人一人の診察にかける時間は限られている現状があります。次に病院に行くまでの通院と通院の間、医師の治療やアドバイスを受けられない空白期間を埋めるものとして、しかも医学的なエビデンスを具備し、保険適用される信頼性の高いソフトウェア医療機器として開発・販売をするというのが目指す姿になります。

現在、『ニコチン依存症(禁煙)治療アプリ』が2017年10月に日本で初めてのアプリの治験として開始され、薬事承認・保険償還を目指しています。今後も脂肪肝や生活習慣病等の幅広い疾病領域で、順次事業展開を行っていく予定です。

現在の私の役職は、社長直下のコーポレート部門のマネージャーです。部長職はないので実質的には経理・財務・労務・経営企画等の分野を所管しながら、役員等と議論しながら推進する役割を担っています。また、今後本格化するIPO準備業務のプロジェクトマネージャーも担当しています。スタートアップで事業のスピードも早いので、様々なことを早期に決めて対応していかなければならない一方で、人員もまだまだ十分でないことから幅広い業務に目配せをして進めていかなければならないことが特徴です。現在は社内外での信頼を得て、早期にCFOとなることを目指しています。

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