川畑拓也(かわばたたくや) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

ロードスターキャピタル株式会社

管理本部

執行役員最高財務責任者 兼 財務経理部長

川畑 拓也 かわばた たくや

みずからの経験をベンチャーへ還元し、より良い社会を次世代へつなぐ
革命家タイプ
革命家タイプ

1983年4月8日生まれ(41歳)
東京都出身 ・ 神奈川県在住
東京大学 経済学部 経済学科 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

人生の目的はストレスなく楽しく生きることですが、これからの生き方・働き方としては、これまでの自身の経験を、IPOを目指す会社や事業拡大を図るベンチャー企業に還元していくことで、少しでも日本が、そして我々の次の世代が元気になればいいなと思っております。グロービスでの講師業も、社会人の会計の知識を高め、一人一人が経営者の視点で日々の業務・課題に取り組めば、会社をより成長させ、かつ、より自信をもって仕事に取り組めるのではないかと思って継続しております。
公認会計士という資格は、監査法人時代は何も意識しておりませんでしたが、外に出てみるとその信用力が想像以上に高く、年長の社長であっても相談をしてくれたり、意見に耳を貸してくれたりしますし、会計の知識は社内ではもちろん、機関投資家など対外的な対話でも非常に役に立ちます。表現は正しくないかもしれませんが、とても使い勝手のいい資格であり、今まさにその恩恵に感謝しております。この点は他の組織内会計士の方も感じているようで、他の組織内会計士の方と話していると、誰もが監査法人時代より生き生きとやりがいを持って働いているように思えます。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

近い将来の夢は今の会社のビジネスをスケールさせることです。不動産というドメスティックでIT化が遅れている業界に、クラウドファンディングという新しい手段で新しいマーケットの創出を試みております。具体的には、今までは不動産会社と金融機関が不動産投資市場のメインプレイヤーであり、個人はアパートやワンルームマンションを買ったり、REITを買ったりしかできませんでしたが、クラウドファンディングを取り入れることで個人のマネーが不動産投資市場に流入しやすくなり、また不動産投資の旨味を得ることができるという仕組みを構築しています。誰も取り組んでいなかった領域ですので、上手く行かないこともあるかとは思いますが、会社が目指す方向は間違っていないと確信しておりますので、力を注いでいきたいと思います。お時間があればクラウドファンディング商品のサイトもご覧ください(https://www.ownersbook.jp/)。(某監査法人において、監査法人に勤務される方の当社商品への投資は、株式投資等と違って独立性に違反しないことは以前確認しております。)
また、並行して前述のとおり、IPOを目指す会社やベンチャー企業を支援したいと思っております。
それから先のことはまだ自分でもわかりません。10年前はIFRSの専門家で食っていこうと思っておりましたが、今はIFRSからは程遠いです。5年前は海外駐在しようと思ってメガバンクを担当しておりましたが、今は事業会社です。ただ、どの経験も無駄だとは思っておらず、今の自分を形作っていると思います。Connecting Dotsが信条です。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

キャリアを模索する会計士の方はご連絡ください。ベンチャーや上場間もない会社から会計士の求人相談もよくあります。監査法人にいると気づかないですが我々会計士の知識は、会社にとって非常に大事です。そういった会社で働くことの難しさや楽しさ、今後のキャリアへの活かし方など幅広くご相談に乗れると思います。一方、監査法人が向いている方も多いです。監査法人は資本市場のインフラとして非常に重要な役割を担っているので、そういう方は今後も資本市場の番人として活躍して頂きたいと思います。
会計士受験生は、今一度自分がどんなキャリアを志向するのか自身と向き合ってください。資格があれば安泰、くらいでしたら今の時代もうそんなことはないと思います。今の今だったらエンジニアになったほうがいいかもしれません。会計士にならなくても会計もある程度わかるエンジニアはかなり強いでしょう。そのあたりも相談に乗ります。
1時間自分の時間を割くだけで変わることもあると思います。上記の相談以外でも、そういう時間の使い方ができるようになるとビジネスマンとして強くなれると思います。
皆様の今後の一層の活躍をお祈りいたしております。

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