人生を生きる意味は楽しく生きていくことだと思っています。死ぬ瞬間には、十分幸せな人生を過ごせたと思って死にたいと思っています。自分がそう思える為の大きな要素は“自由”だと思っています。その時々の判断で自分が面白い、楽しいと思える選択が出来るよう、色々な制約がない状態が求められます。その意味では、自分にとって公認会計士は保険みたいな位置付けであり、会計士の資格を持っているからこそ、その時々に応じた様々なキャリアにチャレンジ出来ると思っています。

今でも十分、自由に楽しく仕事を出来ていることから非常に幸せだと思っています。ただし、自分ならではの人生という視点で考えた場合、自分だけの幸せを追い求めるのではなく、自分の経験を活かすことで周りの人もより幸せになって頂きたいと思っています。自分は日本という国が好きなので、より大きな範囲で影響を与えられる教育者や政治家などの立場となって、日本をより良い国にしていきたいと漠然と思っています

自分の思う通りの自由な人生を目指したいならば、会計士のキャリアを一通り経験した上で、周りの会計士と全く違うことにチャレンジするのが良いと思います。その方向性は、自分が興味を持てるものであれば、語学でも趣味でもなんでも良く、その方向性がニッチであればニッチであるほど、その経験が早ければ早いほど、付加価値が高まります。具体的には、今では誰でも出来る英語を勉強するより、違う言語を勉強するとか、会計士と全く分野の異なるキャリアを経験するなどです。自分の場合は、当時、会計士で戦略系コンサルティングを経験した人が少なかったことから、戦略系コンサルティングを経験したことによって付加価値が生まれたと思っています。
会計士という大きな保険を持って、様々な世界を自由に飛び立ちましょう。