川村卓哉(かわむらたくや) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

MAMORIO株式会社

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取締役CFO

川村 卓哉 かわむら たくや

学生時代から夢は“ベンチャー企業のCFO”。上場準備とベンチャー企業支援ひと筋で夢を実現
革命家タイプ
革命家タイプ

30代
青森県出身 ・ 東京都在住
早稲田大学大学院 会計研究科 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

公認会計士という資格は、監査業務だけではなく、経営コンサルティング、企業経営等、様々な業務に携わる可能性が広がり、自分自身のスキルをもとに確固たる自信を持つことができる資格だと考えている。

もちろん、監査や税務という世の中に必要とされている仕事に従事することで、世の中に価値を提供することはできるし、それによってお金を稼ぐことはできるので、監査や税務業務だけでも魅力的ではあると考える。

しかし、私はそれだけではなく、世の中に直接的に価値を与えることを望んでいるので、ベンチャー企業に参画することで、世の中に新しい大きな価値を提供していきたい。そして、価値を提供できる人々を世の中にもっともっと増やしていきたいと考えている。

簿記・会計という分野は企業に不可欠な分野であり、高校や大学、企業に入ってからでも、その分野を学ぶ人材のすそ野は広い。簿記・会計を学んだ人は、少なからず、公認会計士という資格があることや、公認会計士を目指してみようかと意識することもあると思う。そのようなときに、公認会計士という資格、簿記・会計を中心とした知識が、世の中に大きな価値を与えることができるということを、自分の経験を踏まえて教えることができれば、そのような人材がより増えると考えており、そのように実践していきたい。これが私の人生の目的であると感じている。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

まずは今の会社の成長、事業成長を通して世の中に提供する価値を拡大していくこと。そのためにIPOを実現すること。その過程で自分自身もさらに成長し、将来的には自社でやるか他の活動でやるかわからないが、人を育てることに従事したいと思っている。

IPO実現後の自分の成長という意味では、監査法人時代にはなかなか身近に接することがなかった、IPO後のファイナンス戦略や、そのファイナンスを活かしてM&A、子会社の経営などを通して中長期的な価値を高めることにチャレンジしていきたいと考えている。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

どのような分野にも共通することかもしれないが、興味関心をもって情報収集すること、そしてその分野に詳しい人に話を聞きに行ったり、そのコミュニティに入ってより詳しい情報を仕入れたりすることが第一歩として非常に重要だと実感している。

その上で、自分自身が興味のある分野、コミュニティに対して、何かしらの価値を提供することを意識することが必要だと思う。そして、すぐに価値を提供できないなら、「公認会計士としてどういう経験や学びをすることで、価値を提供していけるか?」を意識して行動するだけで、目指していることへ一歩一歩近づくことができるのではないかと考えている。

例えば、“ベンチャー企業のCFO”を目指すのであれば、“ベンチャー企業のCFO”を欲しがっている“ベンチャーの社長/CEO”に実際に話を聞いてみて、自分の知識・経験を活かして価値を提供できるか考えみたり、行動してみるのが一番だと感じる。ベンチャー企業のCFOを斡旋している方、ベンチャーキャピタル等の関係者に聞くこともそれはそれで価値があるが、実際に“ベンチャー企業のCFO”になった場合に、CEOが価値を感じるCFOであることは非常に重要なので、“ベンチャーの社長/CEO”に話を聞いてみる、ということを勧めます。

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