宇塚公一(うづかこういち) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

PwCあらた有限責任監査法人

パートナー

宇塚 公一 うづか こういち

「巧遅は拙速に如かず」。品質を重視しながら、決める時には決めて計画的に仕事を遂行する
事務次官タイプ
事務次官タイプ

非公開出身 ・ 非公開在住
早稲田大学 商学部 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

人生の目的というほど大きなものではないですが、先ほども参照した“Build trust in society and solve important problems”というPwCのPurposeには共感するところがあり、仕事をする上では、こういうことを気にしながらやりたいなというのはあります。公認会計士は、信頼を確立するための入口のようなものに過ぎず、初対面の人へのつかみみたいなものだと思います。公認会計士であるだけでは社会に信頼を確立することはできません。20年近く仕事をやってきて最近やっと信頼していただける人が少し出てきたかな、という感覚です。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

仕事で言えば、今年から日本における保険業リーダーになって、アジアのリーダーシップ会議に出るようになったので、ここでもっともっと日本のプレゼンスを高めていきたいと思っています。少子化に伴って国内市場が厳しい保険業では、海外に出ていく会社が多く、こういった会社をしっかり支えるためにも強固なグローバルネットワークが必要だと思っています。定期採用などで若い人たちに会うと、PwC Japanは比較的海外に強いと思われているのかなと思うのですが、個人的にはまだまだだと思っています。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

頭で長く考えるのではなく、何でもすぐやってみると良いと思います。転職したいと思ったら転職活動をすれば良いし、組織がおかしいと思えば声を上げて変えるように動くことです。動くことで見えてくる世界は必ずありますが、動かないといつまでたっても自分の中のVRをさまよっているだけですから。
あとは人の悪口を極力言わないこと。自分の心の持ち方としても大事ですが、悪口を言っている姿をいろんな受け止め方で見ている人がいるということを認識することが大事です。自分の所に転職のレジュメがきた際、「この人、10年前のあの時、ちょっとひどかったからな。人間、早々変わらないから、やめておこう」と書類審査で面接をお断りしたことがあります。本当にちょっとした印象でチャンスを失っていることは、世の中たくさんあるのではないかと思います。

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