三上光徳(みかみみつのり) | ページ 3 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

三上&アソシエイツ株式会社

代表取締役

三上 光徳 みかみ みつのり

魅力ある働き方を選んだ独立士業の方を応援したい。独立士業のための集客コンサルティング事業を展開
自由人タイプ
自由人タイプ

1980年5月15日生まれ(44歳)
岩手県出身 ・ 東京都在住
東京工業大学 理学部物理学科 卒業

7人生の目的と公認会計士という資格

これを書いている今現在、私は37歳です。20代の頃にはなかった感覚なのですが、こんな私でも何かの役に立ちたいと思うようになりました。そして、この年になると少なからず自分なりの武器も持っているなと感じます。その武器の源泉は、私にとってはやはり公認会計士という資格です。

昨今、AIの登場で公認会計士に限らず税理士も弁護士もそうですが、士業の仕事がなくなるというようなことが盛んに言われるようになりました。このような話は、ネガティブな方向で語られることが多いですが、私は逆にすごいチャンスだと思っています。確かに、従来通りの仕事を続けようと思ったらそれは難しいのでしょう。しかし、AI技術に限らず環境が変化するのはいつの時代だってそうです。この環境変化をポジティブに捉えると、士業が今まで行っていた仕事のうち、作業的な仕事、付加価値を生み出していないような仕事はAIに置き換わってしまうので、より高度な、顧客にとって付加価値の高い業務に集中することができるということだと思います。

そして、士業が皆、より付加価値の高い仕事に集中することができるようになれば、それは間違いなく日本経済にとってもプラスの方向に左右するでしょう。
私は、公認会計士としての経験と、マーケティングの実践経験を武器に、そこに少しでも貢献できればと思っています。

8これから成し遂げたい事、将来の夢

独立起業をすることの一番のメリットは、自分の将来、自分の未来を自由に描けることではないかと思います。例えば、自社の売上も自分の収入も、その目標値にキャップをかける人は誰一人としていません。いるとすれば、自分自身くらいでしょう。

私は、上の「人生の目的と公認会計士の仕事」で書いたような目的をもって活動しています。そのため、成し遂げたい事、将来の夢といえば、士業の付加価値向上のためのインフラのひとつを自分が担えるようになれればと思っています。言い方を変えると、士業のマインドセットの変化を生じさせるきっかけに、自分がなれたらいいなと思っています。
その結果、士業が生み出す付加価値の枠が広がり、士業の存在価値が高まり、士業が子供たちの憧れの職業のひとつになれたらサイコーかなと。

実は以前、20歳前後の若者に「士業」に関するインタビュー調査をしたことがあります。そのときに、その知名度の低さ、仕事に対する理解の低さに愕然としたことがあります。ドラマの影響などもあり弁護士に対するイメージはあるようでしたが、会計士をはじめとする他士業は、ほぼ知られていないも同然でした。この状況を変えることはひとつの使命かなと感じています。

9キャリアを模索する会計士、会計士受験生へのアドバイス

とにかく、ひとつ具体的なアクションを外部に対して起こしてみることが超重要だと思います。外部と言うのは、とにかく自分が感じる外側でいいと思います。公認会計士であれば、公認会計士以外の人と関わってみる。大手監査法人に勤務しているのであれば、監査法人以外の人と関わってみる。どこかに勤務している立場の人であれば、独立している人と関わってみるなど。

また、関わるといっても大げさなことではなく、ちょっと食事に行ってみる、交流会に行ってみる、セミナーに行ってみるといった程度でも十分です。そうすると、異なる常識に触れることができます。当たり前だと思っていることが当たり前ではないと知ることができます。その経験がすごく生きると思います。その結果、独立しようと思うかもしれませんし、転職しようと思うかもしれませんし、現在の職場の価値に気付くのかもしれません。どのような道を選ぶのも決して間違いではありません。ですが、外部に対して目線を向けて、少しでもいいからアクションをして何かを感じた上で、その判断をすることをお勧めします。

余計な理屈は抜きにフットワーク軽く動いてみてはいかがでしょうか。

1 2 3

性格診断テストをやってみよう性格診断テストをやってみよう

会計⼠の履歴書とは
世代、職場、地域などのさまざまな垣根を超えて、
会計士が気軽に立ち寄ってコミュニケーションしたり情報収集できる場を目指しています。
また、当サイトをきっかけに会計士に興味を持ってもらえると幸いです。

会計⼠現役会計⼠・会計⼠

会計士の方はこちら
More
『会計士の履歴書』に掲載している“会計士”は、“日本の公認会計士試験(旧2次試験)に合格している人”を対象としています。そのため、修了考査(旧3次試験)の合否や日本公認会計士協会への 正会員 又は準会員(会計士補)の登録有無とは関係なく掲載しています。