匿名 | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

某証券株式会社

企業公開部

シニアコンサルタント

匿名

証券会社でベンチャー企業向けの上場支援業務に従事。高い環境適応力で成果を上げる

1982年9月14日生まれ(42歳)
千葉県出身 ・ 千葉県在住
慶應義塾大学 経済学部 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

3社経験してきた上で、自分自身を振り返ったときに自分の強みは“環境適応能力”“楽観主義”だと考えている。
監査法人時代のクライアントが作成した資料を提出してもらって確認するという環境からコンサルティング会社に転職し、大量のデータ分析、資料の整理、作成という環境に変わった。またコンサルティング会社から証券会社に移った際も従前は大企業向けのサービス一辺倒からIPO業務、ベンチャー企業のマーケットを学び、規程・インフラが整っていないベンチャー企業への支援へと環境が変わっている。上記の通り過去2回のキャリアチェンジが前職の経験がほぼ活かせないコンサルティング会社、証券会社であったが、ともに職場環境にいち早く慣れ、入社後最短で上位のランクに昇進しており人間関係も良好に構築していることから新しい環境に早期に適応可能と考えている。

環境適応能力の土台となっているのは“楽観主義”で、根拠はなくても「何とかなるだろう」と考えている。現在の証券会社はIPO支援のコンサルティング業務で入社したが、当初営業に回された際も「営業は本望ではないが、今後の飲み会のネタくらいにはなる」と楽観的に受け止め業務に従事した。この際に嫌々業務に取り組んでいたら周りの評価も変わっていたと想像している。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

コンサルティング会社在籍時代の経験を挙げる。詳細は述べられないがプロジェクト推進には不可欠だが、とてつもなく面倒で、膨大で、面白みがなく、時間がかかる作業があった。クライアントに作業実施をお願いしても一切進捗しないことが予想されたため、予めチーム側で徹夜して当該作業をこなした。

この徹夜作業のため当初協力体制が築くことが出来ず、作業の進捗が遅延気味であったクライアント側も「ここまでやってくれるなら、我々もやらねば!」と態度が一変し、他の作業も驚くほどのスピードで進捗することが出来たため3か月以上遅延していたプロジェクトが見事に当初計画時の期限を守ることが出来た。
地道に誰もやりたがらない業務を真摯に取り組み、信頼をコツコツと積み上げることが、相手の人心を変えることを体感し、一方で信頼を積み上げることの難しさも痛感した経験であった。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

監査法人時代に深く悩んだことでは「どのように説明責任を果たしていくか」ということである。非常に苦い経験がある。あるクライアントから会計処理に関する相談を受け、上司のマネージャーに相談したところ自分自身があまり納得していない方法で回答するよう指示を受けた。指示通りクライアントに伝えたところ、クライアント側では検討済みだったようで完膚なきまでに論破され、かつ、2時間以上説教を頂戴する羽目にあった。

その当時から年次、経験、職位など関係なく自分の業務については自分自身が心の底から納得した結論を提供することに努め、説明責任を果たすようにしている。
学生時代体育会系の部活で育ったこともあり、年功序列を重んじる傾向にあるのだが、二度と同じ失敗を繰り返さないと決めている。

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