渡辺祐樹(わたなべゆうき) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

SENSY株式会社

代表取締役CEO

渡辺 祐樹 わたなべゆうき

”新しい技術の発明”を超えた、”新しい社会の発明”を実現する
プロデューサータイプ
プロデューサータイプ

1980年2月25日生まれ(44歳)
高知県出身 ・ 東京都在住
慶應義塾大学理工学部 卒業

プロデューサータイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
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  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 3.6%

強い集中力を持ち、まっすぐに仕事と向き合うことができる。
また協調性があるため周囲と力をあわせ物事を進めることが得意。
相手の意見を尊重するため、新しい考えを肯定的に受け止めたり、好奇心を持って人の話に耳を傾けたりすることができる。
自己主張は決して強くないため、積極的に他者とコミュニケーションをとることは少ない。
冷静に状況を分析して、場に即した適切な言動をとることができる。

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1キャリアサマリー
2005年
株式会社フォーバル 入社
2007年
アイ・ビー・エムビジネスコンサルティングサービス株式会社 入社
2009年
日本公認会計士試験二次試験 合格
2010年
イーソリューションズ株式会社 入社
2011年
公認会計士 登録
2011年
カラフル・ボード株式会社(現 SENSY株式会社) 設立/代表取締役CEO就任

現在、SENSY株式会社の代表取締役CEOとして、後世に影響を与えるような会社にしようと邁進している。
初めて起業を志したのは大学在籍時であった。当時AI領域の研究に熱意を燃やしていたが、より具体的に誰かの生活を変えたり、社会課題の解決に繋がるような、まだ世にないビジネスの発明を思い描くようになった。

大学卒業後は営業会社やコンサルティング会社を渡り歩いたり、働きながら公認会計士資格を取ったりと多方面の経験を積んできたが、全て将来の起業を見据えてのものであった。

新卒で入社したフォーバルでは「夜討ち朝駆け」のスタイルで、何度足のすくむ思いをしながらも、初年度トップセールスを獲得した。転職先であるアイ・ビー・エムビジネス・コンサルティングサービス(現 日本IBM)では経営戦略やマネジメントを学ぶため戦略コンサルティンググループに所属し、業務改革、組織改革、事業戦略策定等の多岐のプロジェクトに関わった。その後、ゼロイチの新規事業開発を学ぶためイーソリューションズに移籍し、マネジャーとしてスマートシティプロジェクトの資金調達、マーケティング、営業等に従事した。

2011年に満を持してカラフル・ボード株式会社(現 SENSY株式会社)を設立し、創業10年を迎えた今、IPOを目前に控え、さらなる高みを目指している。

2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

監査法人での勤務経験はないが、大学時代から一貫して将来起業することを見据え、キャリアを選択してきた。

新卒であえて営業会社であるフォーバルに就職した。コミュニケーションや交渉力を鍛えるため、苦手分野と向き合った。飛び込み営業でろくに話も聞いてもらえず断られ精神的に追いつめられる日々が続いたが、次第に足で稼ぐ営業から頭を使う方向にシフトしていった。業務用の機器を扱っていたため、会社立ち上げ期の社長に狙いを定め、税理士や社労士とアライアンスを組み、新しい会社の登記情報を得るため、足しげく法務局に通った。その成果が実り、初年度でトップセールスを獲得する。

その後戦略コンサルティング会社であるアイ・ビー・エムに転籍し、幅広い案件に関わった。今までのがむしゃらに数字を作っていく方法から、全体感と問題の本質をとらえた施策の策定に大幅に考え方を変えていった。

この時のプロジェクトで目の当たりにしたアパレル業界の過剰在庫問題が後にカラフル・ボード株式会社のビジネスの契機となる。また同時期に働きながら公認会計士試験を志し、1年間の受験期間を経て論文式試験に合格した。寝る間もなく激務をこなしながら受験勉強を乗り越えた経験はゆるぎない自信に繋がった。実際にビジネスサイドの経験値に加え、ファイナンスの知見を得たことで、起業後の会社のピンチを幾度となく支えられたと思う。

会計士試験に合格し、監査法人、MBA、ファンド等、幅広い選択肢が広がったが、やはり将来の起業を第一に考え、ビジネスを作ることを最短で学ぶため、ゼロイチの事業立ち上げを行うためイーソリューションズに入社する。
営業、経営、事業立ち上げに加え、会計士資格でファイナンスや会計の知見も習得し、いよいよカラフル・ボード株式会社を設立した。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

2011年にカラフル・ボード株式会社(現 SENSY株式会社)を立ち上げ、代表取締役として経営している。
SENSY株式会社では、究極のパーソナライズド社会の実現をすべく事業を展開している。人の生活におけるあらゆる場面で、全ての商品やサービス、コミュニケーションのあり方、ものづくりがパーソナライズされ、無理無駄がなくスマートな社会システムを実現することで、人の人生をより豊かなものにしてゆきたいと考えてきた。

創業以来、パーソナライズド社会の実現のため、ヒトの「感性」を学習する人工知能「SENSY」の研究開発に明け暮れてきた。特に独自の人工知能アルゴリズムの研究開発について、慶應義塾大学や千葉大学、東京工業大学などとも連携したより高度な研究組織を社内に要し、技術を蓄積している。

今では日本全国の消費の1%に相当する約3.2兆円分のビッグデータを集積し、日々拡大している。明日売れる商品を予測するのに、「どういうタイミングで来店し、どういう商品を買いたいか」という消費者一人ひとりの気持ちを解析し、需要予測やマーケティングに活用するAI技術が現実のものとなった。

2021年に創業10年の節目を迎え、IPOも視野に入れて、更なる成長に拍車がかかっている。IPOを足掛かりとし、企業活動と生活者の双方にとってスマートで最適な社会の実現を目指し、更なるビジネス発展を構想している。

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