加藤広晃(かとうひろあき) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

IPO協会 轟 一般社団法人

代表理事

加藤 広晃 かとうひろあき

1社でも多く健全に上場し、上場後も健全な経営が続くことを願い貢献したい
プロデューサータイプ
プロデューサータイプ

1984年2月15日生まれ(40歳)
大分県出身 ・ 東京都在住
一橋大学 商学部 卒業

プロデューサータイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
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  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 3.6%

強い集中力を持ち、まっすぐに仕事と向き合うことができる。
また協調性があるため周囲と力をあわせ物事を進めることが得意。
相手の意見を尊重するため、新しい考えを肯定的に受け止めたり、好奇心を持って人の話に耳を傾けたりすることができる。
自己主張は決して強くないため、積極的に他者とコミュニケーションをとることは少ない。
冷静に状況を分析して、場に即した適切な言動をとることができる。

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1キャリアサマリー
2007年
公認会計士二次試験合格
2008年
監査法人トーマツ(現 有限責任監査法人トーマツ)入社
2013年
株式会社メタップス入社
2017年
加藤会計事務所設立
ポート株式会社入社
2021年
IPO協会 轟 一般社団法人設立、代表理事就任

大分県に生まれ、福岡県北九州市で育ち、福岡県立小倉高等学校に入学。1990年台からパソコンを使い始め、高校時代の2000年にはwebページを作成しインターネットに触れるうちに、インターネットにより世界が一つになる可能性を実感し、海外やインターネットを使ったビジネスに興味を持つ。親が「お金」に苦労したり安堵したりする姿を見て、「お金の流れ」を学ぶべく、一橋大学商学部に進学。上京後、インターネットビジネスの最先端であるシリコンバレーにて1年留学。留学時代に、数字は言語の壁を超える武器となることを実感し、公認会計士になることを決意。

2007年会計士試験に合格、一橋大学商学部では伊藤邦雄ゼミで会計・上場企業の財務報告を学ぶ。会計士補会(後に日本公認会計士協会準会員会)幹事として、国際委員会を立上げ世界会計士会議((2010年マレーシア))に若手代表として参加するなど、協会活動に従事。2008年入所した監査法人トーマツでは、IPO含む一般的な法定監査業務に加え、IFRS・価値算定アドバイザリー・VC監査等に従事。世界での就業機会を考える過程で、当時グローバルベンチャーを志向する株式会社メタップスに出会い、2013年IPO責任者として入社、2年後の同社上場へ導く。上場後は経理財務執行役員としてIFRS適用やクロスボーダーM&A及びPMIなどを牽引。2017年、会計事務所設立と共にポート株式会社へ参画。取締役として2018年同社東証福証重複上場へ導き、2020年6月任期満了退任、顧問就任。公務として、日本公認会計士協会組織内研修委員として証券取引所のIPO&IR研修立案や、地域会の研修委員を務めた。

2021年、これまでの経験を振り返り、仮に国内企業の健全な上場社数が20%増えれば、国内景気の活性化が最も具体的に果たせるのではないか、これにより様々な新しい動きが実現可能になると確信し、IPO協会 轟を立上げることを決意。
公認会計士資格を返上し、IPO協会 轟 一般社団法人を設立、代表理事就任。
日本初の上場確度定量化スコア「IPO Todoroki Score」や、上場準備プロセスのシステム化を行っている。

2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

監査法人トーマツのトータルサービス部門で、関東・東海圏のクライアントを中心として、財務諸表監査や内部統制監査を含む金商法監査・会社法・投資事業有限責任組合監査、IFRSアドバイザリー、価値算定業務に従事。社会人1年目から、公認会計士の独占業務である会計監査の一環として、東証1部上場企業の取締役会や監査役会の議事録や審議資料に触れることができたのは、まさに公認会計士でなければ経験できないことであり、社会制度及び先人に感謝すると共に投資家保護及び国民経済の適切な運営を使命とする職業として自覚が芽生えた。2007年会計士試験合格前後は、商法から新たに会社法が施行されて間もない時期で、J-SOXや四半期決算制度が導入され始めた時期であり、クライアントと共に新しい制度に対峙する機会を得た。
J-SOXでは、ビジネスが仕入から売上までどのように流れていくかウォークスルーとして1つ1つ辿ったり、事業拠点の往査で全国の現場拠点を回って支店長や子会社社長へヒアリングしたり、英語要員で海外子会社の出張往査を経験させてもらったりと、ビジネスと会計の結びつきを考える良い契機となった。
2011年には、価値算定業務などアドバイザリーやコンサルティングチームと長期間共に働く機会もあり、「顧客のために手を動かす」充実感も覚え、学生時代から思い描いていた「数字」と「インターネットにより世界が変わる感覚」へ繋げる構想を模索し始めた。アメリカ留学以来遠くなっていた海外での就業機会を考えるなか、海外売上比率50%超で上場を狙いグローバルベンチャーを志向するメタップスを紹介され、創業者が20代で稀に見る先見性の持ち主で起業家として尊敬でき、外資系証券会社出身で起業経験もある取締役直下のIPO及び経営管理責任者ポジションはexcitingに感じ、日本からグローバルを目指すスケールに共感し実現したいと思うようになった。毎日国内外拠点メンバーと英語でコミュニケーションできること、スケジュール通りに進めば30歳でIPO責任者としてIPOを経験できる稀少性、通常の経営管理に加え海外子会社の売上が高くグローバルな経営管理体制を自ら創り上げられること、などに興味を持ち、スタートアップへ転身した。
2015年同社上場後は、当時100社程度しか事例が無かったIFRS適用を経理財務執行役員として実現したり、海外企業の買収からPMIまで実行したりと様々な経営判断に対峙するなか、取締役としての意思決定やその役割に興味を持ち始めた。
2016年、同じ問題意識を共感できたポート株式会社副社長を紹介され、20代起業家である社長の突出したコミットメント姿勢に感銘を受け、2017年に参画を決意。社長が業績全般、副社長が経営管理全般、私が上場準備及びガバナンス総括、の立ち回りで、2018年12月同社上場を実現。宮崎県日南市への拠点展開や地方創生支援、それに伴う福岡証券取引所との重複上場など、これまで経験したことの無かった、人や社会への熱い想いも経営陣や従業員から学ぶ機会に恵まれた
Covid-19により世界の流れが大きく変わると感じ、リスクを取って新しいことにチャレンジする人と国内景気の活性化を、IPO啓蒙を通じて実現すべく、2021年IPO協会 轟 一般社団法人、設立。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

現在、IPO協会 轟 一般社団法人 代表理事として理念のもとに、IPOを目指す企業の健全度の可視化、採用や上場準備全般の相談に乗っている。協会は上場確度と経営判断の可視化を通じて、1社でも多く健全な上場会社が増えることを志向している。例えば、上場確度に影響しないコストを過多に支払うことで、赤字や結果として会社の身売り・死期を早めてしまうのは本末転倒であるし、コストを過少に絞り経営管理体制に不備が残ることも不健全である。
協会活動を通じて、経営者にとってIPOは努力すれば叶えられる可能性があるもの、と言語化・再現性を追究し、社会に提供していく。

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